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分岐点ばかりの人生だから SEBASTIAN X インタビュー

分岐点ばかりの人生だから SEBASTIAN X インタビュー

インタビュー・テキスト
タナカヒロシ
撮影:柏井万作
2011/01/26

昨年は各地の注目イベントを総ナメにする勢いでライブを重ね、8月にリリースしたアルバム『僕らのファンタジー』も軒並み好評を博したSEBASTIAN X。将来を嘱望されるバンドとして、今年はさらなる注目を集めるであろう彼らだが、結成3年、23歳にして大きな期待を背負ったことは、年相応とも言える苦悩ももたらした。1月26日に配信限定でリリースされるシングル『光のたてがみ』は、人生の分岐点における不安をまるごと希望に変えてしまうような、SEBASTIAN Xらしいエネルギッシュな歌だが、そこに至るまでには一筋縄でないストーリーがあった。「他人の意見を聞くばっかりで、自分の意見を聞くのを忘れていた」という時期を経験したばかりの彼ら(ベースの飯田は諸事情により欠席)に、現在進行形の心境を語ってもらった。

(インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 撮影:柏井万作)

全部机上の空論だし、現在進行形で変わってることだし。

―1月26日に『光のたてがみ』が配信限定シングルとしてリリースされますけど、なんでまた配信で出すことになったんですか?

永原:これは私が言い出したんですけど、音楽をやっていく上で、配信がどうのとか、CDが売れないですねとか、やっぱりライブがとか、たくさんお話を聞く機会があって。でも、みんな言うことが違うんですよ。それで、うーん……って思ったんですけど、全部机上の空論だし、現在進行形で変わってることだし、お客さんに曲を届ける方法がいくつかあるのであれば、試してみたいなと思って。

分岐点ばかりの人生だから SEBASTIAN X インタビュー
左:工藤歩里、右:永原真夏

―とりあえずやってみようと?

永原:はい。私は基本的に配信で曲は買わなくて、CD屋さんで買うことのほうが多いんですよ。むしろ最近はレコードで欲しいなと思ってるくらいで。でも、どのフォーマットでも必ず良いところと悪いところがあるじゃないですか。しかもその良い悪いは人によって絶対に違うから。その代わり、配信でやれることは全部やりたいなと思って。

―今回は「動くアートワーク」仕様なんですよね?

永原:そう。紙に印刷しちゃうとジャケットは動かないけど、画面上だったら動かせるじゃん! と思って、動くアートワークを作ったんです。あと、ホームページに簡単なダウンロード講座を作ろうとか。配信限定だからって、ただのニュースとして流れてしまわないように、素敵な要素をたくさんつけようと思ってます。

―配信だからこそですね。

永原:しかも今回、曲のテーマも「目に見えないもの」について歌っているんです。だからちょうどいいんじゃないかなと思って。そもそも音楽は目に見えないものだし、CDとかモノになった歴史のほうが短いじゃないですか。目に見えるほうが安心するのもわかるし、お金を払うんだったら目に見えるものが欲しいのは私も一緒なんだけど、もっと違う時代に生まれていたら、「一回録音したやつを買うなんておかしくない!?」ってなるかもしれない。ただ、配信なら違う国の人も簡単に入手できたり、いいところも絶対あるから、やってみようと思いました。

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イベント情報

『光のたてがみ』リリース記念SEBASTIAN Xワンマンライブ
『スタールビーの唇よ歌え!』

2011年2月25日(金)OPEN 19:00 / START 20:00
会場:東京都 下北沢 GARDEN

出演:SEBASTIAN X

料金:前売2,500円 当日2,800円(共にドリンク別)

SEBASTIAN X 2月-3月で全国ツアー『光のたてがみ』ツアー開催!
詳しくはオフィシャルウェブサイトまで
SEBASTIAN X

リリース情報

SEBASTIAN X<br>
『光のたてがみ』
SEBASTIAN X
『光のたてがみ』

2011年1月26日から配信限定発売
価格:
PC配信200円
モバイル配信 着うた105円 着うたフル210円 RBT105円

1. 光のたてがみ

プロフィール

SEBASTIAN X

08年2月結成の男女4人組。08年8月に完全自主制作盤『LIFE VS LIFE』リリース。その後、09年11月6日に初の全国流通盤となる『ワンダフル・ワールド』をリリース。新世代的な独特の切り口と文学性が魅力のVo.永原真夏の歌詞と、ギターレスとは思えないどこか懐かしいけど新しい楽曲の世界観が話題に。そして、10年8月に2nd Mini Album『僕らのファンタジー』をリリース。

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