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SAN CISCO × Czecho No Republic 日豪バンド対談

SAN CISCO × Czecho No Republic 日豪バンド対談

インタビュー・テキスト
金子厚武
撮影:柏井万作

オーストラリアのインディーシーンで話題を集める注目の4人組SAN CISCOが3月に初来日、TSUTAYA O-nestにて2日間のライブを行った。今回の来日公演は、クラウドファンディング型のアーティスト支援サイト「Alive」の企画によって、「ファン投票=チケット予約」が一定数以上に達したために実現したもの。特にSAN CISCOは、同時期に掲載されたアーティストの中でも一番早く目標数を達成し、初日の公演はソールドアウトも記録するなど、洋楽不況と言われてひさしい昨今にあっても、ファンはSNSなどを通じて海外のバンドを熱心に追いかけていることを証明する、嬉しい出来事となった。

そこで今回は、初日にサポートアクトを務めたCzecho No Republicとの対談を企画。SAN CISCOからボーカル / ギターのジョーディ・デイヴィーソンとドラム / ボーカルのスカーレット・スティーヴンズ、Czecho No Republicからはボーカル / ベースの武井優心、ギターの八木類、キーボードのタカハシマイの5人が参加して、ライブ翌日に話をしてもらった。共にVAMPIRE WEEKENDをはじめとしたアメリカのインディーバンドを影響源とするだけでなく、それぞれスカーレットとタカハシという紅一点を擁し、ファッショナブルでもあるバンド同士。特に、スカーレットとタカハシはすっかり意気投合して、後日一緒に古着屋巡りもしたそうですよ。

ステージにSAN CISCOが出てきたら、「キャー!」って感じですごく熱狂的な人たちが多かったですよね。それもネットを通じてバンドを追いかけてたからこそかもしれない。(タカハシ)

―昨日の日本での初ライブの感想から教えてください。

スカーレット:日本のお客さんの前で演奏するのは初めてだったけど、みんなすごく楽しそうにしてくれて、とってもよかった。

ジョーディ:前の方のお客さんに向かって微笑んでなかった?

スカーレット:最前列にいた女の子たちがエアードラムみたいなことをしてたから、自然と笑みがこぼれちゃったの(笑)。

SAN CISCOライブ@TSUTAYA O-nest
SAN CISCOライブ@TSUTAYA O-nest

―スカーレットは最後に最前列にいたお客さん一人ひとりと握手してましたよね。みんなすごく嬉しそうにしてました。

八木:みんな「スカーレットと握手した!」ってツイートしてましたよ。

スカーレット:外で出待ちをしてくれてたファンと写真を撮ったりもしたけど、日本のファンってすごく礼儀正しいの。

ジョーディ:オーストラリアだと「パニッシャー」って呼ばれるような、ずっとついてきちゃうファンがいたりするんだよね。ファンと触れ合うのは大事なことだし、一緒に写真を撮ったりするのは好きだけど、やっぱり限度があって、その点日本のファンはすごくよかったよ。


スカーレット:日本はInstagramよりTwitterが流行ってるの?

八木:だと思います。

スカーレット:一緒に写真を撮って、「Instagramにアップしてね」って言ったら、みんな「Twitterしかやってないの」って。

―オーストラリアではInstagramの方がポピュラーなんですか?

スカーレット:写真をアップするのはInstagramかな。

ジョーディ:Twitterを使ってる人はあんまり知らない。

左から:ジョーディ、スカーレット
左から:ジョーディ、スカーレット

―そうなんだ。でも、それこそ今回のSAN CISCOの来日は「Alive」のファン投票で決まったわけだし、今やSNSをはじめとしたウェブサービスはバンド活動と切り離せないものになってると言えますよね。

スカーレット:今回みたいにファン投票でツアーが決まるのは初めてで、これまでは自分たちでブッキングして、「お客さん来てくれるかな?」って祈るしかなかったけど、今回はお客さんがある程度来てくれる保証もあってすごく安心だったし、単純にたくさんの人が私たちのライブを見たいと思ってくれたのが、すごく嬉しかったです。

―SNSは普段から活用してますか?

スカーレット:写真をアップしたりニュースを出したりはしてるけど、「フォローして」とか「レスして」っていうファンからのメッセージ全てに応えるのは大変だから、どこかで線引きをしないといけないっていうのはあるかな。

タカハシ:確かにそこは難しいですけど、でも「いつも聴いてます」って言われるとやっぱり嬉しいし、何か反応があると、元気をもらえますよね。

タカハシマイ
タカハシマイ

スカーレット:そうそう。だから「今から30分は何でも答えるよ!」みたいに、時間を区切ってファンと交流したりもしてます。

―昔はアーティストと直接交流なんてできなかったわけで、ファンにとって嬉しいのはもちろん、それがアーティストにとっても活力になるわけだから、お互いにとってプラスの面は大きいですよね。

武井:うん、すごくいい時代ですよね。

タカハシ:昨日もステージにSAN CISCOが出てきたら、「キャー!」って感じですごく熱狂的な人たちが多かったですよね。それもネットを通じてバンドを追いかけてたからこそかもしれない。

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リリース情報

SAN CISCO<br>
『San Cisco』日本盤(CD)
SAN CISCO
『San Cisco』日本盤(CD)

2014年3月5日(水)発売
価格:2,376円(税込)
SICP-4073

1. ビーチ
2. フレッド・アステア
3. オークワード
4. ハンター
5. ワイルド・シングス
6. ノー・フレンズ
7. ライアル
8. メタファーズ
9. ミッション・フェイルド
10. ステラ
11. ロケット・シップ
12. ネパール
13. アウトロ
14. ジョンズ・ソング(ボーナストラック)
15. トースト(ボーナストラック)
16. ガールズ・ドゥー・クライ(ボーナストラック)
17. ゲット・ラッキー (Live at Triple J)(ボーナストラック)

Czecho No Republic<br>
『NEVERLAND』(CD)
Czecho No Republic
『NEVERLAND』(CD)

2013年10月30日(水)発売
価格:3,024円(税込)
COCP-38214

1. ネバーランド
2. MUSIC
3. Call Her
4. レインボー
5. Don't Cry, Forest Boy
6. 1人のワルツ
7. トリッパー
8. 絵本の庭
9. 幽霊船
10. ダイナソー
11. 国境
12. ショートバケーション
13. エターナル

CINRA.STOREで取扱中の商品

Czecho No Republic<br>
『Czecho No Republic LOGO マグカップ』
Czecho No Republic
『Czecho No Republic LOGO マグカップ』

価格:1,944円(税込)
メジャー初アルバムを記念したオリジナルマグ

CINRA.STOREで取扱中の商品

Czecho No Republic<br>
『Czecho No Republic』[iPhone5ケース]
Czecho No Republic
『Czecho No Republic』[iPhone5ケース]

価格:3,024円(税込)
マットな手描き感がかわいい!

プロフィール

SAN CISCO(さんしすこ)

平均年齢19歳、ジョーディ、スカーレット、ニック、ジョシュの4人により2009年にオーストラリアで結成されたガレージ・バンド。ヴァンパイア・ウィークエンドやストロークスを彷彿とさせる軽やかなガレージ・ロックと、ドリーミー・ポップを兼ね合わせたサウンドで、一気にシーンの注目を集め、2011年には早くもオーストラリアの音楽賞「Triple J Unearthed」の年間バンド大賞にノミネートされる。アメリカのSXSWやロラパルーザなどの大型フェスにも早くも出演し、8月にはUKでレディング/リーズ・フェスティバルなどの出演も果たした。2014年3月5日には初フル・アルバムとなる『サン・シスコ』を日本でもリリースした。

Czecho No Republic(ちぇこ のー りぱぶりっく)

武井優心(Vo,Ba)、山崎正太郎(Dr)の2人を中心に2010年3月結成。「チェコ」という語感の響きの良さ、志向する音楽の方向性などからCzecho No Republic(チェコ・ノー・リパブリック)とバンド名を命名。2011年2月に八木類(Gt,Cho,Syn)が加入。端正なルックスと唯一無二のドリーミー&キャッチーな音楽性により、2012年は大型フェス出演や『第4回CDショップ大賞』の受賞など各方面から注目を集める。2013年モデルとしても活動するタカハシマイ(Cho,Syn,Gt,Per)、砂川一黄(Gt)が正式加入。10月に5人組として新しい生命を吹き込んだメジャーデビューアルバム『NEVERLAND』をリリース。

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