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ぼくりりを輩出したCONNECTONEが実践する新たなメジャー戦略

ぼくりりを輩出したCONNECTONEが実践する新たなメジャー戦略

CONNECTONE
インタビュー・テキスト
金子厚武
撮影:豊島望 編集:矢島由佳子

究極の目標は、音楽のキディランドを東京に作ることなんです。

―最後に、2016年のCONNECTONEについて訊かせてください。まずは5月に初のレーベルイベント『CONNECTONE NIGHT VOL.1』が開催されますね。

高木:大きな会社の中のレーベルって、あんまり色がないんですよね。全員がプチ百貨店をやっている感じに抵抗感があります。例えば、総合家電メーカーだったら、テレビ、冷蔵庫、オーディオといくつかの部門がはっきり分かれているわけで、メジャーのレコード会社もそうなった方が、ビジネスとしても効率がいいと思うんですよ。そういう意味でも、他のレーベルとの差別化、外に対する打ち出し方というのは、こだわった方がいいんじゃないかと思いますね。自分にとっての差別化は、ジャンルではなく、ビジネスモデルとして先鞭をつけたいということです。レーベル初のイベント『CONNECTONE NIGHT』では、ウチのアーティストのライブを通して、皆さんと音楽でつながっていきたいということを強くアピールしていきたいです。

―新人に関しては、今後も数を増やしていくお考えでしょうか?

高木:今オーディションをやってるんですけど、相当本気度の高いアーティストが集まってきています。年に最低2組は新人アーティストを増やそうと言っているんですけど、新陳代謝ではなく、あくまで数を増やしたいと思っていて。メジャーだと2、3年で契約終了ということも多いですけど、CONNECTONEでは、アーティストが長く活動していけるようにしたいと思っています。レーベルのコンセプトの一つとして、「飛距離よりも打率」ということを掲げていて、1人のアーティストに一発のホームランを打ってもらうことを狙うのではなく、全員が出塁できるような打率のいいチームを目指したい。そうやって、レーベル全体として前進し続けることが大事だと思っています。いつまでもニッチな小レーベルでいるつもりはないですからね。

高木亮

―将来的に何か計画していることはありますか?

高木:個人的な究極の目標は、音楽のキディランドを東京に作ることなんです。「ここに行けば、日本の音楽のすべてが完結する」というような、ライブハウス、レコードショップ、楽器屋、バー、スタジオなどが全部ある、音楽のホットスポットを作りたい。まあ、これはホントに何十億という話なので、もちろんそう簡単に実現できる話ではないですけど、そこは諦めずに、いろんな人と話をしていこうと思います。

―渋谷のタワーレコードがただCDを売るだけじゃなく、いろいろな体験を提供する場に変わっていったように、レコード会社がそういった「場」を提供するということも、今後重要になってくるように思います。でも、なんで「キディランド」なんですか?(笑)

高木:やっぱり楽しさがないと、人は集まらないじゃないですか? 音楽好きが上京したら必ずここに行くみたいな、そういう楽しい場が作れればなって思うんですよね。自分がワクワクしていないと、人をワクワクさせられないと思うので、そういう想いは大切にしていきたいです。

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イベント情報

『CONNECTONE NIGHT Vol.1』

2016年5月6日(金)OPEN 17:00 / START 17:45
会場:東京都 渋谷CLUB QUATTRO
出演:
Awesome City Club
RHYMESTER
SANABAGUN.
ぼくのりりっくのぼうよみ
and more
料金:3,000円(ドリンク別)

プロフィール

高木亮(たかぎ りょう)

早稲田大学商学部を卒業後、1985年に東芝イーエムアイ音楽出版株式会社に入社し、洋楽曲の獲得及びプロモーションに関わる。1993年、東芝イーエムアイ株式会社に入社、洋楽ディレクターとして、ローリング・ストーンズやスマッシング・パンプキンズなど、数多くの海外アーティストを手掛ける。2004年、同社の邦楽部門に異動。執行役員として、邦楽レーベル・ヘッド、社内アーティスト・マネージメント社長、新人開発部門等を兼務。2010年から、レコード会社としては初のロック・フェスとして話題を集めた「EMI ROCKS」を主宰、日本を代表するロック・レーベルとしてのブランドを確立。2014年、ビクターエンタテインメントに入社。現在に至る。

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