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「ぷよぷよ」の開発者・米光一成のスマホゲーム進化論

「ぷよぷよ」の開発者・米光一成のスマホゲーム進化論

Galaxy S7 edge
インタビュー・テキスト
阿部美香
撮影:豊島望 編集:野村由芽

僕はゲームの楽しみというのはゲームの外にもあると思っていて、コミュニティー感覚というのはまさにその一つですね。

―今回はそんな米光さんに、最新のスマホゲームをゲームプレイに特化した機能を有する「Galaxy S7 edge」で遊んでいただいて、その進化をプロの目で評価していただこうと思いました。

まずは、『ぷよぷよ!!クエスト』。ちなみに、元となる『ぷよぷよ』は米光さんが作られたものですよね。それが1991年のことですから、25年以上遊ばれ続けていることになります。

米光:そうですね。でも、最初の『ぷよぷよ』を作ったとき、かなりゲーム好きだったおふくろにプレイしてもらったら、面白くないって言われたんです。連鎖を組むのが難しいから、もっとわかりやすい『テトリス』みたいなゲームを作んなさいよと文句を言われて(笑)。

米光一成

―たしかに、キャリアの差やアクションの腕の差が如実に表れるゲームでしたよね。だから上手くなりたくてハマるわけですけど。

米光:当時、ネットにゲームが繫がっていれば、すぐルールの追加や変更もできたんでしょうけど、そうもいかず(苦笑)。ただ、難しいゲームなのに、マックスの19連鎖まで組むプレイヤーが登場したりしたのは、想定外でした。

―その反応は予想していなかったんですね。

米光:はい。現在の『ぷよぷよ!!クエスト』は別の方が開発されていますが、『ぷよぷよ』をスマホで遊ぶことを意識しながら、他の人気スマホゲームを参考に、上手にアレンジしているなと思いました。プレイヤーキャラクターをカードに見立てて、合体して強化したり、キャラクターを非同期で貸し借りするという、スマホならではの要素も採り入れられていますし。

米光さんいわく「下半分はパズルのフィールド、上半分には敵が見えて、それを倒して進んでいくという作り込みもよくできている」とのこと / 『ぷよぷよ!!クエスト』©SEGA
米光さんいわく「下半分はパズルのフィールド、上半分には敵が見えて、それを倒して進んでいくという作り込みもよくできている」とのこと / 『ぷよぷよ!!クエスト』©SEGA(公式サイトを見る

―ソーシャル要素を取り入れることで、同じゲームを遊んでいる人同士の共有感が生まれますね。

米光:今のスマホゲームでは当たり前になっていますが、同じゲームを遊んでいる人が周りにもいると、そこにコミュニティーが生まれます。僕はゲームの楽しみというのはゲームの外にもあると思っていて、コミュニティー感覚というのはまさにその一つですね。

スマホによって、いつでもどこでもゲームがプレイできるようになったというのもありますが、そのコミュニティー感覚が長時間のゲームプレイを可能にしているとも言える。

―ただ、長時間遊びたいとはいえ、一方でスマホにはクリアしなければならない課題がありますよね……。

米光:そう、やっぱりバッテリーの減りは一番気になるところですよね。特に位置情報ゲームは減りが速いのですが、今回「Galaxy S7 edge」で長時間プレイをしてみたら、今まで使っていたスマホの2倍くらいは持つ感覚でした。

―「Galaxy S7 edge」は、3600mAhもの大容量バッテリーを積んでいるんですよ。

米光:最近のスマホゲームは、先ほども言ったようにグラフィックが非常にリッチだから、それもまたバッテリーを食う要因なんです。だから僕のように四六時中遊びたい人ほど、大容量バッテリーはありがたいです。

―バッテリーが残り少なくなったときにも、ゲーム中にバッテリーを節約できるモードも搭載しているから、安心ですね。

3600mAh大容量バッテリーを搭載し、急速充電も可能な「Galaxy S7 edge」
3600mAh大容量バッテリーを搭載し、急速充電も可能な「Galaxy S7 edge」

開発者が遊びやすく作れば作るほど、プレイヤーはその心地よさに気づかないもの。

―グラフィックがリッチという意味では、豪華で緻密なビジュアルとスピーディーな動きを実現したアクションRPGの『HIT』は、それこそ家庭用ゲーム機で遊んでいるような感覚になりますね。

簡単なタッチ操作で、プレイヤーキャラクターが自在に動きまわり、派手な攻撃で敵を倒す。これこそ、スマホのグラフィック処理能力の進化なしには、できないゲームです。

『HIT』バトルシーン
『HIT』バトルシーン(公式サイトを見る

米光:まず3Dグラフィックでこんなにワラワラと敵が出てきて、キャラクターも素早く動いているのに、いわゆる「処理落ち」(コンピューター性能の限界を超えた処理要求に対して、通常より表示速度が遅くなりカクカク動く現象)をまったくしないのには驚きますよね。それは、「Galaxy S7 edge」のスペックの高さがあってのことかなと。

―「Galaxy S7 edge」は、ゲームをさらに高速に動かせる次世代グラフィックエンジンAPI「Vulkan」を、初めて標準でサポートしているスマホなんです。『HIT』のように「Vulkan」対応のゲームアプリであれば、さらに快適にサクサクプレイできます。CPUも前モデルの「Galaxy S6 edge」と比べて、約30%高速化していますし。

米光:アクション系のゲームは軽快に動かせることが重要なので、この機種ととても相性がいい。ただ、快適に動くからこそのスピード感や臨場感、心地よさは、他の端末と比較したりしないとなかなか気づかない。だから、僕らゲーム製作者というのは、寂しい職業なんですよ。遊びやすくすればするほど、プレイヤーはその心地よさを当然だと思っちゃう。これだけ表示が込み入っているのに「処理落ち」しないって、実はすごいことなんですよ……!

ゲームに限らず、娯楽には「没入感」が必要不可欠。

―もう1作プレイしていただいた『GUNTAI』も、スマホならではのゲームです。まず1羽の鳥が現れ、プレイヤーはスマホを上下左右に傾けて障害物を避けながら、周囲の鳥たちに近づくことで仲間にする。最大500匹からなる鳥の群れを率いて、より遠くまで到達する新感覚のアクションです。個性的ですね。

米光:鳥の群れの動きをリアルに体験できるのが、めちゃめちゃ気持ちいいゲームなんですよ。ビジュアルもキレイだし、経験したことのない喜びがあり、操作すること自体の気持ちよさがある。ただ……難しい! 制限時間もあるから、けっこうガチゲーなんですよね。イージーモードも欲しい。

中村勇吾が率いるデザインスタジオ「tha ltd.」が初めてリリースしたゲーム『GUNTAI』。空の色が変わる演出も美しい
中村勇吾が率いるデザインスタジオ「tha ltd.」が初めてリリースしたゲーム『GUNTAI』。空の色が変わる演出も美しい

米光:こういうアクションゲームって、作りながらテストプレイをするうちに、どんどん上手くなっちゃうから、そこは少し気をつけたほうがいいんです。でも『GUNTAI』は「ミッションをクリアする」という意味を重視するというよりも、不思議な体験に没入できるという別の新しい体感をもたらしてくれるというか、今話題のバーチャルリアリティ(VR)にも向いてそうですよね。

多様な障害物が行く手を阻む
多様な障害物が行く手を阻む(公式サイトを見る

―「Galaxy Gear VR」というゴーグル型ヘッドマウントディスプレイも発売されていて、それに「Galaxy S7 edge」を装着するとコードレスで高精彩なVR体験が手軽にできますよ。

米光:あるんだ。至れり尽くせりですね(笑)。

―「Galaxy Gear VR」はレンズを大きくして視野角を広げたり、映像のドット感を減らす工夫がなされたりしているので、より映像に没入できるようになっています。

米光:ゲームに限らず、没入感は娯楽には必要不可欠ですもんね。その意味で、この「Galaxy S7 edge」というスマホで目を惹くのは、画面の長辺に枠がないことだと思うんです。

―ディスプレイの両端がカーブしたデュアルエッジスクリーンのデザインですね。

ディスプレイの両端がカーブしたデュアルエッジスクリーンを実現。有機ELディスプレイ搭載で画面も鮮やか
ディスプレイの両端がカーブしたデュアルエッジスクリーンを実現。有機ELディスプレイ搭載で画面も鮮やか

米光:今のゲームはネットと常時接続されていて、そもそも外と繋がっている感覚がありますが、「Galaxy S7 edge」を使うと、ディスプレイの中の世界が外界とシームレスに接続している感覚がより強まりますよね。またディスプレイが綺麗だから、ゲーム映像にも没頭できます。デジタルエンターテイメント端末として、非常に魅力的ですね。

―あと、ゲームに特化した機能として、インストールしたゲームアプリを自動的にまとめ、バッテリー節約や通知機能制限を管理したり、ゲームプレイを録画してくれる「ゲームランチャー」機能も搭載されています。

ゲームランチャー
ゲームランチャー

米光:「ゲームランチャー」で、一括管理できる機能はいいですね。細かいところですが、通知機能を一括制限できるのは、とても便利。ゲームのプレイ動画をスマホで撮影して、すぐ投稿もできるのも楽しいし。

個人的な要望としては今後、ゲームプレイの傾向を自動的に分析して、僕におすすめのゲームを教えてくれる機能がついたらもっといい。もうアプリの種類が多すぎて、選びきれないんですよ。嗜好の似た人のおすすめランキングが表示されるのもいいですね。昨今のテクノロジーをもってすれば、きっとできるはずです(笑)。

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製品情報

Galaxy S7 edge
Galaxy S7 edge

発売中
価格:オープン価格

プロフィール

米光一成(よねみつ かずなり)

ゲームデザイナー、ライター。「ぷよぷよ」「バロック」「トレジャーハンターG」「想像と言葉」などを手がける。電書カプセル・電書フリマ監督、「宣伝会議:編集ライター講座」講師、『文化庁メディア芸術祭』審査委員。NHKラジオ『すっぴん』の書籍のコーナー、NHKラジオ『ひらめけゲーム「想像と言葉」』などに出演。

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