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chayが今だからこそ打ち明ける、ヒット曲直後の悩みとその突破口

chayが今だからこそ打ち明ける、ヒット曲直後の悩みとその突破口

chay『chayTEA』
インタビュー・テキスト
麦倉正樹
撮影:中村ナリコ 編集:山元翔一、飯嶋藍子
2017/06/19

女性シンガーソングライターから、華麗なるエンターテイナーへ。フジテレビ系番組『テラスハウス』に出演後、雑誌『CanCam』の専属モデルとして活躍する一方、月9ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』の主題歌“あなたに恋をしてみました”の大ヒットによって、ポップシーンのメインストリームに躍り出たchay。

その彼女が前作『ハートクチュール』以来、約2年ぶりとなるアルバム『chayTEA』を完成させた。ヒット曲以降の狂騒を全力で走り抜けた彼女は今、引き続き制作面でタッグを組むプロデューサー・多保孝一ともども、どんな思いのもとに音楽を鳴らしているのか。そして、彼女のさまざまな「恋愛ソング」の内側に秘められた、本当の思いとは。chay本人に話を聞いた。

とにかく、自分の曲を知ってもらうきっかけになったらと思い、『テラスハウス』に応募しました。

―約2年ぶりのアルバムになりますが、それこそ2年前、“あなたに恋をしてみました”(以下、“あな恋”)の大ヒットと、その後まもなくリリースされたアルバム『ハートクチュール』によって、chayさんをめぐる状況は、大きく変わったのではないですか?

chay:もう、経験したことがないくらい、忙しかったです(笑)。そのときは制作もしていて、それに加えてモデルをやらせていただいている『CanCam』の撮影もすごく多かったですし、“あな恋”でいろいろ音楽番組やバラエティーに出させていただきました。

いろいろなことが全部、集中した時期でした。体力的にもものすごくきつかったけど、当時は「やっと自分の音楽が聴いてもらえた」っていう嬉しさや喜びのほうが断然勝っていたので、もうガムシャラ過ぎてほぼ記憶がないくらいの感じで突っ走っていました(笑)。

chay
chay

―そこに至るまでは、結構苦労もされていたとか?

chay:そうですね。私は2013年に“はじめての気持ち”という曲でデビューしたんですけど、そのシングルがあまり思うようにいかなくて、それから1年以上作品をリリースできませんでした。デビューしたのに、自分のことが全然知られていないっていう現実に、すごく焦りを感じていました。

それで、どうしたらいいのか自分なりに考えて、とにかく、自分の曲を知ってもらうきっかけになったらと思い、『テラスハウス』に応募しました。実際、私のことを知ってもらうきっかけになったとは思いますが、その後どうやって活動していくか、考えられませんでした。

chay

―なるほど。『テラスハウス』の出演は、2013年10月から翌年3月まででしたが、そこから先の活動が、また難しかったと。

chay:そう。『テラスハウス』がきっかけで、『CanCam』からモデルのお声掛けをいただいたんですけど、自分としてはすごい予想外だったんです。もともと目指していたところではなかったし、それによって音楽が生半可な感じに見えちゃったらどうしようって心配でした。

ただ、今の時代って、音楽番組も少なくなって、音楽を聴くことが当たり前じゃなく、むしろ機会が限られている状況になっていると感じていて、そういうなかで、自分の曲を聴いてもらうためには入口がいくつあってもいいなと思って、モデルのお仕事も前向きにやるようになったんです。

―プロデューサーの多保孝一さんと一緒に制作をするようになったのも、chayさんにとって大きかったのでは?

chay:ものすごく大きかったです。高校生のときからSuperflyさんが大好きで、いつか多保さんに曲を書いてもらいたいって勝手に思っていたくらいなんです。

―なにがきっかけで多保さんと制作するようになったのですか?

chay:それまでは全部自分で書いていましたが、月9の主題歌が決まったときに、スタッフから誰かに楽曲提供してもらうアイデアが出て、私としても、いい刺激になるかもしれないと思いましたが、自分でも挑戦してみたいっていう思いもあったので、コンペにさせてもらいました。

―“あな恋”はコンペで決まった曲だったんですね。

chay:はい。私も含めていろんな作家さんたちに曲を出してもらって、誰が作ったか名前を伏せた形でスタッフが聴いて決めていくという。そのコンペに多保さんも参加して下さっていて、最後に残った2曲が私の曲と多保さんの曲でした。

―多保さんの曲を選んだ理由はなんだったんですか?

chay:多保さんの曲のなかに、新しいchayらしさを感じたんです。ちなみに、そのとき私が出した曲は、“恋はスペシャル”というタイトルで、前のアルバムに入っています。

chay『ハートクチュール』通常盤ジャケット
chay『ハートクチュール』通常盤ジャケット(Amazonで見る

―なるほど。“あな恋”は、多保さんがそれまでSuperflyでやっていたような曲と、全くテイストが違いますよね。

chay:そうなんですよ。実は多保さん自身も、ずっと歌謡曲メロディーをやりたいって思っていたらしく、ドラマのプロデューサーさんからも、ちょっとレトロな昭和の歌謡曲的なイメージというテーマがあったので、そこでまさに合致しました。

私自身も、ただ歌うだけの曲ではなくて、昔の歌謡曲のようにビジュアルも含めて「見せる」楽曲をやってみたいって、ずっと思っていたんです。だから本当に、いろんなものが、そこで一気に繋がった感じがします。

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リリース情報

chay『chayTEA』初回生産限定盤
chay
『chayTEA』初回生産限定盤(CD+DVD)

2017年6月14日(水)発売
価格:3,780円(税込)
WPZL-31310/1

[CD]
1. 恋のはじまりはいつも突然に
2. 真夏の惑星
3. それでしあわせ
4. 12月の雨
5. Be OK!
6. 恋はアバンチュール
7. 運命のアイラブユー
8. 好きで好きで好きすぎて
9. Kiss me
10. 笑顔のグラデーション
11. Don't Let Me Down
12. You
13. 結婚しようよ
14. あなたに恋をしてみました(Wedding ver.)
[DVD]
1. True Colors
2. 12月の雨
3. それでしあわせ
4. 笑えれば
5. 糸
6. Together
7. 好きで好きで好きすぎて

リリース情報

chay『chayTEA』通常盤
chay
『chayTEA』通常盤(CD)

2017年6月14日(水)発売
価格:3,240円(税込)
WPCL-12645

1. 恋のはじまりはいつも突然に
2. 真夏の惑星
3. それでしあわせ
4. 12月の雨
5. Be OK!
6. 恋はアバンチュール
7. 運命のアイラブユー
8. 好きで好きで好きすぎて
9. Kiss me
10. 笑顔のグラデーション
11. Don't Let Me Down
12. You
13. 結婚しようよ
14. あなたに恋をしてみました(Wedding ver.)

イベント情報

『chay Tour 2017“chayTEA”』

2017年8月1日(火)
会場:宮城県 仙台 Rensa

2017年8月4日(金)
会場:広島県 広島CLUB QUATTRO

2017年8月5日(土)
会場:福岡県 BEAT STATION

2017年8月9日(水)
会場:愛知県 名古屋CLUB QUATTRO

2017年8月10日(木)
会場:大阪府 BIGCAT

2017年8月19日(土)
会場:東京都 三軒茶屋 昭和女子大学人見記念講堂

プロフィール

chay
chay(ちゃい)

1990年10月23日生まれ。幼少の頃から歌手を目指し、小学生の頃からピアノで曲を作り始める。大学に入学すると同時にギターを始め、路上ライブなどを重ねて、本格的に音楽活動を開始。2012年10月、「ロッテガーナミルクチョコレート」CMソング『はじめての気持ち』でワーナーミュージック・ジャパンよりデビュー。2013年10月~2014年3月までフジテレビ系『テラスハウス』に出演し話題に。2014年1月、セカンドシングル『I am』、同年4月、パンテーンCMソング『Twinkle Days』をリリース。5月より『CanCam』専属モデルとしても活動開始。2015年2月にリリースされた“あなたに恋をしてみました”は、フジテレビ系月9ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』の主題歌となり、50万ダウンロードを突破。同年4月にはファーストアルバム『ハートクチュール』をリリース、初の全国ツアー『ハートクチュールツアー』を開催し全公演ソールドアウトを記録。2017年6月14日にニューアルバム『chayTEA』をリリースする。

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