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chayが今だからこそ打ち明ける、ヒット曲直後の悩みとその突破口

chayが今だからこそ打ち明ける、ヒット曲直後の悩みとその突破口

chay『chayTEA』
インタビュー・テキスト
麦倉正樹
撮影:中村ナリコ 編集:山元翔一、飯嶋藍子
2017/06/19

「ギター女子」って、すごくイメージが強い言葉だと思うけど、そういう枠に縛られず自由なスタイルでいたい。

―今のリアルな女の子の気持ちを歌詞で書きたいという意識は、前からずっとあるんですか?

chay:歌詞の書き方は、だいぶ変わったと思います。デビューした当時は、詩的にきれいな言葉で書くっていう思いがすごく強かったんですけど、そう思えば思うほど、当たり障りのない歌詞になってしまって、自分が本当に伝えたい真意が伝わらないんです。

あと、自分のかっこ悪い部分や嫌いな部分、あまり人に言いたくないことを、極力避けていましたが、それだと全然伝わらない……。どこか人間味がなくなってしまうんですよね。なので、最近は、むしろあまり人には言えないようなことをテーマにして歌詞を書くようになりました。

chay

―chayさんの歌詞は、恋の歌が多い印象がありますが、よくよく見ると必ずしもそうでない。特に今回のアルバムの歌詞は、「心から笑い合う」とか「本当の笑顔」といったものを歌っている曲が多いように思いました。

chay:確かにそうですね。心の底から笑い合える時間が、すごく大切だと思っていますし、聴いてくださった方に、楽しい気分になってほしいです。私がシンディ・ローパーとかユーミンさんを好きな理由も、まさにそこです。

そういった方々を見ていると不思議と笑顔になれるし、たとえ嫌なことがあっても、それを忘れさせてくれる。もちろん、歌詞やメロディーも好きだけど、とにかく楽しませてくれるエンターテイナーとしての姿に憧れます。

chay

―chayさんはリスナーやお客さんを楽しませるためにどういうことを意識していますか?

chay:ライブの瞬間だけは、みんなに日常を忘れてほしいという思いがあり、非日常的な衣装やセットでステージを作りたいです。私もギターを弾きながら歌うけど、「ギター女子」という枠に縛られず自由なスタイルでいたいです。

私自身この2年は、ただ今の自分を肯定してくれる曲にホント救われてきました。

―この2年、環境も心境にも動きがあったと思いますが、それを経て作られた今作『chayTEA』はどんな作品になっていますか?

chay:年齢や経験を重ねていくにつれて、音楽だけじゃなく、魅力的だと思うものも変わってきました。前作『ハートクチュール』は、24歳の私だからこそ作れた曲や歌詞で、“あな恋”もそうです。だから、今回のアルバムは、前作から2年経った26歳のchayの今が詰まったアルバムになったと思います。

chay『chayTEA』初回限定盤ジャケット
chay『chayTEA』初回限定盤ジャケット(Amazonで見る

―歌詞のことでもうひとつ言うなら、今回のアルバムの曲は、「肯定すること」がひとつテーマになっているように思いました。

chay:そうかもしれないです。私自身、この2年は、ただ今の自分を肯定してくれる曲にホント救われてきたんですよ。若いときって、肯定してくれるものよりも、喝を入れてくれるようなものに惹かれていた部分がありました。

でも、正論は自分がいちばんわかっていて、それがわかっていてもできない苦しみを、この2年間で学んで、そういうときに、たとえば2つの道が目の前にあって、どちらを選んだとしてもただ肯定してくれるような曲に、すごく救われました。

―具体的に、曲を挙げられますか?

chay:ケリ・ノーブルの“夢がかなうまで”(2005年)とか、SMAPの“君は君だよ”(1993年)とかですね。音楽って、人それぞれいろんな状況があると思うし、100人が100人とも同じ思いで聴いているわけではないですよね。でも、そういう人たち全員を包み込める曲を書きたいと思うようになりました。

「こういうことが良くて、こういうことが悪い」みたいなことは、今はあまり歌いたくなくて。やっぱり肯定したいのかな。今はそういう気分なのかもしれないです。

chay

―そんな楽曲が入ったアルバムに『chayTEA』と名付けた理由は?

chay:「チャイティー」って、甘いだけじゃなくて、いろんなスパイスが入っていて、ちょっとピリッとするお茶で、私の歌って、ラブソングのイメージがすごく強いと思うんですけど、今回のアルバムはまさに「チャイティー」のように、甘いだけじゃなくて、意外といろんなスパイスが効いているんです。

あと、私のアーティストネームが「チャイティー」に由来しているんですけど、悔いのない渾身の一枚ができあがったっていうのもあって、このタイトルにしました。

―なるほど。セルフタイトルのアルバムのような意味合いもあるというか、それぐらい自信作になったということですね。

chay:そうです。正真正銘、「これがchayです」って言えるようなアルバムが完成したと思っています。タイトルだけ見ると、ちょっとホンワカした、ゆったりソングが入っていると思われるかもしれないけど、実は全然そんなことないっていう(笑)。先入観なく、いろんな人に聴いていただけたら嬉しいです。

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リリース情報

chay『chayTEA』初回生産限定盤
chay
『chayTEA』初回生産限定盤(CD+DVD)

2017年6月14日(水)発売
価格:3,780円(税込)
WPZL-31310/1

[CD]
1. 恋のはじまりはいつも突然に
2. 真夏の惑星
3. それでしあわせ
4. 12月の雨
5. Be OK!
6. 恋はアバンチュール
7. 運命のアイラブユー
8. 好きで好きで好きすぎて
9. Kiss me
10. 笑顔のグラデーション
11. Don't Let Me Down
12. You
13. 結婚しようよ
14. あなたに恋をしてみました(Wedding ver.)
[DVD]
1. True Colors
2. 12月の雨
3. それでしあわせ
4. 笑えれば
5. 糸
6. Together
7. 好きで好きで好きすぎて

リリース情報

chay『chayTEA』通常盤
chay
『chayTEA』通常盤(CD)

2017年6月14日(水)発売
価格:3,240円(税込)
WPCL-12645

1. 恋のはじまりはいつも突然に
2. 真夏の惑星
3. それでしあわせ
4. 12月の雨
5. Be OK!
6. 恋はアバンチュール
7. 運命のアイラブユー
8. 好きで好きで好きすぎて
9. Kiss me
10. 笑顔のグラデーション
11. Don't Let Me Down
12. You
13. 結婚しようよ
14. あなたに恋をしてみました(Wedding ver.)

イベント情報

『chay Tour 2017“chayTEA”』

2017年8月1日(火)
会場:宮城県 仙台 Rensa

2017年8月4日(金)
会場:広島県 広島CLUB QUATTRO

2017年8月5日(土)
会場:福岡県 BEAT STATION

2017年8月9日(水)
会場:愛知県 名古屋CLUB QUATTRO

2017年8月10日(木)
会場:大阪府 BIGCAT

2017年8月19日(土)
会場:東京都 三軒茶屋 昭和女子大学人見記念講堂

プロフィール

chay
chay(ちゃい)

1990年10月23日生まれ。幼少の頃から歌手を目指し、小学生の頃からピアノで曲を作り始める。大学に入学すると同時にギターを始め、路上ライブなどを重ねて、本格的に音楽活動を開始。2012年10月、「ロッテガーナミルクチョコレート」CMソング『はじめての気持ち』でワーナーミュージック・ジャパンよりデビュー。2013年10月~2014年3月までフジテレビ系『テラスハウス』に出演し話題に。2014年1月、セカンドシングル『I am』、同年4月、パンテーンCMソング『Twinkle Days』をリリース。5月より『CanCam』専属モデルとしても活動開始。2015年2月にリリースされた“あなたに恋をしてみました”は、フジテレビ系月9ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』の主題歌となり、50万ダウンロードを突破。同年4月にはファーストアルバム『ハートクチュール』をリリース、初の全国ツアー『ハートクチュールツアー』を開催し全公演ソールドアウトを記録。2017年6月14日にニューアルバム『chayTEA』をリリースする。

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