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藤巻亮太が語る、大人の「挑戦」の姿勢 新たな可能性に賭けた理由

藤巻亮太が語る、大人の「挑戦」の姿勢 新たな可能性に賭けた理由

Eggs
インタビュー・テキスト
麦倉正樹
撮影:中村ナリコ 編集:矢島由佳子(CINRA.NET編集部) 衣装協力:EGO TRIPPING

この6アーティストの方々は、世界観がそれぞれ違う。

―では改めて、今年の『Mt.FUJIMAKI』の出演者について、藤巻さんとの関係性も含めて紹介していただけますか?

藤巻:今年も素晴らしいミュージシャンの方ばっかりですよね。

『Mt.FUJIMAKI 2019』ラインナップ
『Mt.FUJIMAKI 2019』ラインナップ

藤巻:まずトータス松本さんは、去年『楽演祭』という学生さんの前で講義をして、そのあとに弾き語りライブをするイベントに一緒に出させていただいて、そこでグーッと距離が近づいて。今、僕がいちばん、いろいろお騒がせさせていただいている先輩です(笑)。

トータスさんは、みなさんご存知のように、ステージがものすごく男前なんです。それと同じぐらい、ステージ以外でも男前っていう。「トータスさんだったら、こういう曲を作るよな」という感じの方です。ものすごく大胆な部分と繊細な部分があって、そのダイナミズムがすごい方だと思うし、もう大好きです(笑)。

―(笑)。先日RHYMESTERの宇多丸さんのラジオ番組(『アフター6ジャンクション』TBSラジオ)に、藤巻さんと曽我部恵一さんが一緒に出演しているのを聴きましたけど、曽我部さんとは、どういう繋がりで?

藤巻:曽我部さんとは、実はあのラジオ番組の日が初対面でした(笑)。もちろん、曽我部さんの音楽はサニーデイ・サービスの頃からずっと聴いていましたけど、レミオロメンとサニーデイって、現場で一緒になったことがほとんどなかったんです。曽我部さんも「あんまり会わなかったねえ」みたいなことをおっしゃっていました。

曽我部さんの世界観って、日本の四季とか日々の移ろいとか、その機微みたいなものにすごく根差していて……今回『Mt.FUJIMAKI』でご一緒させていただくにあたって、曽我部さんの音楽をいろいろ聴き直したんですけど、改めてすごく影響を受けています。

―藤巻さんから見て、くるり・岸田繁さんのすごさはどういったところにありますか?

藤巻:岸田さんは、僕自身も3ピースバンドから始まっていて……レミオロメンの前に大学の友達とやっていたバンドも、3ピースだったんです。その頃にちょうどくるりがデビューして(1998年メジャーデビュー)、同じ3ピースバンドということもあり、くるりのアルバムは、もうとにかく聴きまくっていたんです。くるりの音楽は、僕の原風景のなかのひとつですね。

あとやっぱり、ミュージシャンとして岸田さんが歩まれている軌跡って、もう唯一無二じゃないですか。興味を持たれたところにググッといって、型みたいなものに縛られないでやられているっていう。それはミュージシャンの理想形でもあるような気がするんですよね。そういうところで尊敬の念もあります。

―ORANGE RANGE、大塚愛さん、teto……この3組については?

藤巻:ORANGE RANGEと大塚愛さんは、僕、実は同期なんですよ。年齢はバラバラだったりするんですけど、ドンピシャで同期っていう。

―あ、みんな2003年にメジャーデビューしているんですね。

藤巻:そうなんです。でも、一緒にライブをやることはほとんどなくて。フェスの現場で会ったり、テレビ番組でご一緒させていただいたりすることはありましたけど。だったら、今年の『Mt.FUJIMAKI』をきっかけに、またご一緒してみたいなって思いました。

藤巻:tetoは今勢いのある若手のバンドで、バンドセットで出てもらいますが……フェスのスタッフとミーティングをしていくなかで、やっぱり若いバンドとも一緒にやりたいよねという思いがあって。そこの部分は最近すごく意識しています。tetoに関しては、僕も今回初めてご一緒させていただくので、すごく楽しみです。

この6アーティストの方々は、世界観がそれぞれ違うので、ものすごく面白いフェスになるんじゃないかと思っていますね。

『Mt.FUJIMAKI』メインビジュアル
『Mt.FUJIMAKI』メインビジュアル(サイトを見る

自分ができることと、他人に委ねることのバランスが、うまくつけられるようになったと思います。

―今年の『Mt.FUJIMAKI』が終ったあとは、なにか具体的に考えていたりするんですか?

藤巻:そこからは藤巻亮太として、またいろんなことが動き出していくと思います。まだ発表できませんが、またいろいろ新しい挑戦があったりします。

でもやっぱり、オリジナルアルバムですよね。まだ具体的なことはなにも考えてないですけど、これまでの3枚とはまた違うものを、なにか自分なりに出したいなという思いだけはあります。

藤巻亮太

―そこには今年の『Mt.FUJIMAKI』の経験も、なにかしら反映されていくでしょうし。

藤巻:そうですね。きっとそういうこともなにか宿ってくるんじゃないかなと思います。

『北極星』を作っていたあたりから、他人に委ねていくことができるようになったんですよね。自分ができることと、他人に委ねることのバランスが、うまくつけられるようになったんでしょうね。

―それも歳を重ねたゆえのことでしょうね。

藤巻:そうですね、自分の担える場所を担って、あとはしっかり信頼して他の人に委ねていくっていう。そこの部分は一個、鍵になっていくような気がしますね。

音源を作っていくなかでも、アレンジの部分は誰かにお任せしたり、もしかしたらいろんなコラボレーションもあるかもしれないですし。まあ、わからないですけど(笑)。なんにしても、すごくいい形で向かっていけるんじゃないかなと思っています。

藤巻亮太
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イベント情報

『Mt.FUJIMAKI 2019』
『Mt.FUJIMAKI 2019』

2019年9月29日(日)
会場:山梨県 山中湖交流プラザ きらら

出演:
藤巻亮太 with the BAND
トータス松本(ウルフルズ)
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
岸田繁(くるり)
ORANGE RANGE
大塚愛
teto
料金:前売6,500円 当日7,000円

リリース情報

藤巻亮太『Summer Swing』
藤巻亮太
『Summer Swing』

2019年9月11日(水)配信

プロフィール

藤巻亮太
藤巻亮太(ふじまき りょうた)

1980年生まれ。山梨県笛吹市出身。2003年にレミオロメンの一員としてメジャーデビューし、“3月9日”“粉雪”など数々のヒット曲を世に送り出す。2012年、レミオロメンが活動休止を発表、ソロ活動を開始する。同年、1stソロアルバム『オオカミ青年』を発表。以降も精力的にソロ活動を展開し、2016年、2ndアルバム『日日是好日』をリリース。2017年には3rdアルバム『北極星』を発表。2019年4月、レミオロメン時代の曲を、アコースティック中心のアレンジでセルフカバーしたアルバム『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』をリリースし、弾き語り全国ツアー『“In the beginning”』を開催。2019年9月29日、自身主催の野外音楽フェス『Mt.FUJIMAKI 2019』を、山中湖交流プラザきららにて開催する。

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