異なる名義で生み出される作品世界、下平晃道とMurgraphの個展が同時期に開催

下平晃道の個展『眩しい』と、下平による「Murgraph」名義の個展『3 chords』が開催される。

Murgraphとは、下平がイラストレーターとしての作品や装画、テレビCM、雑誌などで作品を発表する際の名義。対する下平名義では、ひとつのテーマを深く掘り下げていく作品の制作を手がけている。

11月21日から山梨のGALLERY TRAXで開催される『眩しい』では、下平が継続して制作を試みている「境界が曖昧になったところに見えてくる景色」を描いた作品を紹介。光と色が生み出す景色が見せる別の表情をとらえた作品16点で会場を構成する。

12月1日から東京・原宿のLAPNET SHIPで行われるMurgraph名義の個展『3 chords』では、3色で描いたドローイングの新作シリーズを中心に発表。これまで発表しているようなカラフルな作品を含めた原画約50点を紹介する。また、新作となるZINE『3 chords』と、Tシャツ、ポストカードなどの関連商品を展示・販売も行われる予定だ。

作品に対して異なる側面からアプローチを続ける下平の作品を、同時期に体感することのできる貴重な機会となっている。

（画像上・中：『眩しい』展示作品、画像下：『3 chords』展示作品）

関連リンク

• akinori-shimodaira.com
• murgraph.com