大友良英、山川冬樹、L?K?Oなどノイズシーンの最前線を追ったドキュメンタリー

2人のフランス人監督による、日本の現代即興・ノイズシーンで活躍するミュージシャンたちのドキュメンタリー映画『We Don't Care About Music Anyway…』が、2011年1月15日より東京・渋谷ユーロスペースにて公開される。

同作は、坂本弘道、大友良英、山川冬樹、L?K?O、Numb、Saidrum、竹久圏、嶋崎朋子という8人のミュージシャンと、現代日本の大量消費社会を結び付け、対峙させたドキュメンタリー作品だ。

押し寄せる人ごみと騒音。鉄道が轟音をたてて通り過ぎ、パトカーはサイレンをけたたましく鳴らし、街ではスピーカーが絶え間なく注意を呼びかける。そんな催眠術のような数多くのメッセージと、ノイズミュージックが混ざり合った瞬間に生まれる新しい東京の風景から、日本の実験音楽のカルチャーと、都市の在り方を考察していく。

なお、出演者の坂本弘道(渋さ知らズ、パスカルズほか)は同作に対して「街の姿がその街の人々が使う言語の写し絵みたいなものだとすれば、この映画は音楽という疑似言語によってその侵入を試みた実験である。ただし、音楽は最も危険なコミュニケーション撹乱装置なので心して観ていただきたい。」とコメントを寄せている。

『We Don't Care About Music Anyway…』

2011年1月15日より渋谷ユーロスペースにてレイトショー

監督:
セドリック・デュピール
ガスパール・クエンツ
出演:
坂本弘道
山川冬樹
大友良英
L?K?O
Numb
Saidrum
Umi no Yeah!!
Kirihito
Goth-Trad
Hiko
配給:カプリコンフィルム

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