6台のターンテーブルを操るユニット「灰汁」が木造住宅で一発録音アルバム

2010.11.24 Wed

6ターンテーブルと1マイク、1トランペットのスタイルで活動するユニット「灰汁」がアルバム『六台のターンテーブル　線の切れた一本のマイク取り壊される木造住宅』を12月8日にリリースする。

灰汁は、1994年に前身ユニット「THEボントゥーンズ」で、ECD主催のイベント『チェックユアマイク』に出演。その後、灰汁としての活動をスタートし、近年は「灰汁 a.k.a e.w.productions」名義で、灰野敬二やmouse on the keyとのジョイントライブなど、ジャンルを問わず活動を行っている。

同作は、3年後には取壊し予定の彼らの基地でもある木造住宅で一発録音されたもの。打ち込みなどは一切なく、6台のターンテーブルと線の切れた1本のマイクだけで、針がレコードを擦り飛び混じるノイズまで録音された、生々しいHIP HOP作品だ。

12月22日は同作をリリースするレーベル「contrarede」主催のイベント『コントラリードのスーパー忘年会』にも出演。東京のshibuya O-EASTにて、toe、LOSTAGE、hununhumらと共演する。