文芸誌『界遊』が最新号&初の単行本を連続刊行、記念イベントに入江悠、昆虫キッズら

世界と遊ぶ文芸誌『界遊』が、最新号『界遊005』と、初の単行本『ミニコミ2.0 ミニ・コミュニケーションとメディアの行方』を連続で刊行する。

2月24日に刊行される『ミニコミ2.0 ミニ・コミュニケーションとメディアの行方』は、2009年より『界遊』がトークイベントやウェブサイトなどで展開してきた「ミニコミ2.0」企画を総括したもの。東浩紀、津田大介、宇野常寛、速水健朗、黒瀬陽平、市川真人などによる対談やインタビュー、今回新たに取り下ろした取材や論考が掲載され、コミュニケーションを巡る情報とメディアの議論から、今の情報環境とその未来を探っていく。

続く本誌の最新号『界遊005』では、「ハイパーリアルな現在 ~消失するリアルとフィクションの境界~」称し、いわゆる「SF」的なフィクションとの連関を軸に、未来への想像力を切り取る「ハイパーリアル」を特集。円城塔書き下ろし短編小説をはじめ、藤田直哉をゲストに招いたTwitter読書会連動のレポート、ギークハウスの面々による荒川智則座談会など収録。同書に関しては、3月初旬の刊行を予定している。

また、2月18日には東京・青山の月見ル君想フにて先行リリースイベント『グレイトフル・ポップvol.2』も開催。坂口恭平、入江悠、tomad、佐藤雄一のトークや、昆虫キッズ、快速東京らによるライブパフォーマンスが披露される。さらには、『ミニコミ2.0 ミニ・コミュニケーションとメディアの行方』のイベント価格での先行販売、『界遊005』のパーティーエディション100部を予約先着特典として無料配布。予約方法に関しては、『界遊』のウェブサイトを参照してほしい。

『界遊005』

2011年3月初旬発売
編集・発行:KAI-YOU
価格:1,050円(税込)

『ミニコミ2.0 ミニ・コミュニケーションとメディアの行方』

2011年2月24日発売
編集・発行:KAI-YOU
価格:1,890円(税込)

KAI-YOU presents
『グレイトフル・ポップvol.2』

2011年2月18日(金)OPEN 18:00 / START 18:30
会場:東京都 青山 月見ル君想フ

トーク:
入江悠
坂口恭平
佐藤雄一
tomad
ライブ:
快速東京
昆虫キッズ
箱庭の室内楽
0.8秒と衝撃。
DJ:星原喜一郎

料金:前売2,500円 当日3,000円(共にドリンク別)

(画像上:『界遊005』、画像下:『ミニコミ2.0 ミニ・コミュニケーションとメディアの行方』)

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