水・火・大地をテーマに杉本博司、千住博ら国内外の作家8人の作品を紹介

国内外で活躍する作家たちが集まった『水・火・大地―創造の源を求めて』展が、熊本の熊本市現代美術館で4月9日から開催される。

出展作家は、世界の有数美術館に作品を所蔵する杉本博司をはじめ、自然を素材とした作品を展開してきた遠藤利克、ニューヨークを制作拠点とする千住博と蔡國強、イギリスから自然派を代表するリチャード・ロング、ディヴィット・ナッシュ、アンディー・ゴールズワージー、そして熊本の土を使った作品を制作する若手・淺井裕介の8人。熊本の水(豊かな地下水)、火(阿蘇・不知火)、大地をテーマとした、自然と密接に関わりあう事で生み出されていく作品を出展する。

同展は、謙虚でささやかでありながら、力強さと世界の創世まで思いを馳せる雄大なスケールを併せもった作品などが登場する予定。なかでもイギリスの作家達による、手と足を使った等身大の作品は、自然のロマンを見る者に呼び起こしてくれるだろう。


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『水・火・大地―創造の源を求めて』展

2011年4月9日(土)~6月12日(土)
会場:熊本県 熊本市現代美術館 企画展示室I・II
時間:10:00~20:00(最終入場は19:30まで)
休廊日:火曜日(但し5月3日(火・祝)は開館)
料金:一般1,000円 高・大学生500円 小・中学生300円

『アーティスト・トーク』

2011年4月9日(土)13:00~
会場:熊本県 熊本市現代美術館 ホームギャラリー
出演:千住博
料金:無料

2011年5月1日(土)14:00~
会場:熊本県 熊本市現代美術館 ホームギャラリー
出演:遠藤利克
料金:無料

『淺井裕介公開制作』

2011年4月17日まで会場内で制作予定

『CAMK レクチャー・カレッジ 「水・火・大地」』

2011年4月24日(日)14:00~15:30
会場:熊本県 熊本市現代美術館 ホームギャラリー
料金:無料

『ギャラリー・トーク』

会期中の土日祝の15:00~15:30
(4月9日、4月24日、4月29日、5月1日、5月3日を除く)
会場:熊本県 熊本市現代美術館会場内(要展覧会観覧券)

(画像上から:アンディー・ゴールズワージー《穴の周囲の小石(1987.12.7 三重県紀伊長島町)》1987年 世田谷美術館蔵<>千住博《フォーリングカラー》2006年 財団法人国際文化カレッジ蔵<>淺井裕介《泥絵・大犬》2008年 撮影:阿野太一 写真提供:水戸芸術感現代美術センター<>ディヴィッド・ナッシュ《捻箱》1982年 栃木県立美術館蔵)

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