演劇フェスティバル『ふじのくに⇄せかい演劇祭2014』、国内外11作品を紹介

演劇フェスティバル『ふじのくに⇄せかい演劇祭2014』が、4月26日から静岡・静岡芸術劇場、舞台芸術公園で開催される。

1999年に開催された舞台芸術の祭典『第2回シアター・オリンピックス』の成功を受けて、2000年から『Shizuoka春の芸術祭』を開催してきたSPAC。2011年からはフェスティバルの名称を『ふじのくに⇄せかい演劇祭』に改め、「劇場は世界を見る窓」を理念に掲げて国内外の優れた演劇・ダンス・人形劇・映像などの舞台芸術作品を紹介している。

今年は世界各地から集まった11作品が上演される。上映作品はSPACの芸術総監督を務める宮城聰が演出する『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』をはじめ、『ベルリン演劇祭』で「3sat賞」に輝いたニコラス・シュテーマン演出によるゲーテ原作の『ファウスト 第一部』、フランスの演出家・ジャン・ランベール=ヴィルドがSPACの肉体派俳優・三島景太の演技に一目惚れしたことがきっかけとなって制作された『ジャン×Keitaの隊長退屈男』、スペインの観客参加型演劇『よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン』、天野天街がしりあがり寿の漫画を舞台化した『真夜中の弥次さん喜多さん』など、多彩なラインナップになっている。

また、ピーター・ブルックの創作現場に迫るドキュンタリー映画『ピーター・ブルックのザ・タイトロープ(原題)』、ブルックによる記念碑的な舞台作品を映像化した『ピーター・ブルックのマハーバーラタ』、フランス・パリの演劇祭『アヴィニョン演劇祭』の軌跡を描いたドキュンタリーも上映される。プログラムの詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。


イベント情報

『ふじのくに⇄せかい演劇祭2014』

2014年4月26日(土)~5月6日(火・祝)
会場:静岡県 静岡芸術劇場、舞台芸術公園など
上演作品:
『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』(演出:宮城聰)
『ファウスト 第一部』(演出:ニコラス・シュテーマン)
『ジャン×Keitaの隊長退屈男』(作・演出:ジャン・ランベール=ヴィルド)
『よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン』(構成・演出:エンリケ・バルガス)
『真夜中の弥次さん喜多さん』(脚本・演出:天野天街)
『タカセの夢』(振付・演出:メルラン・ニヤカム)
『マネキンに恋して -ショールーム・ダミーズ-』(演出・振付・舞台美術:ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ)
『Jerk』(演出:ジゼル・ヴィエンヌ)
上映作品:
『ピーター・ブルックのザ・タイトロープ(原題)』(監督:サイモン・ブルック)
『ピーター・ブルックのマハーバーラタ』(監督:ピーター・ブルック)
『アヴィニョン演劇祭の60年~世界最大の演劇祭はこうして生まれた』(監督:ミシェル・ヴィオット)
ワークショップ:『ミリアム・ゴルトシュミットによる演劇ワークショップ』(講師:ミリアム・ゴルトシュミット)
※各プログラムの開催日時などはオフィシャルサイト参照

(画像上から:『ふじのくに⇄せかい演劇祭2014』メインビジュアル、『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』、『ピーター・ブルックのマハーバーラタ』、『ファウスト 第一部』 ©Krafft ANGERER、『真夜中の弥次さん喜多さん』 ©しりあがり寿)

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