米ユースカルチャーを新たな視点で分析、長谷川町蔵＆山崎まどかの共著

2015.07.27 Mon

長谷川町蔵と山崎まどかによる書籍『ヤング・アダルトU.S.A.　ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」』が、8月7日に刊行される。

『聴くシネマ×観るロック』『文化系のためのヒップホップ入門』といった書籍で知られるライター、コラムニストの長谷川町蔵と、『女子とニューヨーク』『オリーブ少女ライフ』といった著書や、タオ・リン『イー・イー・イー』の翻訳などで知られるコラムニストの山崎まどか。

2006年に刊行された2人の共著『ハイスクールU.S.A.　アメリカ学園映画のすべて』の続編となる『ヤング・アダルトU.S.A.』では、海外ドラマやラブコメディー、学園映画、ヤングアダルト小説などを通して、「今どきティーンムービーと思春期の“神話”」「ヒット曲とティーンエイジの夢」「アンオフィシャル・プレッピー・ハンドブック」といった切り口からアメリカのポップカルチャーの現状を分析。

『ブレックファスト・クラブ』『JUNO／ジュノ』『ブリングリング』『トワイライト』『ゴシップガール』『(500)日のサマー』『フランシス・ハ』などの作品や、ケイティ・ペリー、ニッキー・ミナージュ、テイラー・スウィフトといったアーティストが紹介される。イラストは川原瑞丸、多屋澄礼（Twee Grrrls Club）、ブックデザインは藤田康平（Barber）が手掛けている。

なお、7月31日に同書の先行販売とトークイベントが東京・渋谷のSHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSで開催。8月7日には東京・ブックファースト新宿店で、刊行記念のトークとサイン会が行われる。