『美術手帖』の「言葉の力。」特集に穂村弘、川上未映子、藤田貴大、志人ら

特集記事「言葉の力。」が2月17日発売の『美術手帖3月号』に掲載される。

言葉の問題と向き合うアーティスト、詩人、歌人、ラッパー、ミュージシャン、演出家など様々な表現者の取り組みを追い、「言葉の力」に迫る同特集。インターネット上で短歌や詩を発信する書き手たちの登場、詩や言葉に関する美術館での展覧会の増加、日本語ラップの再ブームといった近年の事象と社会的背景の関係性を探る。

巻頭座談会には、歌人の穂村弘、ミュージシャンの柴田聡子に加えて、吉増剛造の個展を企画した学芸員の保坂健二朗が登場。「震災」「ジャンル横断」「SNS/悪い言葉」などトピックを中心に、2010年代を象徴する言葉や、言葉の持つ影響力、未来に向けた言語表現の展望などについて語り合う。

パート2となる「言葉を手繰る人々」ではTOLTA、いぬのせなか座、毛利悠子と詩人の大崎清夏、川上未映子と藤田貴大(マームとジプシー)ら、言葉に関わる表現活動を行なう人々のインタビューや対談を掲載。パート3の「言葉が紡がれる場」では荏開津広による「韻律の信仰 共同体をめぐる日本語ラップの試み」を収録するほか、志人、GOMESS、高山明のインタビューが紹介される。

また現在、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで個展を開催している谷川俊太郎のインタビューと展覧会レポート、清家雪子の漫画『月に吠えらんねえ』にまつわるエッセイも掲載。さらにとじ込み付録として20ページにおよぶ「現代詩アンソロジー」が付属する。

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