展覧会『S-HOUSEミュージアム×クシノテラス合同企画展 越境するミュージアム』が7月14日から広島・福山のクシノテラス、8月4日から岡山・S-HOUSE Museumで開催される。
評価の定まっていない市井の人々の表現を紹介し続ける、櫛野展正主宰のアートスペース・クシノテラスと、妹島和世、西沢立衛による建築ユニットSANAAが初めて設計した木造個人住宅を建築家の周防貴之がコーディネートと改修を担当して2016年に開館したS-HOUSE Museum。
両館にとって初の協同企画となる同展では、それぞれが所蔵するコレクションを交換して展示。クシノテラスでは伊東宣明、荒川修作、篠原有司男、太田三郎、工藤哲巳、Chim↑Pom、宮脇愛子、亀井徹、アンディ・ウォーホル、荒木経惟、李禹煥、松田修、新しい骨董、野村佐紀子、周防が展示構成を手掛けるS-HOUSEミュージアムでは長恵の作品を紹介する。
クシノテラスでは、7月21日に卯城竜太(Chim↑Pom)、10月20日に椹木野衣が登壇するトークイベントを実施。参加方法などの詳細は各ギャラリーのオフィシャルサイトで確認しよう。