今週の編集部まとめ
毎週火曜日更新 2016年5月23日- BACKNUMBER
編集部員の、ちょっとひとこと
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Apple Musicのキュレーターに選ばれました
Apple Musicに「Curatorプレイリスト」という枠があって、PitchforkやNMEやRolling Stoneなど、世界の名だたる音楽メディアが20社ほど並んでいるのですが、CINRA.NETも加えていただけることになりました。まずは日本国内の音楽を紹介するのが役割なので、近年のベストトラックや、『exPoP!!!!!』出演者の名曲集なんかを紹介しています。プレイリストは毎週増えていく予定なので、ぜひ定期的にチェックしてみてください。かなり気合い入れてプレイリスト作っていきます!
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脳への関心にブレがないね
先日、知人からタイトルのように言われたのですが、脳への関心が高まりすぎて、「死にたい」などと言っている同居人に対して「自分の言葉って、脳が聞いてるらしいから、ネガティブなこといっちゃだめだよ?」とたしなめるなど、ややめんどくさい人間になりくさっております。まあ夢とか記憶とか認知科学などがなぜ好きかというと、頭で理解していると思っている「ロジック」以外のところにも(たとえば思い出とか勘違いとか)、生きるヒントとか喜びがあるんじゃないか? っていうのが理由なのですが、いま楽しみにしてるのは、デヴィッド・リンチが製作総指揮をつとめたNetflixのオリジナルドキュメンタリー。攻めてる。
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人生は次のコーナーへ
土曜日は、日比谷野外音楽堂へ。ceroの初野音ライブを観させていただきました。まだ大阪公演が残っているので詳しいことは書けないのですが、ハイライトは、日が暮れた頃に繰り広げられた、VIDEOTAPEMUSIC(VJ)とceroのコラボレーション。いつの時代のどこの風景か分からないVHSの映像と、「Obscure=曖昧」な世界を描いたceroの楽曲が、合わないはずがない。一気に「ここではないどこか」へとぶっ飛ばされた瞬間でした。今年の『フジロック』は、「VIDEOTAPEMUSIC × cero」名義での出演が決まっていますが、このステージ、かなりヤバイことになるのでは。
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潮風の中に感じるクロスカルチャーのグルーヴ
『GREENROOM FESTIVAL '16』、1日だけ遊びに行ってきました。前々から、海辺でこのラインナップ……!と期待に胸が高鳴りまくりで、その高鳴りは、当日も各アクトを観る度にずっと更新されて続いていたわけですが、BLKTOP PROJECTの時に木に囲まれたHUMMING BIRDステージで、足下にスケボー、片手にビールのお兄さんが超踊っていたり、小学生くらいの男の子(お父さんとお揃いのバンズをはいている)が「トミー・ゲレロいた!」と言っているのを見て、色んなカルチャーがクロスオーバーすることで生まれるグルーヴの力強さや楽しみが倍増していく空気に最高のわくわくを感じました。ちなみに、BLKTOP PROJECTは5月27日(金)にSOUND MUSEUM VISIONでジャパンツアーファイナル公演を実施します!
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身近なところに転がる、良い暮らしのきっかけ
豊かな感性を育んだり、良い暮らしを実現させたりするために質の高い音楽が必要と考える人は、この国にもかなりの数が存在しているんじゃないでしょうか。先日行われたceroの日比谷野外音楽堂公演に足を運び、そんなことを考えるとともに、彼らが多くの支持を獲得している理由がわかったような気がしました。話はガラッと変わって、今週の木曜日にCINRA主催イベント『exPoP!!!!!』が開催されます(じつはceroも5年前に出演しています)! 85回目の開催となる今回は、vivid undress、Junk Robot、Moccobondの出演が決定しています。『exPoP!!!!!』が、読者のみなさんと素敵なアーティストたちの出会いのきっかけになれば嬉しい限りです! イベントは入場無料。ぜひ気軽に足を運んでみてください。