今週の編集部まとめ

毎週火曜日更新 2018年7月31日
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編集部員の、ちょっとひとこと

  • 柏井万作
    柏井万作

    『FUJI ROCK FESTIVAL '18』終了!

    iPhoneに入っている「ヘルスケア」というアプリ(知人に教えられて初めて開いた)によると、『フジロック』3日間で50kmも歩いたらしいです(僕なんて少ない方な気もする)。運動に興味を持たない僕みたいな人間が50kmも歩くなんて、『フジロック』を除けばおそらく災害しか考えられないわけで、限界まで膨れ上がったふくらはぎを揉みほぐしながら、改めて『フジロック』と音楽の恐るべき価値を実感しております。ベストアクトを挙げるなら、初日はN.E.R.D、2日目はケンドリック・ラマーと順当にヘッドライナーがきて、3日目はDirty ProjectorsやVAMPIRE WEEKENDも素晴らしかったですが、お茶目なキャラクターも眩しかったアンダーソン・パークに僅差で軍配があがりました。ということはつまり、全部ヒップホップ。「Rock」の名を冠しているフェスということで、これまでロックアクトが紡いできた『フジロック』の歴史が、いよいよ大きく変わった年だったと思います。もちろんこれはすごくポジティブな変化で、この20年間、日本という特異な文化・経済圏の中で、国内では全く見向きもされていない世界的な音楽の潮流を紹介し続けてきたからこそ成しえたブッキング。5年前、ケンドリック・ラマーが初来日して『フジロック』に出た際、お客さんが少なかったのは有名な話ですが、そこから5年経った今回のケンドリック・ラマーのライブは、3日間でも一番の大入りだったと思います。この日本で、ヒップホップでこんなに大勢の人たちと盛り上がれる日が来るとは……。そんな中、北海道のロックバンドNOT WONKが「ロックアクトが足りてないのでその穴を埋めに来ました」と言い放って打ちかました3日目深夜のルーキーステージは激アツだったし、2日目深夜のPUNPEE(DJセット)が、ヒップホップの流れからNirvanaやOASIS、フィッシュマンズを流してみんなが熱狂した瞬間も、個人的なハイライトのひとつでした。あと新人賞は小袋成彬。やっぱりあの歌声は特別です。惚れました。

  • 宮原朋之
    宮原朋之

    絵画の底力

    先日、DIC川村記念美術館『ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画』展で、ブリジット・ライリー絵画を初めて鑑賞しました。これがとんでもなかった。あくまで「平面の静物」である絵画に、これほどまでに奥行きや動き、光を感じることができるのか、という驚きの連続。その極シンプルで無駄のない作風とは裏腹に、キャリアを重ねるごとにその領域を広げ、新しい試みに挑む画家の精神と、それを裏打ちするたゆまぬ探究心にも感服でした。またひとつ付け加えておきたいのが、併設のショップで売られていた「ゆらぎ」という展覧会と同様の名前を冠した素麺セット。ブリジット・ライリー絵画の色彩ストライプよろしく、色彩豊かな4色の素麺を茹でることで文字通り「ゆらぐ」という、冗談のようなまさかの企画力と実行力。おみそれしました。

  • 川浦慧
    川浦慧

    『フジ』の疲れが残っていない

    先週末の『FUJI ROCK FESTIVAL '18』から現実に戻ってきました。3日間遊び通しましたが、今年は例年に比べてのんびりゆったりと過ごしたせいか、体の疲れも筋肉痛もなく超快適。日中は昼寝をしつつ、ふらっと遠いステージまで散歩したり川で遊んだり、飲んだり食べたり。気ままな動きのなかで、偶然見かけた初めての音楽に感動したり、これまでの『フジ』とはまた違う楽しみ方を発見できました。最終日に食べた舞茸ご飯が忘れられません。ベストアクトは、最終日の終電後の時間帯を賑やかしたSPANK HAPPYじゃないスか。今度はぜひ、生歌が聴きたい!

  • 木村直大
    木村直大

    『FUJI ROCK』の思い出

    先週末は『FUJI ROCK FESTIVAL』でした。私は家でYouTube視聴を試みましたが、音が小さ過ぎて萎えたので見るのを辞めました。やはりフェスは行くのに限りますね。せっかくなので、1回目から7回目くらいまで参加した『FUJI ROCK FESTIVAL』の私的ベストアクトを思い返すと、2001年のブライアン・イーノ、2002年のBUTTHOLE SURFERSでしょうか。特に後者は、まさに狂気の沙汰とも言うべき圧巻のパフォーマンス。ステージ燃やしかけてましたからね。シビれる!

  • 石澤萌
    石澤萌

    台風一過、コーヒーブレイク

    世間が『フジロック』で沸いた先週末、大学時代の友人との八丈島旅行が台風でキャンセルに。『フジロック』を諦めて立てた予定だったため非常に残念でしたが、家にこもっていても仕方がないので、日曜日は渋谷のお気に入りの喫茶店「茶亭 羽當」に行ってきました。元々コーヒーは苦手でしたが、昨年秋に訪れた軽井沢のコーヒー専門店「丸山珈琲」の一杯に感動し、克服。それ以来、喫茶店やカフェ巡りがマイブームです。「茶亭 羽當」のコーヒーはコクがあるけど苦すぎずまろやかで、ふわふわのシフォンケーキとも相性◎。人気店なので休日は混雑していますが、周りの話し声もBGM代わりにしてゆっくり読書をしていると日常のしがらみから解き放たれる気がします。帰り道の夕空がとてもきれいだったのは、台風一過と、コーヒーブレイクのおかげなのかもしれないなと思いました。

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