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group_inouインタビュー
FUJI ROCK FESTIVAL '07や、METAMORPHOSE '06など主要な夏フェスにも出演し、アルバムのリリースを待ち望まれていたgroup_inou。そんな彼らが遂に、ファースト・アルバム『FAN』をリリースした。このアルバムはきっと、2008年だけでなく、2010年代の音楽シーンを語る上でも重要な作品になるだろう。MCのcpと、トラックメーカーのimaiにお話を伺った。
(インタビュー&テキスト:柏井万作 撮影:柏木ゆか)
都内を中心に活動中のimai[TRACK]とcp[MC]からなるユニット『グループイノウ』。自らGAL(ギャル)というレーベルを立ち上げ、そこを基盤にどのシーンにも属さず、完全に"インディペンデント"な存在ながらも破竹の快進撃を展開中。ライブではポップかつ破壊的な唯一無二のパフォーマンスでオーディエンスの心を鷲掴みにしている。4/9に待望の1stアルバム『FAN』をリリース!!
もう全部、勢い任せでやってました(笑)
─待望のファースト・アルバムですね、完成おめでとうございます!
cp(c):ようやく出来ました。
─まずgroup_inouの歴史からお伺いしたいのですが、結成は2003年ですよね。お二人はどんなきっかけで出会ったんですか?
c:友達のライブを観に行ったら、その対バンでimaiが出てたんですよ。当時はバンドでドラムを叩いてて。それでその時、ぼくはバンド(uri gagarn)を始めようとしてて、ドラマーを探していたこともあって、彼に声をかけたんですよね。ドラムは断られたんですけど、そこから付き合いが始まったんです。
─imaiさんはその当時からソロ音源を作っていたんですか?

imai(i):その頃はまだ作ってなかったです。ずっとバンドをメインにやっていたんですけど、ぼくが19歳くらいの時にバンドが解散して。それでELECTRIBEって機材を買ってトラックを作り始めました。それですぐにgroup_inouの活動をやり始めて。
─じゃあ、いきなりあんなトラックを作り始めたんですね。それはちょっとビックリしました(笑)。
i:バンドを解散して一人になった時に買った機材だから、とにかく一人で出来るっていうのが楽しかったんですよね。ELECTRIBEってシンセが二つしか鳴らないんですけど、それでも工夫すれば何とでもなったし。それに機材1つあればどこでもライブが出来るっていうのは、すごく使い勝手が良かったですしね。
─確かにイノウはフットワークが軽くて、いいイベントに行けば大体出ている印象でした。でも、音源を出したのは2006年の『BPA』が最初だったんですよね。結成からはちょっと時間が空いてて。
i:そっか、そのくらいなんだ(笑)。それ以前はcpがuri gagarnを平行してやっていたから、イノウを本格的に始めたのは2004年の後半くらいですかね。音源を作るまで曲っていう曲がなくて。
c:もう全部、勢い任せでやってました(笑)。
─ライブも即興でやっていたんですか?
c:そうですね、自分の頭の中にあるものを、その場で組み合わせてやっていました。最近ようやく、音源をリリースして固まってきた感じなんですよね。だから当時は、スリルがすごかった(笑)。
─当時はステージ上ではなくフロアでやることも多かったですけど、盛り上がりが尋常じゃなかったですよね(笑)。スリルもあったし、とにかく圧倒的な臨場感で観ている人もどんどん煽動されていました。『BPA』と同時にリリースしたDVD『ONE CAMERA NO CUT』とか、その当時の貴重な映像ですよね。
c:ライブ映像があって、見てみたらこれイケるんじゃないかと思って出してみたんですよね。
i:それをHEADZの佐々木敦さんが気に入ってくれて、大学の講義で使ってくれたり。今回のフライヤーやジャケットを作ってくれた他社比社さんもそのDVDを気に入ってくれたみたいで。結構キッカケにはなってますよね。
─その2作品のリリースから、自主レーベルのGALを立ち上げたんですよね?
c:そうですね、それを出すためにレーベル作った感じですね。
i:外のレーベルさんからの誘いは『foods』(2006年9月発売)を出した後くらいからで、それまでは話も来てなかったんですよ。でもまぁそういうお誘いの話などを聞いて、自主レーベルのやる気が出ました(笑)。
─でも最近は「group_inou」の名前もかなり知られてきていますよね。ライブをやる度に知名度を上げていく感じでしたよね。
c:去年ぐらいからだと思いますね、「名前聞きますよ」って言われ出したのは。
i:良いイベントに出してもらってるのが本当に大きいです。




