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“自分が「生きる」っていう道を選択するためには、いろんな理由を必要とした。

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世界の終わりインタビュー

世界の終わりインタビューをdel.icio.usに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加 世界の終わりインタビューをlivedoorクリップに追加 世界の終わりインタビューをlivedoorクリップに追加 (2010/04/05)

自分たちで作り上げた秘密基地=ライブハウス「club EARTH」を拠点に、そこで共同生活をしながら活動し、歌もののギターロックではあるけど、リズム隊はいなくてお面を被った「ともだち」ならぬDJのLOVEがビートを担当する…そんなまるで『20世紀少年』を地で行くようなバンド、世界の終わりが1stアルバム『EARTH』を発表した。メンバー自ら「突っ込みどころが多いバンド」と言うように、どうしても諸所のトピックに目が行きがちではあるものの、その音楽に触れてみれば、彼らが日本のポップ・ミュージックの王道を歩むバンドだということがわかってもらえるはずだ。インタビューの翌日、EARTHで行われた1時間に満たないワンマン・ライブは、まだまだバンドとして発展途上にあることを感じさせつつも、フロントマン・深瀬の瑞々しい立ち姿に、今後を期待せずにはいられなかったことを付け加えておく。

(インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作)

PROFILE

2007年、深瀬慧・中島真一・藤崎彩織・DJLOVEの4人により結成されたロックバンド。自分達の手で、ゼロから作り上げたライヴハウス「club EARTH」を中心に活動を行う。すっと心の琴線にやさしくタッチする限りないメロディーセンス。まだ幼さ、あどけなさを残す天性の歌声。ドラム、ベースレスの特異な編成から生み出される独特なサウンド。独自の視点で世界を描写する惑いのないストレートな言葉。それら全てが奇跡的にバランスを保ち、世界の終わりを表現される。溢れ続ける才能の輝きは、彼らの音楽に触れた人々を強く、そして深く魅了する。2010年02月10日、ファーストシングル「幻の命」をタワーレコード2ヶ月限定でリリース。そして、2010年04月07日。待望のファーストアルバム「EARTH」をリリース。世界の終わりが、今、始まる。
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高校中退、精神病院入院…。苦しんだ末に見つけ出した光。

―そもそも自分たちでライブハウスを作って、そこを拠点に活動しようという発想はどうやって生まれたのでしょうか?

世界の終わりインタビュー
深瀬慧

深瀬慧(Vo/G):戦略的なものと遊び的なものの融合みたいな感じで考えてたんですけど、とにかく楽しいことがしたいっていうのが前提にあったんです。でも楽しむためには続けていかなきゃいけないから、次が欲しい、前に進みたいって思っていて。

とにかく僕は中学もほとんど行ってなくて、高校も中退してて。その後に日本で1年アメリカン・スクールに通って、2年間留学するはずが、2週間でパニックになって帰ってきてしまって、その後精神病院に入ったんです。退院してから人生をやり直そうと思って受験勉強したんですけど、薬が強かったのもあって勉強が進まなくて、音楽しかやれることはないんだろうなって思って。

―そういう背景があったからこそライブハウスを作ろうっていう発想が生まれたんだ。

深瀬:最初は自分たちの専用スタジオみたいに考えてたんですよ。でも小学校から予備校までの友達を集めてみんなでこの場所を作ってたら、段々これはみんなのものなんじゃないかって気がしてきたんです。限りなく長い期間やってる文化祭みたいな(笑)。

―なるほど(笑)。

深瀬:今のLOVEは2代目なんですけど、初代LOVEが家を出て一人暮らしをしたいって話があって、そのときにみんなで演奏できるところを借りようって話をしたら、僕と中島(ギターを担当)だけやけにテンションが上がっちゃって。普通に考えたらミュージシャンでプロになるよりライブハウスを作るほうが簡単だし、これぐらいできなきゃミュージシャンにもなれないだろうと思って。

―バンドの結成とライブハウスを作ったのはどっちが先なの?

藤崎彩織(Key):ライブハウスが先です。ここを作ろうって話を二人(深瀬と中島)からされて、そのときまだ私はメンバーじゃなかったんですよ。私は最初そんなに乗り気じゃなくて、「バカ言え」って思ってたんですけど、なんか二人のエネルギーがすごくて、「物件決めた!」みたいになってるんですよ(笑)。それがなんかすごくて、置いてかれたくないと思ったんで、とりあえず私も行ってみようと。それで、ここを立ち上げて半年ぐらいしてから、一緒に編曲したり、ピアノを弾いたりしてるうちにメンバーになって。



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