チケット代は観客が決める。さまざまな声表現を集結させた音楽劇『オペラ THE SPEECH』の挑戦

昭和の大物政治家、田中角栄が舞台になった?──オペラ歌手やミュージカル俳優が参加する「劇団★ポラリス」の旗揚げ公演『オペラTHE SPEECH』が10月20日、21日に上演される。いまからちょうど50年前に日中国交正常化を成し遂げた、ときの首相としても名を残す、政治家・田中角栄の「スピーチ」に特化した、前代未聞の音楽劇になるという。

「客演主演」として浪曲師・玉川太福を招き、演劇の街・下北沢のザ・スズナリにて「投げ銭方式」で上演される本作。それは、どのような問題意識と経緯のもとに生まれた作品なのだろうか。

本作の企画脚本演出を担当する堀越信二、男性オペラユニット「THE LEGEND」としても活躍するオペラ歌手・柿迫秀、そして気鋭の浪曲師であると同時に、創作話芸ユニット「ソーゾーシー」としての活動も行なうなど、多方面で活躍している「客演主演」の浪曲師・玉川太福の3人に話を聞いた。

生声の迫力と臨場感を体験してほしい。「劇団★ポラリス」のねらいとは?

―まず、「劇団★ポラリス」を旗揚げされた経緯について教えていただけますか?

堀越:「劇団★ポラリス」は、和製オペラをベースとした音楽劇をやる集団として結成したのですが、じつは作品の構想のほうが最初にありました。

今回の『オペラTHE SPEECH』という舞台をゼロからつくっていくうえで、THE LEGENDのメンバーはもちろん、「客演主演」というかたちで入っていただいた浪曲師の玉川太福師匠などいろいろな人たちにお声掛けさせていただき、集まったのが今回のキャストや「劇団★ポラリス」の団員です。

―劇団名はどのように考えられたのでしょうか?

堀越:劇団の名前を考えているときに思いついたのが、田中角栄さんが好きな「不動心」という言葉だったんです。「不動心」というのは、つまり「ブレない」ということだと、ぼくは思っていて……。

―それで動かない星である「北極星」の意味を持つ「ポラリス」と名付けたと。

堀越:そうなんです。ぼくは以前、J-POPや歌謡曲、演歌なんかの現場にいて、そのあとオペラに魅せられてこっちの世界に入り、「カンパニーイースト」という会社を起業し、そこからは音大出身のミュージシャンや作曲家のマネジメント、舞台製作をしてきました。仕事の内容は変化してきましたが、「ライブ」というところではずっとブレないでやってきたつもりなんです。

ただ、いま自分たちがやっているオペラの舞台――それは、浪曲の世界も同じかもしれないですけど、一般の人たちはほとんど「ライブ」で見たことがないと思うんですよね。

太福:そうですね。浪曲に慣れ親しんでいる世代なんて、もはや存在しないですから(笑)。落語ブームは何回かあり、最近では神田伯山さんの活躍もあって講談の世界が注目されていますけど、それらと並ぶ「日本の三大話芸」といわれながらも、浪曲をライブで見たことがある人は、ほとんどいないんじゃないでしょうか。

堀越:ですよね。だからとにかく、ライブで見て体験して欲しいっていう思いがありました。オペラは生声の迫力というか、その臨場感がやっぱりいちばんの魅力なので。

オペラは日常のメロドラマ。豪華さの裏にある暮らしのストーリーに焦点をあてる

―堀越さんが代表を務める「カンパニーイースト」の看板アーティストとして、男性8人によるオペラユニット「THE LEGEND」がいます。今回「劇団★ポラリス」に参加されている柿迫さんは、「THE LEGEND」のメンバーでもあるわけですが、そもそもこの「THE LEGEND」はどういうユニットなのでしょうか?

柿迫:「THE LEGEND」は、もともと同じ音大に通っていた仲間たちで、「一回、男性だけでオペラのコンサートが成り立つか、やってみようよ」って始めたことをきっかけにつくられました。とにかく、何か面白いことをやってみよう、従来のオペラの世界にはなかったことをやってみようっていう思いからでしたね。

―その背景には、日本のオペラ界を取り巻く状況に対する問題意識のようなものがあったのでしょうか?

柿迫:そうですね。オペラをやっている自分たちの責任もあるとは思うんですけど、やっぱりちょっと敷居が高いとか、堅苦しいとか、そういうイメージを持たれている人が多いと思うんです。実際自分たちでも、そういうものだと思ってオペラを勉強してきたところがあって。

ただ、やっていくうちに、イメージ通りじゃなくてもいいのかもしれないというか、お客さんが楽しめることが、やっぱりいちばんなんじゃないかって思うようになりました。

―どうしてそう思われたのでしょうか?

柿迫:イタリアでの経験が大きかったですね。音大を出たあとミラノに留学して、結局6年ぐらいいたんですけど、イタリアの人たちにとってオペラというのは、どこか日常感があるんですよ。ひとつのメロドラマみたいなものとして、イタリアの人たちはオペラを見ていたんです。

オペラの世界観は豪華ですけど、そこで描かれている人間関係とか男女関係は、ほぼ日常にあることであって、自分たちの生活と、そこまでかけ離れたものではないんです。

だったら、日本の人たちにも、そういうふうにオペラを楽しんでもらうことができるんじゃないかなって思って、とにかく敷居を下げて、間口を広げて、みなさんに気軽に楽しんでもらえるようなオペラを提示したいと思って。それで、THE LEGENDの活動をやってきたところがあるんですよね。

引き込まれたのは田中角栄のスピーチ力

―先ほどの堀越さんの話だと、劇団のコンセプトよりも前に、『オペラTHE SPEECH』という演目が先行していたと。それは、どういうことだったのでしょう?

堀越:そもそもの始まりはコロナでしたね。先ほど言ったようにうちは音楽事務所をやっていて、THE LEGENDのほかにも、アーティストをたくさん抱えています。

―作曲家の新垣隆さんも所属しているんですよね。

堀越:そうなんです。演者だけではなく作曲家も多いんですけど、コロナになって、100本近くあった仕事がいきなり全部なくなってしまったんですよね。

そもそも、うちの会社がやっているオペラの公演にいつもきてくださるお客さんって、やっぱり富裕層の方が多いというか、年齢的にもかなり上の世代に支えられてきました。

―それは、伝統芸能の世界にも通じる話なんじゃないですか?

太福:まあ、浪曲には富裕層の方はあまりこない気がしますけど(笑)。ただ、やっぱり年齢層としては、かなり上の方々が中心ではありますよね。

堀越:ですよね。で、コロナになって何が起こったかというと、その人たちがいらっしゃらなくなってしまったんです。年配の方々は、やっぱりコロナが不安なので。で、これまでと同じようなやり方ではちょっと難しいというか、もっと根本的なところから考えていったほうがいいと思うようになりました。

堀越:そもそも、オペラとかミュージカルのお客さんって、圧倒的に女性が多いんです。客席を見渡すと男性のお客さんがほとんどいない(笑)。どうやったらバランスよく男性にも見てもらえるんだろうって考えていたときに、たまたまコンビニで、田中角栄さんに関連した本がいっぱい並んであったのが目に入ってきたんです。

―ああ、ありますよね。過去の偉人の言葉とか経営者の語録とか。

堀越:そうそう。ぼくが生まれたときには田中角栄さんはもう総理大臣じゃなかったし、リアルタイムで見てきたわけではないので、どっちかっていうとダークなイメージがあったのですが。

―いわゆる「ロッキード事件」や、その後の「闇将軍」的な立ち位置の印象のほうが、ちょっと強いですよね。

堀越:だから、その人について書かれた本が、何でコンビニにいっぱい並んでいるんだろうと興味を持ったんですよね。で、コンビニの店員に、「こういうの売れるの?」って聞いたら、「男性のお客さんが結構買っていきますよ」と。じつは、それがいちばん最初のきっかけです。

―なるほど。

堀越:それから、田中角栄さんに関する本をいろいろ読みあさりました。そのなかに田中角栄さんのスピーチを取り上げている本がありまして。気になってYouTubeにアップされている当時の田中さんの演説を見てみると、それがものすごく印象的だったんです。

テンポ感もすごくよくて、聴いているとどんどん引き込まれていく。この人をオペラにしたら絶対面白いと確信して、諸々の許諾を取って……そこから「劇団★ポラリス」も生まれました。

歌と芝居で観客の感情をゆさぶる浪曲は「和製オペラ」ともいえるはず

―舞台で浪曲も取り入れようと思った背景には、何があったのでしょうか?

堀越:さらにいろいろ調べていったら、田中角栄さんは浪曲の名人でもあったんですよ。そのときぼくは、浪曲の知識もほぼなかったし、寄席にいって聴くみたいなこともなかったのですが、調べてみると田中さんの声やトーンと浪曲が、すごく似ているというか、そういうバックグラウンドの人なんだなって合点がいって。

なので、この舞台には、絶対浪曲も入れたいと思って日本浪曲協会さんに連絡しました。そうしたら、「そういうことなら適任者がいます」って玉川太福師匠を紹介いただいたんです。

―なるほど。そこでようやく太福さんに繋がるわけですね。太福さんは、驚かれたのでは?

太福:そうですね(笑)。田中角栄さんが浪曲好きで、ご自分でも「天保水滸伝」という浪曲の演目を唸っていたという話はもちろん知っていたし、「天保水滸伝」は、うちの一門のお家芸なので、当然私も唸ります。それで私のところに話がきたみたいなんですけど、演劇? オペラ? とわからない部分が多かったですよね(笑)。

なので、直接お話をさせてくださいって言ったら、堀越さんが浅草の木馬亭まできてくださったんです。

―そこでいろいろ話して、合点がいったと。

太福:まあ、最終的にどういうものになるのかは、まだちょっと見えてないんですけど(笑)。ただ、堀越さんの話を聞いているうちに、たしかにオペラと浪曲には共通点がある――というか、私も「浪曲って何ですか?」って聞かれたときによく「和製ミュージカルです」と言っていたんですけど、考えてみたら「和製オペラ」でもあるのかなって思って。もちろん、発声法はかなり違うでしょうけど、歌があってお芝居があって、みたいなところは一緒じゃないですか。

―たしかに。

太福:なので、堀越さんのお話を聞いて、オペラに対して非常に近しいものを感じたので、それだったらやってみようかと思いました。

「浪曲の代表的な演目は、大体ものすごくエモいです(笑)」。人の心を動かす声表現とは?

―太福さんは、「笑い」の要素が入った新作の浪曲をたくさん手がけていたり、春風亭昇々さん、瀧川鯉八さん、立川吉笑さんら若手落語家たちと創作話芸ユニット「ソーゾーシー」を結成して活動されたりなど、これまでとは違う「新しい浪曲師」としての活動を精力的にされていますよね。そういう意味でも、適任だったのかなと。

太福:浪曲の場合はオペラと違って、敷居の高さというよりも、そもそも知られてないっていうのがあるから(笑)。浪曲を知っているような年配の方々にも、お涙頂戴みたいなイメージが強いのか、なんとなく敬遠されているようなところもあるんです。

―浪曲は、いわゆる「浪花節」というか「義理人情」の世界が基本になっていて、物語への踏み込みづらさがあるのかもしれません。

堀越:今回の作品のテーマでもあるんですけど、「義理人情」って、現代にも残ってはいると思うんですよ。大っぴらに言うのはカッコ悪いというか、いまの価値観とは合わないようなムードがあるけど、本当にそうなんだろうか。

太福:まあ、要は言い方ですよね。人にやさしくしてもらったら誰だってうれしいし、してもらったことは、ちゃんと返そうって思うじゃないですか。「義理人情」っていう言葉のイメージが、ちょっとよくない気がするというか。

―いまふうな言い方をすると「エモい」みたいな?

太福:ああ、そうですね。そういう意味でいったら、浪曲の代表的な演目は、大体ものすごくエモいです(笑)。

堀越:それはオペラも同じですよね。エモーショナルな表現が魅力のひとつなので。というか、それがいちばんビックリしたことなんですよね。西洋にはオペラというものがあったけど、日本にも同じようなつくりのものがあって、それが浪曲だったんじゃないかっていう。

太福:やっぱり、いちばん心を動かされるのは、その部分っていうことなんでしょうね。感情の揺れが人の心を動かすし、それは演説とか、人を説得するときも同じなのかなって。

―田中角栄さんのスピーチも、相当エモーショナルですよね。

太福:や、そうだと思いますよ。だから今回の舞台には「人の心のつかみ方」みたいなものがあるような気がしていて。

もちろん、そのままのかたちで真似ることはできないと思うんですけど、ひとつ参考として持って帰ると、どこかで役に立つこともあるというか、背中を押してくれたり、手を引っ張りあげてくれたりするものが、個人的にはあるんじゃないかっていう気がしています。

田中角栄はどのように表現されるのか。ひとつの役をオペラ歌手、浪曲師、ミュージカル俳優がつなぐ

―脚本では田中角栄さんの立身伝的なところを、ポイントとなる演説を交えながら描いていくような構成になっていましたが、田中角栄さんの役は、複数の人物が演じるということなのでしょうか?

堀越:そうなんですよ。田中角栄さんという人物を、ひとりの演者がなりきって演じるのは、ちょっと難しいんじゃないかと思って。むしろ、「田中角栄さん的なもの」を、いろいろな役者さんが、演説なり歌なり浪曲なり、それぞれの表現で演じるような感じで構成していったほうが、より立体的に描き出せるんじゃないかと思ったんです。

―実際、何人の方が、田中角栄さんを演じるのですか?

堀越:5人ですね。歌う人もいるし、演技をする人もいるし、もちろん太福師匠は、浪曲で唸ってもらいます。

―柿迫さんも田中角栄さんを演じるひとりですが、今回の役柄に対して、どんなふうにアプローチをしていったのでしょう?

柿迫:アプローチの仕方が結構難しくて。もちろん、オペラの役とは全然違いますし、モノマネをすればいいということでもない。田中角栄さんのスピーチを聴いて、そこに寄せていこうとしても、本人のインパクトが強すぎてどうしても負けちゃうんですよね(笑)。

―なるほど。

柿迫:なので、あまり寄っていかないようにしつつ、自分ならではというか、オペラ歌手としての表現を入れ込んでいっています。オペラ歌手としてはなかなかの挑戦です(笑)。ただ、すごくチャレンジしがいのある人物というか、知れば知るほど興味が湧いてくる人ですね。

―モノマネにならずにその人を表現する。太福さんはどうですか?

太福:もとがあるキャラクターを演じるということでいうと、いま『男はつらいよ』を浪曲でやらせてもらっていて。そのときはわかりやすさも考えて、ある程度キャラクターに寄せて演じ分けるんです。けど今回は、実際の田中角栄さんのことを知らない人が多いと思うので、本人に寄せるより田中さん自身の魅力を伝えないと意味がない。だから、ある程度田中さん本人を意識しながら、あくまでも浪曲としてやろうかなって思っています。

―役者によって異なる手法で「田中角栄」を表現していくんですね。

太福:オペラやミュージカルの方々と一緒なので、まわりの影響を受けながら柔軟につくっていくつもりです。浪曲は基本的に、みんなでつくるっていうことがないので、その感じがすごく新鮮ですね。

柿迫:浪曲との共演は、ぼくも今回が初めてですけど、きっといい化学反応があるんじゃないかと思うんです。

初めて見るもの、想像できないものって、面白いじゃないですか。今回の舞台はいろいろな要素が積み重なって、結果的に僕らにとっても想像できないものになっていて……そこがいいところだと思うんですよね。

チケット代は観客が決める。さまざまな声表現が集結した音楽劇の挑戦

―お話を聞いていると、ひとつの舞台でじつにさまざまな声表現が行なわれるように感じます。

堀越:さらにもうひとつ、今回の舞台の「語り」を女優の木村多江さんにやっていただいているんですけど、それがまた本当に素晴らしいんです。

―これは、どういう人選だったんですか?

堀越:以前うちの作曲家でピアニストの新垣隆と朗読音楽の企画をご一緒させていただいたことがあって。そのときの木村さんの朗読が、天使のような声というか、まるで上から降ってくるような声で読まれていたんです。そこで「語り」は絶対に木村さんがいいと思い、事務所を通じて台本をお送りしたら、快諾くださって。

―複数の男性が熱量高く田中角栄を演じるなかに、木村多江さんの「語り」が入る。田中角栄という人物を通して、さまざまな声表現が集積したのは、非常に面白いことのように思います。さらにその舞台を「投げ銭ライブ」で開催します。入場は無料で終演後に任意の金額を払うという設定にしたのはどうしてでしょうか?

堀越:今回の舞台は、オペラ歌手、浪曲師、そしてミュージカル俳優が出ますが、オペラとかミュージカルのチケットって、すごく高いじゃないですか。というか、つくっている我々としてはそれなりの制作費がかかっているから、そこまで高いと思わないんですけど、一般的には高いと思われている。お客さん側とのギャップがすごく激しいんですよね。

堀越:ただ、価格帯は本来お客さんが決めるものだとぼくは思っていて。まあ、これだけいろいろなジャンルの人たちが出ていると、僕のほうからいくらっていえなかったっていうのもあるんですけど(笑)。

―(笑)。場所も下北沢のザ・スズナリですし、どの価格帯に合わせるべきなのかわからないところはありますね。

堀越:そうなんですよ。だからもう、そこはお客さんに決めてもらったほうがいいかなって思って。そういう根本のところから、もう一度考えたほうがいいというか……。

もちろん最初に言ったように、オペラとか浪曲といったものを、とにかく一度、生で見てほしいっていうところがいちばんなんですけどね。なので、少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ気軽に足を運んでもらえたらなって思っています。

イベント情報
『劇団★ポラリス旗揚げ公演 オペラ THE SPEECH』

日時:10月20日(木)〜21日(金)18:30開場 / 19:00開演
会場:ザ・スズナリ
入場料:無料(予約制)
鑑賞料:投げ銭システム。終演後に任意の金額をお支払いをお願い致します。日本銀行券のみ。
原作:「田中角栄 心をつかむ3分間スピーチ」小林吉弥(ビジネス社)
企画・演出・脚本:堀越信二
音楽:新倉一梓
出演:
劇団★ポラリス
【歌組】柿迫秀、吉武大地、水島正樹、鈴木たけゆき、丸山真矢、塙翔平、寺西一真
【音組】西尾周祐(ピアノ)、 細野幸一(パーカッション)、斉藤孝太郎(チェロ)
客演主演:玉川太福(曲師:玉川みね子)
語り:木村多江(声の出演)
プロフィール
堀越信二 (ほりこし しんじ)

1973年生まれ。カンパニーイースト代表。今回の舞台『オペラTHE SPEECH』の企画、演出、脚本を行なう。

玉川太福 (たまがわ だいふく)

1979年生まれ。新潟出身の浪曲師。2007年に玉川福太郎に入門し、2013年に名披露目。現在は落語の定席にも出演し、年間口演数は約500席。「天保水滸伝」「清水次郎長伝」といった古典演目のほか、自作の新作浪曲や「男はつらいよ」浪曲化など、幅広く活動している。

柿迫 秀 (かきざこ あきら)

1967年生まれ。オペラ歌手。国立音楽大学声楽科卒業、同大学大学院オペラ科修了。1994年から2000年までイタリアはミラノに留学。2006年より日本初の男性オペラユニット「ザ・レジェンド」メンバー。



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