佐藤健主演『るろうに剣心最終章 The Beginning』が『金ロー』で地上波初放送。有村架純らキャスト紹介

映画『るろうに剣心最終章 The Beginning』が、本日10月21日に日本テレビ系の『金曜ロードショー』で放送される。

『るろうに剣心最終章 The Beginning』とは？人気シリーズの完結編

『るろうに剣心最終章 The Beginning』は、1994年から1999年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された和月伸宏の漫画『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』をもとにした作品。明治時代の日本を舞台に、「人斬り抜刀斎」として幕末に恐れられたが、その後「不殺」を誓った剣客・緋村剣心の戦いを描く。

実写映画版は、2012年に第1作『るろうに剣心』、2014年に前後編2部作の『るろうに剣心　京都大火編』『るろうに剣心　伝説の最期編』が公開され、最終章となる2部作『るろうに剣心最終章 The Final』『るろうに剣心最終章 The Beginning』は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公開を延期しつつ、2021年4月と6月に公開された。『るろうに剣心最終章 The Final』は10月14日に『金曜ロードショー』で地上波初放送された。

実写映画版の完結編となる『るろうに剣心最終章 The Beginning』では、剣心の「十字傷の謎」に迫る物語と、上海マフィアの頭目である縁との戦いを、幕末期と明治維新後の2つの時代を通して描く。同作の地上波放送も、今回が初となる。

放送は21:00から23:44まで。

©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

剣心の妻・巴役を演じる有村架純、桂小五郎役の高橋一生などキャスト紹介

「ハマり役」となった剣心役の佐藤健、重要キャラクターである巴役の有村架純をはじめ、豪華な出演陣も話題となった。キャストは以下の通り。

緋村剣心役の佐藤健　©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

雪代巴役の有村架純　©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

「人斬り抜刀斎」時代の剣心が唯一心を許し、後に自らの手で斬殺した妻・雪代巴役に挑んだ有村架純。キャスト発表時、有村は「1 作目から原作ファンの方や映画ファンの方からすごく大切にされている作品ですし、健さんやキャストの方、監督やスタッフの皆さんが大切に作られている作品ですので、嬉しい思いもありましたが、同時に大きなプレッシャーも感じました」とコメント。佐藤健については「アクションにしてもお芝居にしても、ご自身の中で表現したいものが見えているからこそできることがたくさんあって、それを間近で拝見していると本当に尊敬しますし、改めてすごい役者さんだなと思いました」と語っていた。

長州藩志士・桂小五郎役の高橋一生　©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

桂小五郎役の高橋一生はキャスト発表時「桂を演じるうえで、剣心の心の動きを観察するよう心がけていましたが、佐藤さんは、常に“剣心”としてそこにいらっしゃるので、安心してお芝居ができました」とコメント。

新選組一番隊組長・沖田総司役の村上虹郎　©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

沖田総司役の村上虹郎は「沖田総司という人物を演じられることは、この上なく幸せだなと思います。オリジナリティーを大事にするよう意識しつつ、とにかくアクションは頑張りました」と語っていた。

長州藩志士・高杉晋作役の安藤政信　©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

高杉晋作役の安藤政信は「大友監督には、個性的で勢いのあるエネルギッシュなイメージを持っていました。そんな方と一度sessionしてみたかったので、オファーがきて素直に嬉しかったです」とコメント。

斎藤一役の江口洋介　©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

シリーズ1作目から登場している人気キャラクター・斎藤一役の江口洋介は「同じ役を長年やり続けるということはそうないことなのでとても光栄です」とコメントしていた。

さらに辰巳役に北村一輝、清里明良役に窪田正孝、角田役に一ノ瀬ワタル、中条役に平埜生成、村上役に奥野瑛太、八ツ目無名異役に成田瑛基、子供時代の雪代縁役に荒木飛羽、片貝役に池内万作、飯塚役に大西信満がキャスティングされている。

ワンオクが主題歌を提供。実写映画シリーズを支えたスタッフ陣

監督・脚本は実写版『るろうに剣心』シリーズを一貫して手掛けてきた大友啓史。音楽も『ALWAYS 三丁目の夕日』の佐藤直紀が続投している。主題歌はONE OK ROCK“Broken Heart of Gold”。同バンドも実写映画版の全作品で主題歌を担当し、作品に欠かせない存在となっている。

エグゼクティブプロデューサーは実写『銀魂』の小岩井宏悦、プロデューサーは『グーグーだって猫である』の福島聡司、撮影監督はジョン･ウー監督『マンハント』の石坂拓郎、アクション監督はドニー･イェンの元で多くの作品に関わってきた谷垣健治、照明は『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズの平野勝利、美術は『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズの橋本創、装飾は『まほろ駅前狂騒曲』の渡辺大智、録音は『貞子vs伽椰子』の湯脇房雄、編集は『キングダム』の今井剛、キャラクターデザイン/衣装デザインは『十三人の刺客』の澤田石和寛、VFXスーパーバイザーは『HiGH&LOW THE WORST』の小坂一順。

佐藤健のコメントが『金ロー』ウェブサイトに掲載

『金曜ロードショー』のオフィシャルサイトでは剣心役を演じた佐藤健のコメントを掲載している。

るろうに剣心4作が金曜ロードショーで放送されること、とても嬉しく思います。
どうしたってこの作品は自分にとって特別で、仲間達と共に歩んできた10年間は自分の俳優人生の中でも最も大きな財産です。
大友監督をはじめ、キャスト、スタッフの皆様、そして剣心との出会いが無ければ間違いなく今の自分はありません。
是非この機会に4作続けてお楽しみいただけたら幸いです。

- 『金曜ロードショー』オフィシャルサイトより