思春期の煌めきと痛み。シャルロット・ル・ボン監督の映画『ファルコン・レイク』本編映像公開

映画『ファルコン・レイク』の本編映像が公開された。

フランスのバンド・デシネ作家であるバスティアン・ヴィヴェスによる『年上のひと』を原作に、シャルロット・ル・ボン監督が自ら脚本を手掛けた同作。カナダ・ケベックの湖畔にある避暑地を舞台に、14歳になる少年・バスティアンと16歳の少女・クロエが辿る「忘れられないひと夏」を描く。撮影には16ミリフィルムを使用している。

今年5月に開催された『第76回カンヌ国際映画祭』では短編部門の審査員にも起用されたル・ボン監督は、同作のテーマである「思春期の憂鬱さ」について「思春期の絶頂で経験して以来、未だまとわりつくこの憂鬱感は、私にとって安全な避難場所であり、背中を押してくれるもの。憂鬱な気分は飼いならして自分の味方にしないと。悲しみに対抗するための一生の友達なのだから」と語っている。

8月25日より渋谷シネクイントほか全国順次公開。

映画『ファルコン・レイク』公式サイト|2023年8月25日公開


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