MONO×envy×downy×toe×Borisが闘争『After Hours』を熱論

MONO、envy、downyが中心となって産声を上げたアーティスト発信の音楽フェスティバル『After Hours』。昨年は都市型フェス『SYNCHRONICITY』とのコラボレーションという形でプレ開催され、会場となったTSUTAYA O-WESTは、ほぼ1日中入場規制がかかり続けるという、異様な熱気に包まれた。直前になってボーカルの脱退が発表され、多数のゲストボーカルを迎えて行われたenvyのステージは、早くも伝説化していると言っていいだろう。

正式な第1回目の開催となる今年の『After Hours』は会場を一気に4か所に拡大。出演者には日本のオルタナ~アンダーグラウンドの猛者たちが集い、そのラインナップを見ているだけでも興奮が抑えきれない。そこで、今回はMONOのTaka Goto、envyのKawai、downyの青木ロビンという主催メンバーに加え、ヘッドライナーとしての出演が発表されているBorisのAtsuo、toeの山㟢廣和を迎えて座談会を開催。Taka Gotoいわく「芸術をダメにするものに対しての闘争」だというフェスへの想いを語り合ってもらった。

『After Hours』のテーマは「芸術をダメにするものに対しての闘争」なんです。(Goto)

―昨年は『SYNCHRONICITY』とのコラボレーションという形でのプレ開催でしたが、どんな感想をお持ちですか?

Kawai(envy):人様のイベントに入れてもらって、あそこまで反響があるとは正直思ってなくて。ずっと入場規制になってお客さんたちは大変だったと思うけど、単純にすごく嬉しかったし、面白かったですね。力を貸してくれた『SYNCHRONICITY』には心から感謝しています。

Goto(MONO):このメンツが集まれば、こういうことができるんだっていう自信にはなったよね。なので、今回はちょっと大風呂敷を広げて、大きい会場をブッキングして、ビジネス抜きに出てもらいたいバンドに直接電話をして形にしていっています。

左から:山㟢廣和(toe)、Nobukata Kawai(envy)、Takaakira ‘Taka’ Goto(MONO)、青木ロビン(downy)、Atsuo(Boris)
左から:山㟢廣和(toe)、Nobukata Kawai(envy)、Takaakira ‘Taka’ Goto(MONO)、青木ロビン(downy)、Atsuo(Boris)

―昨年は、フェスの直前にenvyからボーカルのTetsuyaさんが脱退して、当日はロビンさんや山㟢さんを含めたゲストボーカルを複数迎えてのライブになりましたね。

Kawai:実は、どういう演奏をしたかはあんまり覚えてないんです。楽しかったんだけど、ゲストに失礼があってはいけないなとか、観てくれる人や、関わっている人への感謝の気持ちを伝えたいっていう想いのほうが強くて。ライブ自体はひさしぶりだったから、演奏はそんなに良くなかったはずなんですよ。でも、「熱量を伝えられた」ってことで言えば、良かったと思いますね。

―そして、正式な第1回目の開催となる今年は、すでにtoeとBorisがヘッドライナーとして出演することが発表されています。

Goto:ホントは去年も出てもらいたかったんですけど、日程やキャパシティーの面も考えて、今年お願いしました。envyとBorisとMONOは『leave them all behind』(Daymare Recordingsのフェス)で何回か一緒にやっていたので、それと近い感じにならないよう、あえてBorisを一回寝かせたんですよね。

Takaakira ‘Taka’ Goto(MONO)
Takaakira ‘Taka’ Goto(MONO)

―Atsuoさんは『After Hours』の開催について、どんな印象をお持ちですか?

Atsuo(Boris):僕は、最初の決起集会的な飲み会にも参加していたんです。そこから、去年があって、今回が正式な1回目ということで、着実に形になっていてすごく頼もしい。

MONOとはここ何年も同志として、密に連絡を取り合ったり、お互いの動向を話していたので、今回は誘われる形での参加ですけど、一緒に作るくらいの気持ちです。僕らが感じている豊かさとか、持っている美意識や価値観を、もう少し日本の人とシェアできればいいなと思いますね。

―山㟢さんはいかがですか?

山㟢(toe):「こんな人たちが集まってたらいいな」って思うバンドがいっぱい決まっていて、それに混ぜてもらえるのは嬉しいし、素晴らしいなって思います。

Kawai:今回出てもらうバンドって、僕は真似できないんですよ。僕がGotoさんのギターを借りて、MONOみたいな曲を作ったって、絶対同じにはならないし、Borisの音もtoeの音もdownyの音も本人たちにしか出せない。

20年前だったら、真似しようと思えば何となくできたかもしれないけど、今は長年培ってきたそれぞれの音があって、絶対に真似できない個性を持っている人が集まってる。それはすごいことだなって思いますね。

Nobukata Kawai(envy)
Nobukata Kawai(envy)

―フェスを開催する意義のひとつとして、ノブさん(Kawai)は以前「選択肢の提示」ということをおっしゃっていました。つまり、「食うための音楽」「趣味でやる音楽」という風になってしまいがちだけど、音楽の続け方はもっといろいろあってもいいんだと。

実際、MONOとBorisは日本を飛び越えて世界で活動をしていて、一方、toeは仕事をしながら音楽を続けて、でも海外にも行くし、日本でも規模感のあるライブをしている。この五人の活動を見るだけでも、選択肢の提示になっていると思うんですよね。

Kawai:海外の方が日本よりもいいと言いたいわけではないですけど、海外は、カウンターカルチャーのシーンを、ちゃんとサポートしてくれる人がいるんです。日本ではそういうサポートを多くは得られなかったから、もうちょっと何かできるんじゃないか? っていう。

Atsuo:日本ってさ、音楽で食っていこうって思うと、事務所に所属して、1曲ヒット飛ばしてとか、そういうシステムしかみんな知らないでしょ? でも、自分らの好きなことをやり続けながら、自分たちで食っていく方法はある。そういうのは僕らやMONOが提示できればいいなって思うし、バンドとしての自主的なあり方っていうのは、今回のラインナップからいろいろ見えてくるんじゃないかなって。

Atsuo(Boris)
Atsuo(Boris)

Goto:『After Hours』のテーマは「芸術をダメにするものに対しての闘争」なんです。「表現の自由を奪うものへの闘争」というかね。日本の既存の音楽システムという檻の中にいて、タイアップありきの曲作りとか、カラオケで歌うための曲作りとか、知らない間に食べるための音楽になってしまっているミュージシャンがたくさんいる。それって楽しいはずがないと思うんですよ。自分も昔メジャーで仕事をしていたので、痛感しています。

そういったシステムに対する音楽業界への「闘争」なんですよ。自分が信じる音楽だけをやっていくって難しいことだけど、それを証明しているアーティストたちが集まることで、音楽とかアートに夢を持っている若い人たちに、「こうやって生きていけるんだ」とか「芸術に対して何も遠慮はいらないんだ」って思ってほしい。

青木(downy):将来的に若い子たちが「『After Hours』に出たい!」って、『After Hours』を目指してバンドを組んで、この場所に向かってきてくれるといいですよね。

青木ロビン(downy)
青木ロビン(downy)

Goto:『After Hours』は実力のあるバンドなら出られる。個人的な価値観だけど、音大を出た人の普通に上手な歌よりも、小学生が純粋に歌った歌の方が心に響く感覚で判断しているっていうかね。もっとその人にしか出来ない個性を自由に表現すべきだと思ってる。

Atsuo:本来答えはない世界ですからね。

Goto:僕たちの活動を通じて、こういうやり方があるんだという可能性を見せるっていうのは、それを実際にやってきた人たちが唯一できることだから、そこはちゃんと見せていきたいです。

売れようが売れまいが、やりたい音楽を追求しながらバンドを長く続けるなら、音楽とは別に仕事を持ってる方がいいかなって。(山㟢)

Kawai:生き方的な話で言うと、俺と山ちゃんとロビンは、仕事は仕事、好きな音楽は音楽で一生懸命やるって形だけど、意外と仕事も楽しいんですよね。もちろん「バンドは趣味」っていう規模でもないから、両立するのはとても大変なことだけど、やりがいもある。toeのやり方は、バンドを継続していくための新たなひとつの選択肢だし、似たような活動を続けてきたenvyとしてもすごくシンパシーを感じますね。

―山㟢さんはバンドの続け方に関してどうお考えですか?

山㟢:もともと僕が憧れていたようなバンドはフルタイムでやっていたようなものではなかったので。僕は自分に対してのエクスキューズが欲しいのかもしれません。音楽だけで生計をたててやっていると、ぶれてくる気がしてしまう。僕の性格的に、無意識に「もっと売れるものを作らないと」とか「今こういうのが流行っているから、こういうのを作ったほうがいい」ってなっちゃうタイプだと思うんです。

だから、売れようが売れまいが、やりたい音楽を追求しながらバンドを長く続けるなら、音楽とは別に仕事を持っている方がいいかなって。そういうわけで、自分が自分の責任で仕事の管理ができて、ツアーにも行ける職種を選んでやっています。

山㟢廣和(toe)
山㟢廣和(toe)

Kawai:普通の会社員だったら厳しいかもね。会社によっぽど理解がないと、1か月のツアーには行けない。

Atsuo:日本は社会のシステム的に、仕事を続けづらいよね。ツアーに行くたびに仕事を変えてる人もいるけど、あれはちょっとしんどいなって思う。

Kawai:そういう意味では、欧米は寛容なんですよね。

山㟢:お客さんが、バンドをサポートする意識を持っているんですよね。曲も、すぐにダウンロードできちゃうかもしれないけど、「お金がない」っていう理由で好きなバンドにやめられたら困るから、みんなそのバンドを助けるためにお金を出してCDを買ったりしていて。

Atsuo:海外ってチップがあるじゃん。日常で誰かを評価して、その意思表示としてお金を払っているわけだから、そういう文化の根本が違うっていうのはひとつ大きいかな。

Atsuo(Boris)
Atsuo(Boris)

Goto:海外はチケット代も安い。ディナーをした後に、カップルとか子供連れでライブを観て、芸術の対価としてお金を払う。日本だとワンマンで6千円とかするけど、海外だと普通で2千円くらい。ツアーは最低保証が用意されていて、出演者もオーガナイザーもファンもwin winになるシステムだから、ずっと回るんです。海外のそういう良い部分は、『After Hours』を通じて提示できればいいなって。

若いバンドは、世界一になったら日本一になれるのに、何でそこを見ないのかなって。(Goto)

―それにしても、今年『After Hours』のラインナップはすごいことになっていますね。

Kawai:個性があるというか、尖ってるやつらばっかりだから、10年前とか20年前なら反発し合っていたと思う。今も、「ユナイトしようぜ」とか「みんなで同じ方向を向いて頑張ろう」とは一言も言ってない。

だけど、今出演してくれる尖ったバンドの鋭角を結ぶと円になるというか……、あっちこっち向いている個性豊かな鋭角の数が増えて、必然的に円に近付いていく感じ。リスペクトし合いながら、個性が円形に広がっていっている感覚なんだよね。

Goto:toeともBorisとも、初めて対バンしたときは挨拶くらいしかしなかったけど、10年~20年経ったら、それぞれのバンドが無視できないくらい強くなった。そういうバンドが集まって何かやろうぜってなったら、そこには当然リスペクトが生まれるよね。

だって、当時メジャーにいったバンドの多くは続いてないし、もう消えていってる。メジャーに迎合せず、自分たちの音楽だけは譲らないでやってきたバンドがこれだけ集まるっていうのは、他のフェスとは全然違うところじゃないかな。

Takaakira ‘Taka’ Goto(MONO)
Takaakira ‘Taka’ Goto(MONO)

Kawai:こういうフェスに他のバンドを誘うのって、ラブレター読むみたいなもんで恥ずかしいんだよね。「こんなことやるんだけど、出てくれない?」って。例えば山ちゃんは「いつ?」くらいのクールな返答なんだけど、忙しい中スケジュールを空けてくれて。感謝とリスペクトを感じてますよ。

Atsuoくんも「俺にできることあったら何でも言って」って、サラッと言ってくれる感じがすごく嬉しくて。20年前だったら、きっと「勝手にやれよ」ってお互い思ってたよね(笑)。

山㟢:長くやっていると、離れたり近づいたりする時期があって、「また会いましたね」みたいな、邂逅が面白いんですよね。例えば、去年『ARCTANGENT』っていうイギリスのフェスに出させてもらったら、前の日にMONOが出てたんです。ロンドンから何時間も行った野っ原でやっているフェスなんですけど、こんなところですれ違うのって、すげえ面白いなって思ったり。

山㟢廣和(toe)
山㟢廣和(toe)

Kawai:しかも、どっちもヘッドライナーだったんだよね。

Goto:海外のフェスのポスターって、ヘッドライナーの文字が一番大きくて、それ以下はどんどん小さくなっていくんだけど、全世界のバンドの中で、MONOとtoeが一番上に書いてあるわけ。toeと初めて対バンしたのは新宿JAMだったんだけど、よくあそこからここまで来たなって。

―今年のラインナップには下の世代のバンドの名前もありますよね。Gotoさんはこれまで国内の若手との交流はあまりなかったと思うのですが、この1年は、『After Hours』の繋がりで交流も多かったかと思います。その中で、どんなことを感じられましたか?

Goto:そこに関してはちょっと厳しくて、去年初めて若いバンドと交流して、美的感覚がちょっと違うなって思うことが多かったんですよね。やたら日本の需要の中で期待に応えて売れることを意識しちゃってる。可能性はもっとあるのに、見て見ぬふりをしているというか。

世界一になったら日本一になれるのに、何でそこを見ないのかなって。やるんだったら、世界一のバンドになるべきだと思う。ただ、今回のO-nestのメンツにはすごく期待しているんです。KillieとかCOHOLとか、ホントに突き抜けてて、吠えてるクールなバンドをピックアップしたんですよ。本気度が伝わってきて、ヒリヒリしているような。

Atsuo:役割もあるじゃん? 若いやつらは今一番エッジーなことをやらないといけないし、僕らは新しいものでありつつ、続けてきた上での表現をやらないといけない。O-nestのメンツは今を切るやつらだよね。

Goto:若い時にしか出来ないことってたくさんあるから、もっと音楽的にも活動面においても冒険をしてほしいと思う。

『After Hours』という名前のもとにいろんな人の意志が集まって、新しい何かを作っていけたらいい。(Kawai)

―ロビンさんは若手との接点も多いかと思いますが、どのように見ていますか?

青木:そもそも僕は一度休んじゃったので、正直とてつもない劣等感があるんですよ。もちろん、休んでいた間も音楽はずっと愛してましたし、逆にもっと好きになれたから、その時間は無駄じゃなかったと思うんですけど、シーンのこととかはホントにわからなくなっていて。

Goto:でも、そんなに休んでた感覚ないんだよね。

青木:そう思ってもらえるように頑張りましたし。あとは自分がいい意味で丸くなった。昔はホントに人と話す気がなかったんですよ。この世で一番かっこいいのは自分の音楽だって信じてピリピリしてたし、別に他の人と話す必要はないと思っていたんです。

でも、仕事を介して、人と対話する機会が増えたんですよね。そうしたら、downyが復活して、「ずっと好きでした」って若手からも話しかけられることが多くなって、コミュニケーションをとる機会が増えたり。だから、別にこっちから歩み寄ったとか、そういうことではないんです。

Goto:でも、ロビンがいなかったら、またちょっと違う感じになってたと思う。偏らずに、広がりが持てたのは、ロビンがいたからだろうなって。

青木:だって、若い子からしたら、ここにいる人みんな話しかけづらいじゃないですか?(笑) 僕もこんなキャラじゃなかったですけどね(笑)。ただ、音楽に関してはみんなと同じで、何も変える気はない。

沖縄で暮らしていて、毎日子供連れて海に行って、ジャック・ジョンソンとかがビーチで流れている環境なのに、作る曲はどうしたってdownyなんですよね。不思議でしょうがないんですけど、でもそれが僕の人生で、僕の音楽なんです。なので、今は自分が発信できる立場にいるってこと、真摯に作りたい音楽を作り続けることのありがたさを感じながら、このイベントに挑んでいます。

青木ロビン(downy)
青木ロビン(downy)

―今年は海外からの出演者も決まっているそうですね。

Goto:Wang Wenっていう中国で最も有名なポストロックバンドで僕の友達なんです。以前ヨーロッパツアーでMONOのサポートバンドとして一緒にツアーをしたこともある。今回、彼らから『After Hours』に出演したいと言ってきたんです。今回はWang Wenだけでなく、ほかの海外のバンドからも出演のオファーがありました。今後海外のバンドを出す機会も増えてくると思います。

―ここにいるバンドはどれも国境は関係ないし、当然『After Hours』も国境は関係ないと。

Goto:それこそ、MONOやenvyやdownyが出なくてもいいと思っていて、山ちゃんオーガナイズのイギリスのショーとか、Atsuoくんオーガナイズのニューヨークのショーとかも全然あり得るんじゃない?

Kawai:『All Tomorrow's Parties』(世界的なオルタナティブミュージックの祭典)がいいのって、知らないバンドが出ていても、「このフェスに呼ばれてるんだったら」って、見る気になるところでしょ? そういうブランディングというか、「『After Hours』に出てるなら聴いてみよう」って思うような、そういう場所になったらいいなって。今は取っ掛かりとしてMONOとかenvyとかdownyって名前を出してるけど、今後は出さなくてもいいと思っています。きっかけを作りたかっただけなので。

―なるほど。

Kawai:『After Hours』という名前のもとにいろんな人の意志が集まって、新しい何かを作っていけたらいいですよね。毎回この規模でやらなくてもいいし、俺は小さいライブハウスで『After Hours』をやってもいいと思ってる。もっと規模の大きいところでもやりたいけど、それが目的ではないんです。

Nobukata Kawai(envy)
Nobukata Kawai(envy)

Atsuo:『All Tomorrow's Parties』はすごくいいフェスだったけど、なくなっちゃったんですよね。スポンサーなしで、プライドを持ってやり続けるって、今はすごく困難な時代なんだと思う。だからこそ、主催者側の想いを、バンドとお客さんが共有して、サポートし合えたらすごくいいなって思います。

―それこそがまさに、「芸術をダメにするものに対しての闘争」ですね。

Goto:それをやらないと、この国から本物のアートがなくなっちゃうから。そのための表現の場を作ろうってことだよね。

Kawai:自由でありたいよね、ここだけは。

Goto:今日話していて「なるほどな」って思ったんだけど、僕とAtsuoくんは音楽しかやっていないからずっとツアーをしていて、山ちゃんやロビンは仕事をしながら音楽をやっている。スタイルは違うけど、そこで生まれる音楽って同じなんだよね。

―それは音楽の強度が同じということですか?

Goto:そう、ツアーをやるから音楽が強くなるように、仕事をしているからこそ音楽が強くなる。頭ではわかっちゃいたけど、それをやっている本人の口から話を聞くと、やっぱりそうなんだなって思いました。つまり、「僕たちは食べるために音楽をやってるんじゃない」「迎合しない」っていう、そこが根底なんだよね。

だから、売れるためにやっているとか、食べるためにやっている音楽ではなくて、自分を信じて、表現をする人たちが集まる場所が、『After Hours』なんだと感じてる。今後『After Hours』を通じて、インスピレーションを受けたアーティストが増えて、芸術の場が豊かになることを願っています。

イベント情報
『After Hours'17』

2017年4月9日(日)
会場:東京都 渋谷 TSUTAYA O-EAST、duo MUSIC EXCHANGE、TSUTAYA O-WEST、TSUTAYA O-nest
出演:
ART-SCHOOL
People In The Box
LITE
Limited Express (has gone?)
Klan Aileen
envy
MONO
downy
toe
mouse on the keys
jizue
THA BLUE HERB
DJ KRUSH
THE NOVEMBERS
world's end girlfriend
ROTH BART BARON
Boris
MOROHA
heaven in her arms
ENDON
COHOL
Killie
and more
料金:前売 1日券5,800円 2日通し券11,000円
※2日通し券は『SYNCHRONICITY’17』と共通

プロフィール
MONO (もの)

海外でのリリースやツアーを精力的にこなし、圧倒的な支持を受けている4人組インストゥルメンタルロックバンド。オーケストラとシューゲーズギターノイズを合わせた独自のスタイルが国内外で非常に高い評価を受け、ロックミュージックの域では収まらない音楽性を発揮し、イギリスの音楽誌NMEでは”This Is Music For The Gods”——神の音楽と賞賛される。年間150本におよぶワールドツアーは50か国以上に渡り、10万人を動員。日本人バンドとして、世界で最も多くのオーディエンスを動員したバンドのひとつとなっている。2016年10月には、プロデューサーにSteve Albiniを迎え、シカゴのElectrical Audioにてレコーディングしたニューアルバム『Requiem For Hell』をリリースした。

envy (えんゔぃー)

日本が誇るポストハードコアバンド。世界中のファンが待ち望んでいた最新作『Atheist's cornea/エイシスツ コルニア』を2015年5月にリリース。収録楽曲にはMr.Children、Superfly等で活躍しているキーボーディストのSUNNY氏がキーボードアレンジとして参加。今作もアメリカはTemporary residence Ltd.ヨーロッパはRock Actionからリリース。2015年にはヨーロッパ最大のメタルフェス『HELLFEST』への出演、全米ツアー、アジアツアー、ヨーロッパツアーを行った。2016年4月1日、前身バンド時代からのメンバーであるボーカルのTetsuya Fukagawaの脱退がオフィシャルサイトの声明文によって発表された。

downy (だうにー)

2000年4月結成。結成当時よりメンバーに映像担当が在籍する5人編成のロックバンド。音楽と映像をライブで融合させるスタイルの先駆け的存在とされ、視覚・聴覚に訴えかけるライブを演出。メンバー各々の活動は多岐にわたり、国内外のアーティストから支持される。2004年に活動休止し、2013年に再始動。2014年Fujirock Festivalに出演。最新作は2016年9月リリースの6枚目のフルアルバム「第六作品集『無題』」。

Boris (ぼりす)

1992年結成。活動当初よりワールドワイドに活動、2003年以降はほぼ毎年海外ツアーを行う。文字通り音を体感するダイナミクスに満ちたパフォーマンスはNINE INCH NAILSをも魅了し、USアリーナツアーのサポートに抜擢された。2011年には日本ではメジャー初リリースとなる『New Album』を発表。また映画『リミッツ・オブ・コントロール』『告白』へも楽曲を提供、映像的と評される作風は音楽界以外でも注目を浴びた。2013年より改めて3人編成での活動にシフトし、メンバー間の相互作用とバランスを更に強化。2014年6月最新作『NOISE』を全世界同時リリースした。

toe (とー)

2000年結成の4人組バンド。インストを中心としたポストロックサウンドとフィジカルかつ緻密な音像で、国内外を問わず話題を集める。2003年に1stミニアルバム『songs, ideas we forgot』を、2005年には初のフルアルバム『the book about my idle plot on a vague anxiety』を発表。以降、ミニアルバム、リミックスアルバム、スプリット作品などを手掛けながら、ワンマンライブやイベントなどに出演。2015年7月に3rdアルバム『HEAR YOU』をリリースした。



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