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広告界のトッププレイヤー集結。インタラクティブ最前線を学ぶ

広告界のトッププレイヤー集結。インタラクティブ最前線を学ぶ

『TOWインタラクティブプロモーションスクール第3期』
テキスト
麦倉正樹
撮影:菱沼勇夫 編集:野村由芽

日々変化し続ける「インタラクティブプロモーション」を学ぶスクールが開講

今やすっかり、あちらこちらで耳にするようになって久しい「インタラクティブ」という言葉。要は、一方向ではなく、双方向のコミュニケーションを意味するのだが、広告の世界における「インタラクティブプロモーション」といった場合、それは何を指すのだろうか?

スマホをはじめとするテクノロジーの進化にともない、ドラスティックに変化しつつある広告業界において、もはや必須であるという「インタラクティブプロモーション」の概念。それを、第一線で活躍する講師陣による講義とワークショップによって、より深く体験することのできる講座『TOWインタラクティブプロモーションスクール(IPスクール)』が11月から開講する(申込締切は10月7日まで)。

今年第3回を数える『IPスクール』を主催するのは、1976年の設立以来、イベントプロモーションの企画制作を行なう株式会社テー・オー・ダブリュー(TOW)だ。

リアルな場×テクノロジー。時代に合わせて進化する「体験デザイン」

それにしても、「場所」を軸としたイベント事業をメインとするTOWが、なぜ「インタラクティブ」を銘打った本講座を開設するに至ったのだろうか? 『IPスクール』を統括するTOWインタラクティブプロモーション室の金瀬侑也は言う。

金瀬:もともとは、『プランナーズスクール』という、イベント寄りの「企画」を中心とした講座を開設していました(2001年~2013年まで実施)。2014年からデジタル面を強化して、映像やウェブ、PRまでを包括した講座に発展させようという話になって、『インタラクティブプロモーションスクール』に舵を切ったというのが開設の理由ですね。

上記の話にも登場した「インタラクティブプロモーション」という概念。金瀬は、それについて、次のように説明する。

金瀬:現在は「体験デザイン」――普通に行なわれているイベントに、身体性などの「体験価値」をつけるといったことを押し出しているのですが、やはりリアルな場のイベントというのは、ごく限られた人々しか参加できないわけです。それをどうやって多くの人々に知ってもらうのか、そこにどう付加価値をつけて最大化するのかというのが、やはり「インタラクティブプロモーション」の根源であるように思います。

金瀬侑也
金瀬侑也

TOWが得意とするイベントを中心としながらも、そこに完結しない――かといってデジタル分野だけで完結もしない、リアルとバーチャルを横断するプロモーション戦略。『IPスクール』の講座内容や、そこに招かれる講師たちの人選も、すべてそのような考え方のもと行なわれているという。では、実際の講座の内容は、どのようなものとなっているのだろうか?

講師はテクノロジーからPRまで。座学にとどまらない全12回の学びの体験

「インタラクティブプロモーションっておもしろい。」そんなキーワードを掲げて開設する、今年の『IPスクール』。11月から2月まで、毎週水曜19時から、各2時間半ずつ、全12回にわたって行なわれる講座は、TOWはもちろん、博報堂ケトル、PARTY、電通、TOKYO、ワン・トゥー・テン・デザイン、面白法人カヤック、マテリアルなど、インタラクティブプロモーションの第一線で活躍する企業で働く人々を講師に招き、講義やさまざまなグループワークを通じて、インタラクティブプロモーションの面白さを感じてもらう内容となるようだ。

一昨年に開催された『IPスクール第1期』に大学生のときに参加し、現在は金瀬とともにTOWのインタラクティブプロモーション室で働く曽我公則は、『IPスクール』での体験を次のように語っている。

曽我:大学時代にデジタル的な分野に興味があって、いろいろ調べているうちにこの講座を知ったんです。初めは「ちょっと面白そうだな」っていう興味本位から入った部分もあるのですが、グループワークを通してアイデアを形にしていく体験は、実際に社会に出て仕事を進めていく上でも非常に役立っていると思います。同じようなことをやりたいと思っている人たちと交友関係が生まれたのも、大きなメリットでした。

曽我公則
曽我公則

「インタラクティブプロモーション」に答えはまだない。だから面白い

単なる座学ではなく、講師や参加者たちとコミュニケーションしながら、アイデアを実現可能な形に変えてゆく『IPスクール』の講座内容。ただし、本講座の一番の目的は、先述したキーワードの通り、「インタラクティブプロモーション」の「面白さ」を、実際に感じ取ってもらうことにあると金瀬は言う。

金瀬:インタラクティブプロモーションの世界は、テクノロジーの進化もあり、まだまだ「これが正解です」というような形がないんですよね。だからこそ、我々のようにイベントからスタートした人間や、デジタル分野に特化した人、ウェブを得意とする人、果てはPRの分野に長けた人など、さまざま職種の人々と会話することによって、新しいアイデアや施策が生まれていく。その際に必要なのは知識よりも興味。リアルな場とテクノロジーを絡めて何か面白いことをやってみたいという、純粋な興味と積極性なのだと思います。

『TOWインタラクティブプロモーションスクール2016』メインビジュアル
『TOWインタラクティブプロモーションスクール2016』メインビジュアル

テクノロジーの進化によって、さまざまな表現方法が可能となった広告の世界。日々刻々と変化するライフスタイルの中で求められるのは、細やかなジャンルを横断する「総合力」であるという。「1-TOW」(ワン・トゥー・テン・デザイン+TOW)、「TOWAC」(カヤック+TOW)など、TOWは実際に他社とユニットを組んで業務を行なっているなど、講師同士の交流があることも特徴のひとつである本講座は、そんなインタラクティブプロモーションの未来を探る、「実験場」としての役割も担っているようだ。将来プロモーション業界で働くことを目指す学生はもちろん、プロモーション業界への就職・転職を希望する人々には、うってつけの講座と言えそうだ。

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イベント情報

『TOWインタラクティブプロモーションスクール2016』

2016年11月2日(水)~2017年2月15日(水)
会場:東京都 神谷町 株式会社テー・オー・ダブリュー 会議室ほか
講師:
小田桐昭(小田桐昭事務所)
阿部晶人(TOW)
橋田和明(博報堂ケトル)
石原篤(博報堂ケトル)
中村洋基(PARTY)
尾上永晃(電通)
海老根俊一(TOW)
谷川英司(TOKYO)
澤邊芳明(ワン・トゥー・テン・ホールディングス)
梅田亮(ワン・トゥー・テン・ドライブ)
柳澤大輔(面白法人カヤック)
氏田雄介(面白法人カヤック)
澤井妙治
竹中久貴(マテリアル)
関航(マテリアル)
ほか
定員:25名
講義回数:全12回
対象:プロモーション業界を目指す学生、プロモーション業界への転職・就職を希望する28歳以下の方
受講料:一般50,000円 学生25,000円

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