
世界の文字史において、エジプト文字、メソポタミア文字、漢字の文字体系が主流を占めています。文字の起源は紀元前まで遡り、当時は、文字というよりも絵や記号に近いもので、人や木、月などを絵で表して意味を伝えていました。それが、次第に簡略化して現代の形になっていったのです。

こうして世界各地で発生した文字は、永い年月のなかでテクノロジーやメディアの変化、侵略戦争などの政治的背景を受けて形を変えてきました。現在、世界各国で話されている言語も、そうして変化を遂げたそれぞれの文字で表されています。




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