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K-POPアイドルINFINITE、その栄光の影には多くの失敗もあった

K-POPアイドルINFINITE、その栄光の影には多くの失敗もあった

インタビュー・テキスト
タナカヒロシ
2014/06/26

このCINRA.NETを見ている人は、K-POPに対してどんなイメージを持っているだろうか。洗練された楽曲とパフォーマンスという肯定的なイメージを持つ人もいれば、似たような楽曲やお遊戯会のようなパフォーマンスだと否定的に捉える人もいるかもしれない。一見、相反する意見のように思えるかもしれないが、そのどちらも間違いではないと思う。なぜなら、K-POPは何かひとつヒットが生まれると、コピーしたような作品が雨後の筍のように生み出されるシーン。熾烈な競争のなかで洗練を重ねるものもあれば、ただ単に真似しただけでクオリティーの低いものもある。

ここで紹介するINFINITEは、異常なまでにダンスを磨き上げ、普遍的なメロディーと最新のサウンドを融合させた楽曲で、韓国、日本、そしてアジア各国でも人気を拡大している旬なグループだ。しかしその成功の影には、数多くの失敗と挫折、そして苦労もあった。その苦労が、彼らのパフォーマンスを支える力にもなっているのだ。彼らがなぜ注目を集められるのか、若きトップグループの本音を探った。

他のグループと絶対的な差別化に成功したINFINITE圧巻のダンス

INFINITEは韓国の7人組ボーイズグループ。いまさら韓流アイドルかよ……とは思わないでほしいのだが、2012年に『SUMMER SONIC』に出演したグループと言えば、興味を持ってもらえるだろうか。

そもそも彼らはパフォーマンスと楽曲の良さでのし上がってきたグループだ。現在は新曲を出せば韓国内の各種チャートで1位を席巻し、日本でもアリーナクラスのツアーができるほどの人気を誇るが、2010年のデビュー当初は決してルックスの良いグループという評価を得ていたわけではなく(日本のドラマにも出演したエルは男から見てもイケメンだと思うが……)、デビュー作『First Invasion』も韓国の大衆チャート「ガオン」では10位止まり。日本の感覚からすると健闘したと感じるかもしれないが、デビュー作から1位を狙うことも珍しくない韓国では、決して成功とは言えない滑り出しだった。

基本的に韓国のシーンでは、パフォーマンスの悪いグループはネットで叩かれて生き残れないため、たいていはアイドルでも数年の練習期間を経て、それなりのスキルを持ちあわせた状態でデビューする。INFINITEも2年の練習期間を経てデビューしているが、他のグループと絶対的な差別化に成功した要因が、一糸乱れぬ動きと鋭いキレを持ち、「シンクロ率99.9%」と喧伝されるほどのダンスだ。


ウヒョン:僕たちは7人が一つひとつの動作をピッタリ合わせることにとても重きを置いていて、常日頃から意識を合わせて練習を積み重ね、その成果をステージでも出せるように気をつけています。

ホヤ:練習生時代から1日に何時間も鏡の前でダンスをしてきました。いつも練習時間が終わる少し前にカメラで撮影をするんですけど、その撮影した映像を1秒ごとに止めて、みんなの動作が揃っているかチェックするんです。もしズレている人がいたら、みんなで指摘しあって、直していく。それをいままでずっと繰り返してきました。

左から:ホヤ、ウヒョン
左から:ホヤ、ウヒョン

ファンの間では既によく知られたエピソードだが、ときには1日18時間にもおよんだという練習で身につけたダンスは芸術品。ミュージックビデオやステージ映像も素晴らしいが、できればYouTubeで公開されている固定カメラで撮影した練習室での映像を見てほしい。以下は「サソリダンス」で話題になった“BTD”という楽曲の映像。そのクオリティーの高さに驚くに違いない。


しかし、これまで飽きるほど質問を受けているからだろうか、本人たちは「シンクロ率」ばかりに注目が集まるのはあまり好きではないようだ。

ソンギュ:もちろんシンクロ率が高ければ高いほどいいんですけど、必ずしもピッタリ合わせなきゃいけないということに執着しているわけではありません。みんなが自然と合わせようと考えて動くだけで、強迫観念的なものがあるわけではないんです。

ホヤ:角度やラインを揃えることも当然大切なんですけど、それ以上に音楽を聴いたときに受ける感情を全身で表現することが大切だと思っています。

もはやシンクロ率を高めるということは、彼らにとって当たり前のこと。『ロミオとジュリエット』を想起させる最新曲“Last Romeo ~君がいればいい~”では、美しく揃った振りや7人組ならではのシンメトリーなフォーメーションだけでなく、切なくも情熱的なパフォーマンスも印象的だ。


ウヒョン:“Last Romeo ~君がいればいい~”は、タイトルにもなっているロミオの切ない気持ちがよく現れた曲だと思います。「君がいればいい」というフレーズが何度も繰り返し出てくるんですが、そこがいちばん感情を入れ込むところで、振り付けも特徴的な部分なので、目と耳と両方で楽しんでほしいですね。

ホヤ:今回のダンスは、いままでこんなに動かしたことがあるかなというくらいに骨盤を使うんです。きっと多くの女性にアピールできるんじゃないかなと思います(笑)。

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リリース情報

INFINITE<br>
『Last Romeo ~君がいればいい~』初回限定盤A(CD+DVD)
INFINITE
『Last Romeo ~君がいればいい~』初回限定盤A(CD+DVD)

2014年7月2日(水)発売
価格:2,100円(税込)
Delicious Deli Records / UICV-9058

[CD]
1. Last Romeo ~君がいればいい~
2. 僕という人
3. Nothing's Over(Japanese Version)
[DVD]
・Last Romeo ~君がいればいい~ Music Video
・Last Romeo ~君がいればいい~ Making Movie
※デジパック仕様、16ページのブックレット付き

INFINITE<br>
『Last Romeo ~君がいればいい~』初回限定盤B(CD)
INFINITE
『Last Romeo ~君がいればいい~』初回限定盤B(CD)

2014年7月2日(水)発売
価格:2,800円(税込)
Delicious Deli Records / UICV-9059

1. Last Romeo ~君がいればいい~
2. 僕という人
3. Nothing's Over(Japanese Version)
※紙ジャケ仕様、52ページのブックレット付き(A4相当)

INFINITE<br>
『Last Romeo ~君がいればいい~』通常盤初回プレス分(CD+16Pブック)
INFINITE
『Last Romeo ~君がいればいい~』通常盤初回プレス分(CD+16Pブック)

2014年7月2日(水)発売
価格:1,800円(税込)
Delicious Deli Records / UICV-9060

1. Last Romeo ~君がいればいい~
2. 僕という人
3. Nothing's Over(Japanese Version)
※スリーブケース、16ページのブックレットランダム8種フォトカード1枚(通常3Pケース)付き

プロフィール

INFINITE(いんふぃにっと)

(株)ウリムエンターテインメントから誕生したボーイズグループ。2010年6月9日にデビューアルバム「First Invasion」を発表。リード曲の「タシトラワ」でアイドルという枠を超えた音楽性と一糸乱れぬダンスで鮮烈なデビューを飾る。シンクロ率99.9%の代名詞でトップアイドルの仲間入りを果たした。日本でも2011年7月に開催されたショーケース「It's the INFINITE!」、続けて9月に開催された1st LIVE「Leaping Over」、2012年2月の「SECOND INVASION 日本公演」そしてSUMMER SONIC(サマーソニック)2012への出演、また同年開催した初のアリーナツアーでは全国5大都市で74,000人を動員するという大人気ぶりで、他のアイドル達とは一線を画す実力派グループとしての地位を確固たるものとした。

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