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KANA-BOON×山岸聖太監督 共に歩んだ5年と、業界の変化を語る

KANA-BOON×山岸聖太監督 共に歩んだ5年と、業界の変化を語る

KANA-BOON『ネリネ』、KOE
インタビュー・テキスト
黒田隆憲
撮影:永峰拓也 編集:矢島由佳子

映像作家の関和亮が立ち上げた「株式会社コエ」による、人材募集のための「オーディション」。そこで最終選考に残った6人のクリエイターが、KANA-BOONとASIAN KUNG-FU GENERATIONのミュージックビデオを、本人たち公認のもと撮影するという画期的なコラボレーションが行われている。

CINRA.NETでは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文と関の対談記事を公開中(アジカン後藤と関和亮が語り合う、ゆとりなき今の社会に思うこと)。そして今回は、KANA-BOONのリーダーである谷口鮪と、コエ所属の映像作家・山岸聖太との対談をお届けする。

星野源や乃木坂46、ユニコーンなど様々な映像作品を手がけ、最近では高畑充希主演ドラマ『忘却のサチコ』の監督としても活躍している山岸。6000万回以上再生されているKANA-BOONのミュージックビデオ“ないものねだり”でタッグを組んで以来、KANA-BOONのビデオを数多く手がけている。コミカルだけど、どこか切なく甘酸っぱい作品の数々は、一体どのようにして生み出されたのだろうか。KANA-BOONと山岸の5年の歩みを振り返りながら、2人が感じている音楽シーンや映像業界の変化を語ってもらった。

KANA-BOONはもう、デビューしていきなり「ガン!」と売れて(笑)。(山岸)

─CINRA.NETでは、コエのオーディションが開始するタイミングで、山岸さんと関和亮さんと取材させていただきました(関和亮のコエが採用オーディションを開催。どんな作家を求める?)。その後たくさんの応募があり、6人が最終選考に残ったそうですが、山岸さんはどのように応募者を選んでいきましたか?

山岸:僕はもう純粋に、「この人が作った作品を、もっと見てみたい」と思えるかどうかでしたね。なにか感じるものがあるかどうかというか。「この人はすっごい細かいところにこだわりそうだな」とか、なにか引っかかるポイントがいくつかあって、そこから興味が湧いたのだと思います。

─最終選考に残った6人が、それぞれKANA-BOONとASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)のミュージックビデオ(以下、MV)を制作しました。この企画について、谷口さんはどんなふうに思いました?

谷口:面白いなあと思いましたね。普段はキャリアのある人たちと一緒に仕事をすることが多いけど、今回はまったく未知なものができあがってくるわけじゃないですか。僕らとしても初めての体験なので、どうなるのかワクワクしました。

左から:谷口鮪、山岸聖太
左から:谷口鮪、山岸聖太

─最新ミニアルバム『ネリネ』からの3曲、“ネリネ”“春を待って”“湯気”のMVということですが、それぞれどんな楽曲ですか?

谷口:“ネリネ”は、自分たちにとって一番新鮮味のある曲ですね。初めてブラスシンセという楽器を導入していますし、リズミカルな曲調も、今までのKANA-BOON像とはまた違うテイストで。

歌の内容については「旅の歌」というか……ちょうど今、ツアーを回っているので、来てくれたお客さんが日頃の嫌なことを忘れて楽しんでもらえるような歌にしたかったし、そうなったと思います。今の自分たちにとっても、しっくりくる楽曲です。

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—“春を待って”は、いかがでしょう?

谷口:この曲は、KANA-BOONらしいポジティブなパワーがしっかり宿っていて。春になって芽吹く花をイメージしたので、たとえば今はまだ「種」のような存在の人たち……これから芽吹いていく人たちに、バシッと刺されば嬉しいです。自分たちにとっても、メッセージを発する上での責任がのしかかってくる曲になると思うし、“ネリネ”とともに大事な楽曲になっていくと思います。

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─“湯気”は失恋についての歌ですね。

谷口:はい。僕自身がずっと引きずっている失恋についての歌です(笑)。ただ、いつもよりはユニークに書けたかなと。冬に女の子と一緒に食べた鍋のことを思い出しながら書きました(笑)。「鍋」が歌詞に登場することってそんなにはないと思うんですけど、そこは自分らしく切なくも書けたかなと。今回のミニアルバムに収録されている5曲のなかで、自分にとってもっともグッときてしまう曲ですね(笑)。

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谷口鮪

─山岸さんは、KANA-BOONにとって初めてのMV“ないものねだり”を監督されて、それ以降もたくさんの楽曲に携わっていきました。これまでのKANA-BOONの5年間を、どのように見てきましたか?

山岸:KANA-BOONはもう、デビューしていきなり「ガン!」と売れて(笑)。そのまま突っ走っている印象がありますね。まあ、いろいろあったと思うのですが(笑)、そういうものも吸収しつつ、いい音楽を作り続けているなと。

谷口:(笑)。山岸さんは、最近はMVだけでなくドラマとかもやってはるから、いろいろな場所で存在を感じられるのがすごく嬉しいです。

左から:谷口鮪、山岸聖太

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リリース情報

KANA-BOON『ネリネ』初回生産限定盤
KANA-BOON
『ネリネ』初回生産限定盤(CD+DVD)

2018年12月19日(水)発売
価格:2,700円(税込)
KSCL-3127~3128

[CD]
1. ネリネ
2. アフターワード
3. 春を待って
4. 湯気
5. ペンギン
[DVD]
『KANA-BOONのGO!GO!5周年!シーズン3 野外ワンマン ヨイサヨイサのただいまつり!2018 in 堺』
- Introduction –
1. A.oh!!
2. バカ
3. 街色
4. シルエット
5. 眠れぬ森の君のため
6. 盛者必衰の理、お断り (和和和 version)
7. ないものねだり
8. 夜の窓辺から

KANA-BOON『ネリネ』通常盤
KANA-BOON
『ネリネ』通常盤(CD)

2018年12月19日(水)発売
価格:1,620円(税込)
KSCL-3129

1. ネリネ
2. アフターワード
3. 春を待って
4. 湯気
5. ペンギン

イベント情報

『KANA-BOONのGO!GO!5周年!シーズン4 ワンマンツアー「Let’s go 55 ONE-MAAN!!」』

2018年12月15日(土)
会場:神奈川県 Yokohama Bay Hall

2018年12月18日(火)
会場:大阪府 梅田 Shangri-La

2018年12月19日(水)
会場:大阪府 Zepp Osaka Bayside

2019年1月10日(木)
会場:山口県 RISING HALL

2019年1月12日(土)
会場:福岡県 DRUM LOGOS

2019年1月13日(日)
会場:福岡県 小倉 LIVE SPOT WOW!

2019年1月17日(木)
会場:栃木県 HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2

2019年1月19日(土)
会場:新潟県 LOTS

2019年1月20日(日)
会場:石川県 金沢 EIGHT HALL

2019年1月26日(土)
会場:鹿児島県 CAPARVO HALL

2019年1月27日(日)
会場:宮崎県 WEATHER KING

2019年1月29日(火)
会場:大分県 DRUM Be-0

2019年1月31日(木)
会場:長崎県 DRUM Be-7

2019年2月2日(土)
会場:佐賀県 GEILS

2019年2月3日(日)
会場:熊本県 B.9 V1

2019年2月8日(金)
会場:山形県 ミュージック昭和 Session

2019年2月9日(土)
会場:宮城県 SENDAI GIGS

2019年2月11日(月・祝)
会場:福島県 郡山 HIPSHOT JAPAN

2019年2月14日(木)
会場:静岡県 LiveHouse 浜松 窓枠

2019年2月16日(土)
会場:岐阜県 club-G

2019年2月17日(日)
会場:三重県 松阪 M'AXA

2019年2月21日(木)
会場:奈良県 NEVERLAND

2019年2月23日(土)
会場:和歌山県 SHELTER

2019年2月24日(日)
会場:滋賀県 U☆STONE

2019年3月2日(土)
会場:沖縄県 ナムラホール

2019年3月9日(土)
会場:台湾 THE WALL

プロフィール

KANA-BOON
KANA-BOON(かなぶーん)

大阪・堺出身の4人組ロックバンド。2013年9月メジャーデビュー。翌年8月、地元大阪にて、初の野外ワンマンを開催し16,320人を動員するなど、瞬く間にトップバンドの仲間入りを果たす。メジャーデビュー5周年を迎え、春から5シーズンに渡りリリース&ライブ企画を展開。10月からは念願の47都道府県ツアーを開催中。2018年12月19日には、ミニアルバム『ネリネ』をリリースする。

山岸聖太(やまぎし さんた)

1978年生まれ。映像ディレクターとしてミュージックビデオ、テレビドラマ、CMなどを手がける。これまでにKANA-BOON、乃木坂46、ユニコーンなど多数のMVを制作し、他には星野源の映像作品にも数多く携わっている。『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2015』では短編作品『生きてゆく完全版』がシネマチックアワードを受賞。その後、映画『あさはんのゆげ(2016)』『傷だらけの悪魔(2017)』を監督。

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