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崎山蒼志が、外に出て初めて気づいたこと 大好きな両親や友達の話

崎山蒼志が、外に出て初めて気づいたこと 大好きな両親や友達の話

サントリー 天然水 GREEN TEA
インタビュー・テキスト
黒田隆憲
撮影:垂水佳菜 編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)

人はなぜ、旅に出るのだろう。知らない土地へ行き、普段とは違う文化や習慣に身を置いてみると、今まで知らなかった「新しい自分」や、今まで気づかなかった(あるいは気づかないふりをしていた)「本当の自分」に出会うことがある。いつもの常識が通用しない中、感覚が研ぎ澄まされたり新たな価値観に触れたりするのも旅の醍醐味だ。

「サントリー 天然水GREEN TEA」のプロモーション企画として、5組のアーティストが『徒然草』を再解釈し、楽曲を制作する『徒然なるTRIBUTE』。静岡は浜松に暮らすシンガーソングライター崎山蒼志が、その600年以上前の随筆の中から選んだのは「旅」の魅力について綴った段だった。プログレッシブなコード展開と、入り組んだメロディーラインに乗せた、瑞々しくも文学的な歌詞。そんな一筋縄ではいかない音楽性を持つ崎山だが、今回のトリビュートソング“柔らかな心地”はいつになくシンプルで、彼の新しい魅力を引き出している。

昨年デビューを果たした崎山は、ライブやプロモーションなどで地元を離れることも多くなった。新しい出会いや経験は、きっと曲作りに大きなインスピレーションを与え、家族や故郷の大切さを再確認するきっかけにも繋がっているはずだ。全5回の連載でお届けする本企画、第3回目はそんな崎山の「今」をお届けしよう。

家を出ることってすごく勉強になるんだなって思いました。

—崎山さんは、『徒然草』ってちゃんと読んだことありました?

崎山:中学生の頃に国語の授業で習ったけど、ちゃんと読んだことはなかったです。もっとカチッとした感じなのかと思ったら、結構「自由でいいんだ」みたいなことが書いてあって、とってもいいなと思いました。

—ちなみに、普段はどんな本を読んでいるんですか?

崎山:純文学だったら、中村文則さんの表現がとても好きです。あとは、ミュージシャンの君島大空さんから吉増剛造さんの詩集をもらってそれを読んだり……。音楽をやっている方に、教えてもらうこともあります。

崎山蒼志(さきやま そうし)<br>2002年生まれ静岡県浜松市在住。4歳でギターを弾き、小6で作曲を始める。2018年にAbemaTV『日村がゆく』の高校生フォークソングGPに出演、独自の世界観が広がる歌詞と楽曲、また当時15歳とは思えないギタープレイでまたたく間にSNSで話題になる。
崎山蒼志(さきやま そうし)
2002年生まれ静岡県浜松市在住。4歳でギターを弾き、小6で作曲を始める。2018年にAbemaTV『日村がゆく』の高校生フォークソングGPに出演、独自の世界観が広がる歌詞と楽曲、また当時15歳とは思えないギタープレイでまたたく間にSNSで話題になる。

—今回、『徒然草』を再解釈した曲を作る上で、第15段を選んだ理由はどんなところなのでしょう?

崎山:200以上の段があって、全部いいなと思ったんですけど、いちばん自分が曲として解釈しやすそうだったのが第15段でした。

『徒然草』第15段 原文と現代語訳
『徒然草』第15段 原文と現代語訳
崎山蒼志“柔らかな心地”を聴く(Apple Musicはこちら

—要約すれば、「旅に出ると目がさめるような心地になり、心の動きが敏感になっていい」ということになりますが、そういう経験はありますか?

崎山:自転車で、登下校の時にいつもとは違うコースを回ってみたりすると、ちょっといつもと違って気持ちがリフレッシュすることはあります。

—なるほど。同じ道でも時間帯によって、見える景色が変わったりすることもあるかもしれないですね。

崎山:そうなんです。旅といえば、お父さんと温泉に行くくらいですかね。ライブなどで飛行機に乗る機会も増えたんですけど、飛行機があまり得意じゃなくて。離陸とか怖くないですか? だって、助からない速度ですよね。いつか海外へ旅してみたいけど、そこが課題です。

—(笑)。泊まりでツアーへ行くなど、家を離れることが多くなって気づくことも増えませんか?

崎山:いろんな場所へ行ったり、たくさんの人に出会ったり話したりすることが増えて、今まで知らなかったことを知ることができるようになって、家を出ることってすごく勉強になるんだなって思いました。

去年、ショッピングモールを廻るツアーをした時に、茨城県の土浦というところへ行ったんです。そこのショッピングモールの本屋さんには、お客さんから買取った古本を読みながらコーヒーを飲めるコーナーがあって。「え、こんな本が置いてあるの?」っていうくらいヘンな本……サイケデリックというか、神秘的なテーマの本がたくさん置いてあってびっくりしました。

—ああ、なるほど(笑)。きっと地元にちょっと変わった趣味の人がいて、大量に売りに出したんでしょうね。

崎山:そうですよね(笑)。それがすごく楽しかった。岡本太郎さんの『神秘』という本をそこで手に入れました。

—そういう経験をすると、いろんな街があるんだなって思いますよね。

崎山:はい。地方へ行って、それぞれの場所で美味しいものを食べるのも、すごく楽しいです。

—ホテルにひとりで泊まっていると、自分でやらなきゃいけないことも増えますよね?

崎山:そうですね。でも自由だし、開放感もあって結構楽しんでいます。

崎山蒼志
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商品情報

サントリー 天然水GREEN TEA
サントリー 天然水GREEN TEA

2019年4月16日(火)発売

新しい時代にあった緑茶をつくりたい。そんな思いから生まれたのが「サントリー天然水 GREEN TEA」です。目指したのは、気持ちをクリーンに、前向きにしてくれるストレスフリーなお茶。「サントリー天然水」ブランドの持つ「清々しくて気持ちいい」というイメージを活かした、新時代にふさわしい緑茶商品です。ほっと一息つきたいときだけではなく、気分をすっきりリフレッシュしたいときまで、新しい緑茶が飲まれるシーンを提案していきます。

サービス情報

『徒然なる トリビュート』
『徒然なる トリビュート』

約700年前、「ありのまま、自分らしくいること」の大切さを随所で綴った随筆文学、『徒然草』。サントリー 天然水 GREEN TEAのブランドメッセージとも重なるそのスタイルを、今を生きる人々へ届けたい。そんな想いから生まれたのが、この「徒然なるトリビュート」です。ありのまま、自分らしいスタイルを貫く5組のアーティストが『徒然草』を再解釈し、オリジナル楽曲を書き下ろし。MVを通じて、そのメッセージを届けていきます。

リリース情報

『柔らかな心地』
崎山蒼志
『柔らかな心地』

2019年5月15日(水)配信

『泡みたく輝いて / 烈走』
崎山蒼志
『泡みたく輝いて / 烈走』

2019年3月15日(金)配信

プロフィール

崎山蒼志
崎山蒼志(さきやま そうし)

2002年生まれ静岡県浜松市在住。母親が聞いていたバンドの影響もあり、4歳でギターを弾き、小6で作曲を始める。2018年5月9日にAbemaTV「日村がゆく」の高校生フォークソングGPに出演、独自の世界観が広がる歌詞と楽曲、また当時15歳とは思えないギタープレイでまたたく間にSNSで話題になる。2018年7月18日に「夏至」と「五月雨」を急きょ配信リリース。その2ヶ月後に新曲「神経」の追加配信、また前述3曲を収録したCDシングルをライヴ会場、オンラインストアにて販売。12月5日には1stアルバム『いつかみた国』をリリース、合わせて地元浜松からスタートする全国5公演の単独ツアーも発表し即日全公演完売となった。また、2019年5月6日に初となるホール公演「とおとうみの国」を、地元浜松市の浜北文化センター大ホールで開催。ある朝、起きたらtwitterのフォロワー数が5,000人以上増えていて、スマホの故障を疑った普通の高校1年生。

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突然少年“火ヲ灯ス”

教室でも放課後でも負け続けたこと、弱さ故に大事な友達も傷つけてきたことーー振り返るほど情けなさでズタズタになってきた自分達の青春を全部吐き出しながら、だからこそ今まで裏切らず側にいてくれた人を離さず抱き締めて生きていきたいのだと表明する1stアルバムが『サンキュー・マイ・フレンド・アンド・マイ・ファミリー』だ。ブッチャーズ、eastern youth、NUMBER GIRLを抱き締めて離さない号泣ファズは変わらぬまま、アルバムタイトルの通り「誰に何を歌いたいのか」に重心を置いた結果としてバンドサウンドが撚られ、歌がグッと前に出た。汗と唾を撒き散らす激情の成分はやや減ったが、あなたと友達になりたい、友達との絆を目一杯歌いたい、だからまずは自分達が素っ裸になってあなたと向き合いたいという意志がスウィートなメロディに乗って突き抜けている。「たったそれだけ」をたったひとりに伝えるためにもんどり打つ、バンドの核心がそのまま映し出されたMV。端からライブの中核を担ってきた名曲がさらに躍動している。(矢島大地)

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