特集 PR

松本穂香が「変な役」も演じるわけ。『アスアブ鈴木』監督と語る

松本穂香が「変な役」も演じるわけ。『アスアブ鈴木』監督と語る

『アストラル・アブノーマル鈴木さん』
インタビュー・テキスト
麦倉正樹
撮影:前田立 編集:山元翔一(CINRA.NET編集部)

自分の役に楽しさを感じてないと、この仕事をやっている理由がなくなっちゃう。(松本)

松本穂香

―YouTuberとはまた違いますけど、松本さんはもう長いことInstagramで「週刊松本穂香」という短い映像をアップし続けていますよね。

松本:あれは、マネージャーさんの提案ではじめたものなんですけど、やっぱり何かしらやっておきたいじゃないですか(笑)。あの場で特に何かを表現したいわけではなく、時間があるんだったら、その時間を使って、世の中に何かを発信してもいいんじゃないかって。あれがお芝居につながっていくことも、きっとあると思うんですよね。だから、認められたいっていう気持ちとは、ちょっと違うのかもしれないですけど。

―今回の一人二役の熱演はもちろん、そういったInstagramでの活動も含めて、松本さんは、どこか掴めそうで掴めない女優という印象があります。松本穂香って何者なんでしょうね。

松本:うーん、何なんでしょうね(笑)。でも、それぞれのお仕事で、脚本も違えば、監督も違って、その現場にいる人も違うので、全然違う人に見えるのは自然なことなのかなって思っていて。いろんな役をやっているのは、楽しいことをしたいっていう気持ちがあるからなんです。私自身もそうだし、周りにいる人たちも私の気持ちを理解して動いてくれているので。だから自然といろんな役をやっているというか、別にキラキラしたものじゃなくても、全然やるっていう(笑)。

松本穂香

―なるほど、楽しいこと=楽しい役とは限らないわけですね。

松本:そうですね。今回の鈴木ララのように、ちょっとやさぐれた感じの役でも、やりがいをすごく感じました。自分の役に楽しさを感じてないと、この仕事をやっている理由がなくなっちゃうと思うんですよね。だから、一つひとつの役それぞれの楽しさを見つけられたらいいなって思っています。

―松本さんは、女優というお仕事をしていて、どういうときにいちばん楽しさを感じるのでしょう?

松本:自分がすごいなって思う方々と一緒にお芝居をさせていただいたときは、楽しいって思います。あと、現場がはじまったときと終盤あたりで、台本の見え方が全然変わるときがあるんです。最初はプレッシャーだった台本が、最後のほうには抱きしめたいぐらい大好きになっていたり、最初はスラスラ読めていたシーンが、いつのまにか泣いて泣いて読めなくなったりして。そういうことがあるので楽しいなあって思います。

松本穂香

松本:最近すごく嬉しかったのは、一緒にやらせてもらった監督さんが、最後に「また一緒にやりたいね」って言ってくれたことで。それはいちばん嬉しいことかもって思いました。楽しかったから、また一緒にやりたいよねっていう単純な気持ちでみんな動いているんだなって。だからこそ、その言葉がすごく嬉しかったんです。

―松本さんはこうおっしゃっていますが、大野監督はどうですか?

大野:松本さんはこれからも、そうやってキャリアを重ねながら、どんどんすごい役とかをやってらっしゃいそうな人かなって思います。

松本:ははは。そうなったらいいですよね(笑)。

左から:大野大輔、松本穂香
Page 4
前へ

リリース情報

『アストラル・アブノーマル鈴木さん』ウルフなシッシーぶっこみエディション(Blu-ray+DVD)

2019年7月17日(水)発売
価格:6,264円(税込)
PCXP-50658

[Blu-ray限定特典]
封入特典:
・ララのアストラル・ポストカード5枚セット
・大野大輔監督映画「ウルフなシッシー」DVD(別DISC)

音声特典:
・本編アブノーマル・オーディオコメンタリー
出演:松本穂香(鈴木ララ役)、大野大輔(監督)、根矢涼香(特別出演)、直井卓俊(企画)

映像特典:
・「アスアブ鈴木」メイキング映像ロングver.(25分)

『アストラル・アブノーマル鈴木さん』(DVD)

2019年7月17日(水)発売
価格:4,104円(税込)
品番:PCBP-54032

※BD / DVDともに劇場上映用の「完全ディレクターズ・カット版」を収録しており、YouTubeドラマ版の収録はございません。
※DVDは本編DVDのみの通常ケース仕様となり、封入特典・映像特典・音声特典はございません。

発売・販売元:ポニーキャニオン
© 2018 ALPHABOAT・SPOTTED PRODUCTIONS

プロフィール

松本穂香(まつもと ほのか)

1997年2月5日生まれ。大阪府出身。2015年主演短編映画「MY NAME」でデビュー。その後、出演したNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の青天目澄子役の好演が話題になる。映画「恋は雨上がりのように」、「あの頃、君を追いかけた」などの映画に出演した他、日曜劇場「この世界の片隅に」(TBS)、「JOKER×FACE」(CX)などの連続ドラマの主演を務める。そのほか、広告ではauのCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズへの出演や2018-2019 JR SKISKI メインキャストなどを務めている。2019年には主演映画「おいしい家族」「わたしは光をにぎっている」などの公開が控えている。

大野大輔(おおの だいすけ)

1988年・千葉県生まれ。映画美学校13期フィクションコース初等科修了後、映画制作チーム「楽しい時代」を結成。2016年、監督作『さいなら、BAD SAMURAI』がカナザワ映画祭でグランプリ。2017年、第2作となる「ウルフなシッシー」がTAMA NEWWAVEでグランプリ・最優秀男優賞・最優秀女優賞を受賞。K's cinemaにて単独公開される。続く松本穂香主演のYouTubeドラマ『アストラル・アブノーマル鈴木さん』が好評につきディレクターズ・カットの劇場版として公開された。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

BIM“Wink”

BIMの新作『NOT BUSY』より“Wink”の映像が公開。ゆるめに結んだネクタイは軽妙洒脱でも、背伸びはしない。どこか冴えない繰り返しのなかで<だって俺らの本番はきっとこれから>と、吹っ切れなさもそのままラップして次へ。BIMの現在進行形のかっこよさと人懐っこさがトレースされたようなGIFアニメが最高にチャーミング。(山元)

  1. BiSHから届いた胸が詰まるような手紙。全員で語る空白の数か月間 1

    BiSHから届いた胸が詰まるような手紙。全員で語る空白の数か月間

  2. VTuber集結『NHKバーチャル文化祭』にキズナアイ、シロ、さだまさしら 2

    VTuber集結『NHKバーチャル文化祭』にキズナアイ、シロ、さだまさしら

  3. YOASOBI楽曲の原作小説集『夜に駆ける YOASOBI小説集』9月刊行 3

    YOASOBI楽曲の原作小説集『夜に駆ける YOASOBI小説集』9月刊行

  4. 著名人が選ぶ『ゲーム・オブ・スローンズ』ベストエピソード一挙放送 4

    著名人が選ぶ『ゲーム・オブ・スローンズ』ベストエピソード一挙放送

  5. 芦田愛菜『星の子』永瀬正敏と原田知世が「あやしい宗教」信じる両親役 5

    芦田愛菜『星の子』永瀬正敏と原田知世が「あやしい宗教」信じる両親役

  6. 星野源、去年11月のニューヨークライブの模様をNHK総合で地上波初オンエア 6

    星野源、去年11月のニューヨークライブの模様をNHK総合で地上波初オンエア

  7. 森七菜が歌う“スマイル”カバー配信リリース ホフディランがプロデュース 7

    森七菜が歌う“スマイル”カバー配信リリース ホフディランがプロデュース

  8. 田丸雅智×曽我部恵一が登壇『真夏のショートショート食堂』オンライン開催 8

    田丸雅智×曽我部恵一が登壇『真夏のショートショート食堂』オンライン開催

  9. のん×林遣都が共演 大九明子監督、綿矢りさ原作の映画『私をくいとめて』 9

    のん×林遣都が共演 大九明子監督、綿矢りさ原作の映画『私をくいとめて』

  10. もう、人間と自然は共生できない 環境学者・五箇公一インタビュー 10

    もう、人間と自然は共生できない 環境学者・五箇公一インタビュー