演劇動画コンテスト『QSC』、審査員に鴻上尚史、野宮真貴、行定勲ら

2015.07.16 Thu

演劇動画のコンテスト『第4回クォータースターコンテスト』が、8月3日から10月30日まで応募作品を受け付ける。

同コンテストでは、1台のカメラで収録され、編集が施されていない12分以上15分以内の演劇動画を募集。審査員は作家・演出家の鴻上尚史、野宮真貴、映画監督の行定勲、CINRA.NET編集長の柏井万作が務める。グランプリには副賞として現金30万円が贈られるほか、「げきぴあ」でインタビューが掲載される「げきぴあ賞」なども用意される。結果発表を含む授賞式は12月5日16:00から開催予定。応募条件や詳細は『クォータースターコンテスト』のオフィシャルサイトから確認してみよう。

鴻上尚史のコメント

面白いものを創ろうとすればするほど、「映像と演劇の違いは何だ？」という、根本にぶつかるでしょう。その難問に対して、パワーでぶつかったり、うりゃあ！と投げとばしたり、軽やかに笑い倒したり、一点突破したり、はしゃぎまくったり、誠実に向き合ったりした作品を待っています。

野宮真貴のコメント

世界はいつだって才能とエネルギーある人を求めています。彼らが物事の価値観を変え、進化させていくからです。そして、彼らとはあなたたちです。素敵な作品を楽しみに待っています。

行定勲のコメント

昨年に続き二度目の審査員をさせて頂きます。前回は短編映画祭に出品出来るんじゃないの？と思える様な作品もあって楽しみました。演劇的なアナログな演出の面白さを強く感じる作品が好きでした。そんな手間をかけた作品を楽しみにしてます！

柏井万作のコメント

フォーマットがある程度決められているからこそ、作り手の個性がより鮮明に浮かび上がってくると思います。「作品」と呼ばれるものが星の数ほど存在する時代なので、中途半端に上手なものより、強烈な個性に出会えるのを楽しみにしています。