haruka nakamura×プラネタリウム×弦楽四重奏 初演をレポート
『LIVE in the DARK‐w/Quartet‐』- テキスト
- 金子厚武
- 編集:矢島由佳子

暗闇の中で音楽を楽しむ、大人のためのライブエンターテイメント
「コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン®」にて、毎週金曜夜だけの特別プラネタリウムプログラム『LIVE in the DARK -w/Quartet-』が5月25日よりスタート。楽曲制作 / 提供をharuka nakamura、弦編曲を堀田星司、演奏をKokonQuartetが担当し、「非日常」をテーマとした星空と映像演出とともに、音響機器を一切使用しない完全アンプラグドによる弦楽四重奏のライブが行われている。
『LIVE in the DARK -w/Quartet-』の様子(サイトを見る)
そもそも『LIVE in the DARK』とは、「音楽と星空が共鳴する、大人の為のLIVEエンターテインメント」として、2017年4月より不定期で開催されている音楽イベント。第1弾の安藤裕子を皮切りに、これまでSchroeder-HeadzやSPECIAL OTHERS ACOUSTICなどが出演し、「学習」がメインとされるプラネタリウムの既存のイメージを変えながら、新たな音楽体験を提供している。
『LIVE in the DARK -w/Quartet-』は、本イベントを定期的に実現するための試みとして、毎週金曜日に2ステージの公演を実施。「カルテット」といえば、昨年放送された人気ドラマ『カルテット』(TBS系)の劇中、主役の4人がライブレストラン「ノクターン」で演奏する姿を思い浮かべる人もいるだろう。飲食こそできないものの、あの「ノクターン」のような、もう少しいえば「ビルボードライブ」のような、上質な音楽を楽しむ空間を目指すのが『LIVE in the DARK -w/Quartet-』なのである。
『LIVE in the DARK -w/Quartet-』の様子(サイトを見る)
過去にも、サカナクションとのコラボによる『サカナクション グッドナイト・プラネタリウム』、Serphとのコラボによる『イルカの星』、Underworldの音楽を起用した『Dancing in the UNIVERSE』(参考記事:大音量のUnderworldサウンドで味わう、満天のプラネタリウム)など、音楽を軸とした多彩な企画を展開してきたコニカミノルタプラネタリウムだけに、今回もプラネタリウムのさらなる可能性を提示するプログラムだと言えよう。
イベント情報

- 『LIVE in the DARK‐w/Quartet‐』
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2018年5月25日(金)より毎週金曜日に開催
[1st]OPEN 19:45 / START 19:30
[2nd]OPEN 21:00 / START 20:45
会場:東京都 押上 コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン®楽曲制作:haruka nakamura
演奏:KokonQuartet
弦編曲:堀田星司