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haruka nakamura×プラネタリウム×弦楽四重奏 初演をレポート

『LIVE in the DARK‐w/Quartet‐』
テキスト
金子厚武
編集:矢島由佳子
haruka nakamura×プラネタリウム×弦楽四重奏 初演をレポート

haruka nakamuraが相応しい人選である理由

楽曲を提供したharuka nakamuraは、昨年まで活動の主軸としていたharuka nakamura PIANO ENSEMBLEで「光と闇」をテーマに創作を続け、実際のライブも瞑想を行うかのような、ほのかな光の下で開催されてきた(参考記事:haruka nakamuraが語る、PIANO ENSEMBLEの活動を終える理由)。また坂本美雨が、haruka nakamura PIANO ENSEMBLEと縁の深い聖歌隊「CANTUS」と共同で発表した“星めぐりの歌”(宮沢賢治作詞・作曲)では、サウンドプロデュース / アレンジを手掛けてもいる。もともと青森の自然の中で育ち、星空が好きで、全国のいろんなプラネタリウムにも足を運んでいるというだけに、『LIVE in the DARK -w/Quartet-』との相性はピッタリなのだ。

haruka nakamura
haruka nakamura

本公演においては、“haruka nakamura QUARTET SCORE”と題した1時間に及ぶ組曲を提供。スコア内には、haruka nakamura PIANO ENSEMBLEの代表曲である“nowhere”や“音楽のある風景”などのフレーズを引用しながらリクリエイトした楽曲、完全書き下ろし楽曲、“きらきら星”のリアレンジなどが含まれている。演奏するKokonQuartetは、渡邉紘STRINGSの主要メンバーによって構成され、haruka nakamura PIANO ENSENBLEのメンバーである根本理恵も在籍している。

『LIVE in the DARK -w/Quartet-』演奏中の様子
『LIVE in the DARK -w/Quartet-』演奏中の様子

夕焼けから夜、そして朝焼けまでを描く映像は、haruka nakamuraの原風景とも重なる

『LIVE in the DARK』の映像演出における共通のコンセプトは「一夜の夢」。『LIVE in the DARK‐w/Quartet‐』でも、牧歌的な夕焼けの風景に始まり、徐々に暗闇へ変化していくと、無数の星が浮かび上がる。さらには単なる星空だけでない、幻想的な全天周映像も加わって、やがて朝を迎える、という構成になっている。KokonQuartetの優美な演奏とともに映し出される星空や海は、haruka nakamuraの原風景である青森を連想させ、ノスタルジーと安堵が入り混じったような、不思議な感慨を覚えるものであった。

現在8月までのスケジュールが発表されている『LIVE in the DARK -w/Quartet-』だが、それ以降も約1年続いていくとのこと。実際に会場へ足を運んで、生演奏と映像美による新たなプラネタリウムをぜひ体験をしてみてほしい。なお、CINRA.NETではharuka nakamuraに制作の裏側を訊いたインタビューも掲載予定となっている。

 

 

『LIVE in the DARK -w/Quartet-』。夕焼けから星空、朝焼けへと移ろいが描かれる
『LIVE in the DARK -w/Quartet-』。夕焼けから星空、朝焼けへと移ろいが描かれる(サイトを見る

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イベント情報

『LIVE in the DARK‐w/Quartet‐』
『LIVE in the DARK‐w/Quartet‐』

2018年5月25日(金)より毎週金曜日に開催
[1st]OPEN 19:45 / START 19:30
[2nd]OPEN 21:00 / START 20:45
会場:東京都 押上 コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン®

楽曲制作:haruka nakamura
演奏:KokonQuartet
弦編曲:堀田星司

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