今週の編集部まとめ
毎週火曜日更新 2016年5月30日- BACKNUMBER
編集部員の、ちょっとひとこと
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日本語ラップが面白い
『フリースタイルダンジョン』の影響もあり、改めて盛り上がりを見せ始めた「日本語ラップ」。よく意外だと言われるんですが、僕は10代の頃「日本語ラップ」が大好きで、学園祭で日本語ラップのカバーをやったりしていたので(笑)、テレビでラップバトルが行われ、それが街中に飛び火している今の状況は素直に嬉しいです。20代の頃は「日本語ラップ」にのめり込めない、むしろちょっとダサく感じてしまう時期もあったけど、あの頃に感じていたヒップホップのヤンキー化も一段落して、「日本語ラップ」も一つの文化として成熟してきたんでしょうね。『ユリイカ』が日本語ラップ特集を組んだそうなので、改めて勉強し直したい。
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今アツいアーティストを知りたければ、ココへ
先週木曜日は『exPoP!!!!! vol.85』でした。ご来場頂いたみなさま、ご出演頂いた平賀さち枝さん・Moccobond・vivid undress・Junk Robot・みきなつみさん、本当にありがとうございました! 『exPoP!!!!!』、しばらくは3か月に1回の開催でしたが、今年の2月より、毎月開催が復活しています。次回は、6月30日(木)。Tempalayの出演をすでに発表していますが、他もアツい出演者たちが揃っています。お楽しみに!
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予感
「音が言葉の説得力を超える瞬間」ってあると思うんです。でも、そんな「音」に出会うのは容易なことではない。だから僕達みたいな仕事が存在しているのだと思います。言葉を軽々と越えていく「音」を伝えるために言葉を編んでいく。大変な仕事です。だからこそ、本気で伝えなければと思わせるものに出会うと燃えるんです。北海道は苫小牧に、「NOT WONK」と名乗る3人の若者がいます。先日の『Shimokitazawa SOUND CRUISING 2016』で観た彼らのライブは、「本当に、何かが変わるのかも」という予感に満ち満ちていました。「革命前夜」と言うべき興奮と熱狂がありました。6月15日、彼らの2枚目のアルバムがリリースされます。何かが変わる予感を感じながら、僕は今日もNOT WONKを聴く。