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ライブ音源配信サイトオープン! カーネーション インタビュー

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インタビュー・テキスト
タナカヒロシ
撮影:柏井万作

配信するためにどうするとか、そういうことではない。まずはどうすればいいライブにできるのか、ということだけを考えていきたい。

―そういう聴き方って、自分から積極的に掘るタイプの人じゃないと、なかなか難しいと思うんですけど、主にコアなリスナーに向けて配信するイメージでしょうか?

直枝:それもありますけど、どこかでカーネーションの名前を目にして、気になってる人にも気軽に試聴してもらったりできるし。間口を広げるためのものとしても有効でしょう。長くやってると、勝手にイメージを固められてしまうし、どうしても敷居が高く見られちゃうから。

―気軽な入口のひとつになるのが、今回の配信というわけですね。

直枝:そうですね。PCを介しての音楽との出会い、そのひとつの在り方だと思います。

―最初に配信されるのが、09年4月にキネマ倶楽部で行ったライブ音源ということですけど、なぜ最初にこのライブを?

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直枝:もともとファンクラブ限定で発売した2枚組のCDなんですけど、これが非常に臨場感のある録音なんですよ。もう奇跡的な音ですね。トリオ編成の2chミックスなんですが、素晴らしいバランス。(担当した宗元祐は)天才エンジニアですね。

―プレイ的な部分はいかがですか?

直枝:とってもいいですよ。このキネマ倶楽部のライブと、12月のツアーの大阪は特によかった。大阪公演も配信する予定です。

―カーネーションは掘れば掘るほどおもしろいバンドだと思うんです。コロムビアのホームページに載ってる再発したCDのセルフライナーを読ませていただいたんですけど、読めば読むほど聴く楽しみが広がって。『LIVE CARNATION』も、「この曲はこういう部分が聴き所だよ」みたいな解説があると、何倍も楽しく聴けるんじゃないかなと。

直枝:こないだもね、そのミーティングをしたんですけど、どの程度そこで説明するべきなのかなって。写真とか、誰が演奏してるのかっていうデータとかはありだと思うんだけど、あんまり説明してもとっつきにくいだろうなぁとも思うし。

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―同じ曲でも、このライブのこのテイクと、あのライブのあのテイクの違いが、とか。

直枝:なんらかのエッセイ的なものが載ってたほうがいいんですかね。ちょっと考えておきます。

―今後やっていくライブも配信前提で?

直枝:そうですね。なるたけマルチで録音したりね。いろんな方法で録音して。何がベストか考えていきたいです。

―ゲストを入れてみたり、楽器を増やしてみたり、ライブのやり方も変えていかれるんですか?

直枝:実際、今もそういう感じでやってますよ。4人編成になったり、3人編成になったり、それはツアーの組み方とか、ライブの在り方で変わってくると思います。配信するためにどうするとか、そういうことではないですね。まずはどうすればいいライブにできるのか、ということだけを考えていきたいと思ってます。

3/4ページ:集団でものを作っていく楽しさや力強さと、内省していく厳しさと。そういうものが極端に混ざり合って出来上がったのが今回のアルバムかな。

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リリース情報

Velvet Velvet
カーネーション
『Velvet Velvet』

2009年11月25日発売
価格:2,800円(税込)
P-VINE PECF-3003

1. Velvet Velvet
2. さみだれ
3. 田園通信
4. Annie
5. この悲しみ
6. Willow in Space
7. ジェイソン
8. For Your Love
9. 砂丘にて
10. Songbook
11. Dream is Over
12. 遠い空 響く声

プロフィール

カーネーション

1983年12月 「耳鼻咽喉科」を前身に「カーネーション」結成。当時からのオリジナルメンバーは、直枝ひとり。 1984年 シングル『夜の煙突』(ナゴム)でレコードデビュー。以降、数度のメンバーチェンジを経ながら、時流に消費されることなく、数多くの傑作アルバムをリリース。練りに練られた楽曲、人生の哀楽を鋭く綴った歌詞、演奏力抜群のアンサンブル、圧倒的な歌唱、レコードジャンキーとしての博覧強記ぶりなど、その存在意義はあまりに大きい。2008年に結成25周年を迎え、2009年1月、ドラマー矢部浩志が脱退。メンバーは直枝政広(Vo.G)と大田譲(B)の2人となり、2009年4月にシングル『ジェイソン』、11月に3年ぶりのアルバムとなる『Velvet Velvet』をリリース。

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