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BUGY CRAXONE×関めぐみ アラフォーの変化の受け入れ方を学ぶ

BUGY CRAXONE×関めぐみ アラフォーの変化の受け入れ方を学ぶ

BUGY CRAXONE『ミラクル』
インタビュー・テキスト
上野三樹
撮影:鈴木渉 編集:矢島由佳子、飯嶋藍子 取材協力:#802 CAFE&DINER

私なんて、何だかんだバンドだから守られているなと思う。でもそれじゃいけないと思った。(すずき)

―個人の仕事はその時々で色々と選べたとしても、バンドだとそれが難しかったりもするじゃないですか。だけど、すずきさんは自分が歌いたいことを表現する=それがバンドの表現なんだって考えられるようになったことが、良き変化に繋がったんじゃないですか?

すずき:そうですね。それがアルバム『Joyful Joyful』(2012年)の時で。自分自身が変化していくんだってことに気付いたり、メンバーが変わったりもしたけど、このBUGY CRAXONEというバンド名でこれからも音楽を続けていくって決めたから。

すずきゆきこ

―そういう覚悟ができたというか。

すずき:うん。プロセスも大事だけど、プロセスよりも、自分は何をしたらナイスなのかとか、何をしたらみんなといい仕事ができるかとか、そういうことの方がよっぽど大事だなって。関さんみたいに、ひとりでフリーで仕事をするのって気合いがいるでしょう? 失敗した時でも自分でカバーしなきゃいけないし、ほんとすごいなと思う。私なんて、何だかんだバンドだから守られているなと思うし。でもそれじゃいけないと思ったのが去年なんです。

―最近のことなんですね。

すずき:遅いですよね(笑)。せっかくだから、女の人だからこその気の強さとか、そういうところをもっと私は駆り立てていかなきゃと思って。そうしたら、BUGYが20周年を迎えてもう1回頑張ろうぜっていう時に、自分が力になれるんじゃないかな。

何かそういう気合いの入った仕事をしたいと思った時に、関さんみたいにひとりで頑張っている人のジャッジの仕方とかは参考にしています。それに関さんは人を褒めるのがすごく上手いんですよ。その時の現場で必要なリカバリーやフォローを静かにしてくれる。それがすごく大人だなと思うし……その反面、大人じゃないところもいっぱい知ってるけど(笑)。

左から:すずきゆきこ、関めぐみ

―前回、すずきさんにインタビューさせていただいて、「母性みたいなものが自分の中から出てきた時に感受性が変わった」というお話もありました。関さんはそういう変化はありましたか?

:母性は全然ないです(笑)。でも自分の中に「女性目線」みたいなものはやっぱりあるんですよね。男の人がかっこいい男の人を撮ると、キメキメすぎる時があると思うんですけど、私はそういうのは恥ずかしくなっちゃうんです。

例えばイチローさんを撮影させてもらった時も、かわいく撮りたいなと思ったし、THE YELLOW MONKEYもやっぱりキメキメの写真ばっかりだったから、ちょっとゆるいのが見たいなと思ってそんな風に撮らせてもらったり。だから、決してCDジャケットの撮影には呼ばれないですけどね(笑)。でも、自分がいいと思う写真が撮れたと思っています。そういう、ちょっとゆるめの雰囲気の作風は、やっぱり自分が女性だから変わらないのかなって。

関めぐみ

―ゆるさの中に関さんならではの温かみや被写体の本質みたいなものが滲み出る作品になるんでしょうね。

:いつまで経ってもカメラマンとしての貫禄が出ないのが悩みです(笑)。

デビュー当時よりもたくましく自分の人生を築けている。ナイスな未来を作るのは今の私だ、って思っています。(すずき)

―BUGY CRAXONEとしては、今回の『ミラクル』が再メジャー作になるわけですが。

すずき:20周年だから渋谷CLUB QUATTROでライブがやりたいという話は事務所に伝えていたんですけど、今作は、それをやるにあたって「じゃあメジャーでもう1回リリースできるようにしましょう」って用意してくれた話だったんです。

みんな若くもないし、クアトロにトライしようっていうだけでも結構なパワーがいるけど、ありがたいことに我々の近くにはたくさんの先輩バンドや、バンドという生き物に慣れているスタッフがいる。だから、マンパワーを信じているんですよね。

BUGY CRAXONE『ミラクル』ジャケット
BUGY CRAXONE『ミラクル』ジャケット(Amazonで見る

―心持ちも変わりましたか?

すずき:今は、最初のメジャーデビューの時とはまた違う気持ちで、人力でどこまで走れるかやってみてもいいんじゃない? って思っています。だから今はあんまり怖いものはないです。デビュー当時よりも、よりたくましく自分の人生をメンバーそれぞれが築けているから、その力を今BUGY CRAXONEに還元できたらいいなって。ナイスな未来を作るのは今の私だ、って思っています。

左から:関めぐみ、すずきゆきこ

―関さんはその時々のすずきさんの変化を見てこられたと思いますが、先輩として何かアドバイスありますか。

:ちょっと悩む時もあるみたいですけど気にせず、稀有な存在でいてください。誰かが背伸びしたってなれるものじゃない何かを持っている人だと思うし、それってギフトだと思うから。これからもっとゆるくていいと思いますよ(笑)。

すずき:ありがとうございます、いい先輩です!

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リリース情報

BUGY CRAXONE『ミラクル』初回限定盤
BUGY CRAXONE
『ミラクル』初回限定盤(CD+DVD)

2017年1月18日(水)発売
価格:3,500円(税込)
TECI-1532

[CD]
1. ブルーでイージー、そんでつよいよ
2. ぶるぶるぶるー
3. いいじゃん
4. Come on
5. FAST
6. dreamer
7. ロマンチスト
8. チーズバーガーズ・ダイアリー
9. ハレルヤ
10. ガーデン
11. いいかげんなBlue
12. NY
13. なんとなく Be happy
14. ナイス・ナイス・ナイス
15. ベリナイス
16. たいにーたいにー
[DVD]
1. NORTHERN ROCK
2. WATCH YOUR STEP
3. Why not?
4. Come on
5. FAST
6. いいじゃん
7. NY
8. ロマンチスト
9. ベリナイス
10. ぶるぶるぶるー
11. なんとなく Be happy
12. チーズバーガーズ・ダイアリー
13. たいにーたいにー
14. No9. Punk Lover
15. Lesson 1
16. ブルーでイージー、そんでつよいよ
17. dreamer
18. 枯れた花
19. I scream(EN)

BUGY CRAXONE『ミラクル』通常盤
BUGY CRAXONE
『ミラクル』通常盤(CD)

2017年1月18日(水)発売
価格:2,500円(税込)
TECI-1533

1. ブルーでイージー、そんでつよいよ
2. ぶるぶるぶるー
3. いいじゃん
4. Come on
5. FAST
6. dreamer
7. ロマンチスト
8. チーズバーガーズ・ダイアリー
9. ハレルヤ
10. ガーデン
11. いいかげんなBlue
12. NY
13. なんとなく Be happy
14. ナイス・ナイス・ナイス
15. ベリナイス
16. たいにーたいにー

イベント情報

『BUGY CRAXONE 20周年記念ワンマン“100パーセント ナイス!”』

2017年11月19日(日)
会場:東京都 渋谷CLUB QUATTRO
出演:BUGY CRAXONE
料金:前売2,900円 当日3,400円(共にドリンク別)

プロフィール

BUGY CRAXONE
BUGY CRAXONE(ぶーじー くらくしょん)

すずきゆきこ(Vo,Gt)、笈川司(Gt)、旭司(Ba)、ヤマダヨウイチ(Dr)による4人組バンド。1997年5月に札幌で結成。1999年3月にビクターエンタテインメントよりデビュー。2003年、レーベルとマネージメントを兼ねたZubRockA RECORDSを設立。2014年6月には、ヤマダ加入後、4人での初アルバム『ナポリタン・レモネード・ウィーアーハッピー』を発売。2015年、3度目の『RISING SUN ROCK FESTIVAL』への出演を果たすなど、ライブパフォーマンスにも定評がある。結成20周年となる2017年、テイチクエンタテインメントに移籍し1月にベストアルバム『ミラクル』をリリースした。11月19日(日)渋谷クアトロでの結成20周年記念ワンマンも決定している。

関めぐみ(せき めぐみ)

写真家。音楽、スポーツ、カルチャーなどの雑誌や広告、書籍、ファッションブランドのカタログの撮影などを行なう。2010年8月には、葉山の一色海岸に来訪した約150組の一般客を撮影するイベント『8月の写真館』を開催し書籍化。

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