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YOLZ IN THE SKY インタビュー with吉田肇(PANICSMILE)
ギターウルフやDMBQなどを排出した名門インディー・レーベル、Less Than TVよりリリースされた前作『YOLZ IN THE SKY』でシーンに強烈なインパクトを残し、2008年のFUJI ROCK FESTIVALにも出演した大阪の4人組、YOLZ IN THE SKY。11月4日にfelicityよりリリースされる最新作『IONIZATON』は、独特の緊張感を持ったオルタナティブな感覚に、YMOに代表されるような無機質なテクノ感を取り込んだ、強烈なグルーヴを持ったアルバムだ。今作のサウンド・プロデュースを手掛け、彼らを「外国のバンドみたい」と評する吉田肇(PANICSMILE)にも同席してもらい、ボーカルの萩原、ギターの柴田にインタビューした。
(インタビュー・テキスト:タナカヒロシ)
YOLZ IN THE SKY
クラフトワークやNEU!に影響を受けたパンクスピリットを持った4人によるオルタナティヴロックバンド。2003年結成。2007年に「Less than TV」より1stアルバムリリース。同年『SXSW』出演を含むアメリカツアーを行う。2008年には『FUJI ROCK FESTIVAL '08』に出演。2009年11月に2ndアルバム『IONIZATION』を日本のレーベル「felicity」からリリース。
MySpace YOLZ IN THE SKY
ここで(歌が)入ったら目立つかなとか(笑)。
―Less Than TVからリリースした前作から約2年半、その間はどんな感じで活動していたんですか?
萩原:ライブばっかりしてましたね。ひたすらライブを(笑)。
―CD作りたいね、みたいな話は?
萩原:曲を作りながらライブをやっていた感じだったので、曲が揃い次第リリースしたいなとは思ってました。
―前作はガレージっぽいサウンドをすごくオルタナティブな形でアプローチしていておもしろかったんですけど、今回はかなりダンス・ミュージックの要素が強まりました。
柴田:前作を出して、そこからまた新しい曲を作ろうとなったときに、前作とは違う感じにはしたくて。それで、そのときに聴いていた音楽の影響とかが出て、今みたいな感じになりました。
―ダンスとかテクノとかを聴いていた?
柴田:そうですね。もう前作をリリースしたくらいの頃からよく聴いてて。
―もともとはどんな音楽に影響を受けてたんですか?
柴田:色んな音楽を聴くようにはしていて、これっていう特定の音楽を挙げるのは難しいんですけど、挙げるとしたら初期パンクとポストパンクですかね。
―曲作りはどういう感じで進めているんですか?
柴田:基本はスタジオでセッションして作り上げていきますね。
萩原:ギターとドラムが基になってることが多いです。
―それは意外ですね。リズムがどしっとあるので、ドラムとベースありきで、そこからギターとボーカルを乗せてるんじゃないかなっていうイメージがありました。
柴田:ギターとドラムで雰囲気を作って、それでベースも空気を読んで(笑)。その上からまたギターを「それだったらこういう感じかな?」って足していったり。それに合わせてまたベースも合わせたり、ドラムも合わせたり。ちょっとずつ構築していく感じですね。
―最初に楽曲の方向性を決めるキーワードがあったりするんですか?
柴田:そういうのは逆にしないんですよ。特定のアーティスト名を出したりして、それっぽくなったら嫌だし。仮に自分がやりたいイメージがあっても、口には出さないで音だけ出してみて、それをみんながどう受け止めるか反応を見るというか。
―ボーカルはどういうふうに?いわゆるメロディーを歌うボーカルとは違うスタイルですよね。歌詞も日本語だけど聴き取れないし、楽器のひとつみたいな。
萩原:ほぼ流れができてから考えだしますね。セッションしてる間は、「いまのかっこええな」「いまのはあんまやな」「どんな曲になっていくんやろ?」って考えるだけで。
―曲を聴く限り、ボーカルを入れる余地を残して作ってる感じではないですよね。
柴田:そうですね。ボーカルのことはまったく何も考えてなくて(笑)。
―何を基準にボーカルを乗せるんですか?
萩原:基準はないです。ほんまに。ここで入ったら目立つかなとか(笑)。






















