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SUPPORTED BY KORG

あの人の音楽が生まれる部屋 vol.12:Neat's

子どもの頃に芽生えた
「もの作り」の心を、
大人になった今も持てる場所

パソコンを導入し、Apple「GarageBand」で宅録をスタートしたNeat'sは、現在Apple「Logic」で曲作りをおこなっています。そのやり方はプリミティブで実験的。マイクを髪の毛にこすりつけたり、床に落としたり、口で「チ、チ……」とリズムを刻んだり、リバーブの響きが欲しくてバスルームで歌ってみたり。そういう初期衝動的な宅録方法は今も大切にしています。また曲作りに煮詰まると、図書館へ行ってひたすら本のタイトルを眺めることもあるのだとか。そこでピンときた言葉を拾い集め、「その言葉がどんな音に乗っていたらワクワクするか?」ということをとことん突き詰めるそうです。自宅で制作したデモ音源は、スタッフのオフィス内のプロダクションルームでPro Toolsに取り込まれてブラッシュアップされます。音源の差し替え、ボーカルなどのレコーディング、そしてミックスダウンまで、ここで作業することができます。

1

KORG「Σ」

KORG 最新ラインナップはこちら>>KORG「Σ」

アナログシンセは「ツマミがたくさんあって操作が難しい」というイメージがあり、これまで敬遠していたNeat'sですが、本機はデザインの斬新さと操作性の気軽さに一目惚れしたそう。ボタンを押してプリセット音を呼び出すユーザーインターフェースが、エレクトーンに似ているところも購入の決め手だったとか。

Neat's:私はあまりバキバキなシンセ音は苦手なんですけど、これはフルートやホルンのようなクラシカルな楽器の音色がプリセットされてて、ものすごく感覚的に操作できる。シンセなのに偽物のオーケストラが鳴らせるっていうところにすごくロマンを感じます(笑)。2つの音色を混ぜたり、ピッチをずらして怪しい音を出したりできて、いくらでも遊べますね。これからレコーディングやライブで大活躍してくれると思います。

2

SUZUKI「Omnichord」

SUZUKI「Omnichord」

日本の楽器メーカーが開発したオムニコードは、元々ハプシコードに代わるものとしてデザインされた楽器でした。その可愛らしいデザインと、チープながらも神秘的な音色は、Team MeやGrizzly Bearなど海外のアーティストをも魅了しています。

Neat's:コードを鳴らすボタンを押しながら、「ストラムプレート」と呼ばれる細長い金属板を指でなぞると、弦楽器を爪弾くようなサウンドを奏でたり、タップすることでアルペジオを奏でたりすることができるんです。エフェクト機能も強力で、ディレイやコーラスをかけるとすごく幻想的な音が出る。これを使ってライブで弾き語りをすることもありますよ。押さえるところを間違えないように、形の違うシールを貼って指でわかるようにしてあります。

3

KORG「tinyPIANO」

KORG 製品詳細ページはこちら>>KORG「tinyPIANO」

本連載Vol.9に登場いただいたマイカ・ルブテさんも愛用の本機。見た目の可愛らしさからは想像も付かないほど多彩な機能が搭載されており、トイピアノを超えた本格的なシンセと言っても過言ではない楽器です。

Neat's:マイカちゃんにすすめられて購入したんですよね。一見すると子どものオモチャみたいですけど、音のクオリティーがものすごくよくて。ライブのときにラインアウトで鳴らすと、「どこから音がでているんだろう」っていつも不思議に思います。見た目も最高に可愛い。KORGのロゴマークがクマさんになっているところとか「なんなのもう!」って感じ(笑)。フルートとかハープの音色も入っているので、それを右手で弾きながら、左手で別の鍵盤を弾いて伴奏しながら歌ったりしています。

4

KORG「TRITON taktile」

KORG 製品詳細ページはこちら>>KORG「TRITON taktile」

LogicやPro ToolsのようなDAWソフトと連動させることができる本機。フェーダーを上げ下げしたり、録音 / 再生したりといった操作を、パソコンのマウスではなく実際のツマミやボタンでできるため、微妙なニュアンスを記録することも可能です。

Neat's:カーソルを動かしたいときはトラックパッドを指でスワイプすればいいんですね。MIDIキーボードとしてもオーディオインターフェイスとしても使えるから、これとパソコンだけ持って、1週間くらいどこかにこもってひたすら曲作りとかしてみたいです。「山ごもり作曲」の必須アイテム(笑)。しかもTRITONの音源も入ってるし、パソコンにつながなくても単体でライブまでできる。夢がいろいろ広がりますね。

オファーがあればどんな音楽スタイルでも器用にこなす、いわゆる「職人」のような音楽家にはなれないかもしれない。自分の作る音楽はもっとチープなものかもしれないけれど、だからこそ「何処かにいる誰か」の心の奥の、一番深いところまでストレートに届くこともあるんじゃないか。むしろ自分が表現者として勝負できるフィールドはそこにあるんじゃないか。紆余曲折を経て、ようやくそのことに気付いたというNeat's。今後も人肌を感じさせるような、ぬくもりのある作品を送り続けてくれることでしょう。

スタジオ機材リスト

  • コンピューター
  • Apple「iMac」
  • DAWソフト
  • Avid「Pro Tools」
  • Apple「Logic Pro」
  • オーディオインターフェース
  • UNIVERSAL AUDIO「Apollo」
  • MIDIキーボード
  • YAMAHA「S90 ES」
  • Arturia「minilab」
  • 音源
  • Clavia「Nord Electro 2」
  • Arturia「Analog Lab」
  • KORG「tinyPIANO」
  • KORG「Σ」
  • KORG「monotron DELAY」
  • モニター
  • GENELEC「8020」
  • マイク
  • SE ELECTRONICS「sE 2200a Ⅱ」

Information

Neat's 『MOA』(CD)

Neat's
『MOA』(CD)

2014年6月22日(日)発売
価格:3,000円(税込)
dada-10

[収録楽曲]
1. MOA
2. グレイの森
3. 夕暮れレコード
4. 黄昏れに雨
5. よるのいろ
6. 新世界
7. 海
8. 砂漠のスコルピオン
9. グレイテスト・エデン
10. wonderland
11. クライマーズ
12. よるのいろ~electro circus by 砂原良徳~
※16Pブックレット付


※上記ウェブショップとライブ会場のみでの販売 3rd album『MOA』 DIGEST

『Neat's Dream Band Tour「MOA」』

2014年8月3日(日)
会場:宮城県 PARK SQUARE
2014年8月9日(土)
会場:愛知県 APOLLO BASE
2014年8月10日(日)
会場:大阪府 LIVE HOUSE Pangea
2014年8月30日(土)
会場:東京都 新代田FEVER
料金:各公演 前売3,000円 (ドリンク別)

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