20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る

漫画評論家・米沢嘉博さんが「少女マンガは『愛』『自己と世界』を中心に展開してきたともいえる。それによって、少女マンガは独自のモチーフ、テーマを選びとり、スタイルを完成させていった」(『戦後少女マンガ史』 / ちくま文庫より)と言っているように、少女漫画は明治時代の少女雑誌の誕生以降、独自の発展を遂げてきた。そして近年では媒体の多様化や読者層の変化により、一層複雑な変化を続けているように思う。

カルチャーシーンの「これまで」と「これから」を考える、CINRAメディア20周年特集「Crossing??」。今回は、ここ20年の少女漫画の流れを、個人の体験とともに振り返りたいと思う。ご登場くださったのは、文筆家として活動されているひらりささん。1989年生まれで、雑誌最盛期の90年代から漫画雑誌を読みはじめたというひらりささんの少女漫画史をお伺いしながら、作品やヒロインの変化、そしてそこから見える少女たちの変化をゆるやかに紐解いたインタビューになったと思う。

非現実を求めた、ひらりさの少女漫画のスタート地点

ーひらりささんの少女漫画のスタート地点はどの作品なんですか?

ひらりさ:少女漫画を自分で買って読みはじめたのは90年代で、『美少女戦士セーラームーン』がきっかけです。アニメが放送されていて、原作も読みたくて『なかよし』を買うようになりました。そのころは、『魔法騎士レイアース』や『カードキャプターさくら』など、魔法戦士ものが定番だった印象があります。

あと、『ちびまる子ちゃん』『めだかの学校』『アニマル横町』などの『りぼん』のギャグ路線の作品も好きでしたね。どれも長期連載で……(携帯で調べながら)『アニマル横町』はまだ続いている!!

ー2000年からスタートしたみたいなので、連載20年以上ですね……!!

ひらりさ:当時は作品と連動したおもちゃがたくさん売られていて、いま思えば面白い戦略とともに少女漫画がつくられていたなと思います。応募者全員サービスも最盛期で。謎のペンケースとか欲しさに、郵便局で金額分の定額小為替を買って申し込むという面倒な工程を繰り返してました(笑)。

ー懐かしいです。『りぼん』『なかよし』『ちゃお』はよく応募者全員サービスをやっていた記憶があります。

ひらりさ:やってましたね。90年代〜00年代は雑誌が元気で、『るんるん』という『なかよし』の姉妹誌までチェックしてたなあ。夏はホラーの冊子がついたりしていて好きでした。雑誌の種類が多かったので、迷いながら楽しみながら買っていた記憶があります。

ーある程度の年齢になると『りぼん』や『なかよし』を卒業してお姉さん雑誌にいくイメージがありますが、ひらりささんはどうでしたか?

ひらりさ:はまっていた漫画の連載が終わると、ちょっと違う雑誌にいってみようかなとか、少し年上向けの雑誌に移動しようかなと思って、『花とゆめ』(以下、『花ゆめ』)を読むようになりました。私が読みはじめたのは、小学4年か5年のとき。当時の『花ゆめ』は『ぼくの地球を守って』とか『天使禁猟区』とかファンタジー色が強かった印象です。

ーなるほど。ファンタジーとかのほうが好きでした?

ひらりさ:そうですね。作品に非日常を求めていたんだと思います。だからかもしれないですが、私には『ご近所物語』とか『GALS!!』とかは響かなかったんですよ。勝手な印象ですけれども、そこを好きな人は次に『マーガレット』にいって、もう少し大人になるとティーン向けのファッション誌などに行きついている気がする(笑)。

『フルーツバスケット』はメンタルケアの話? 心の闇を容赦無く描いた00年代『花ゆめ』

ー『花ゆめ』ではどんな作品を読んでいたんですか?

ひらりさ:『フルーツバスケット』(以下『フルバ』)は毎週楽しみに読んでました。

ー大ヒットしてましたよね。どんなところに惹かれたんですか?

ひらりさ:まず、十二支に取り憑かれてしまった一族が、異性に抱きつかれると各々が憑かれている動物になっちゃうっていう設定が、よくこんなこと思いつくなという。あと、キャラクターの多さも魅力だったと思います。当時はヒロイン一人に対して、ここまでの人数が描かれることってあんまりなかったんじゃないかな。

ー20人以上のキャラクターが出てきて、かつそれぞれがしっかり掘り下げられていますもんね。

ひらりさ:そうですね。読者としては、由希か夾をメインのお気に入りとしつつ、ほかのイケメンも掘り下げられるし好きになれるっていうのが新鮮で面白かったです。90年代は、時代的に乙女ゲームのはしりが出ていたタイミングでもあって。ひとつの作品のなかで複数の恋愛ルートを妄想できるフォーマットは漫画でもこの辺りから盛り上がったのでは、と思っています。

あと『フルバ』をはじめ『花ゆめ』に掲載されていた作品は、心の闇を思いっきり描くところが当時は衝撃的でした。

ー由希は母親からネグレクトに近い扱いを受けていたり、夾も自分が原因で母親が自死してしまうなど、しんどいバックグラウンドの持ち主たちでモノローグもめちゃくちゃ重々しいですね。

ひらりさ:『フルバ』は家族の話なので、いわゆる「毒親」がけっこう登場します。当時はまだ言葉としてはなかったですけれど。それに『フルバ』は主人公の透が、強靭なメンタリティで由希や夾の心を癒すという、メンタルケアの話でもある。改めて考えると、トラウマを抱える人を励ましたり癒したりすることが前提となっている人間関係なので、共依存になっちゃいそうな危うさはありますね。

ー『花ゆめ』メインの読者層である中・高生が読むにしては重すぎる話の気もします。

ひらりさ:濃厚ですよね。小説を読んでるくらいの心情描写だったので、映画とかほかのメディアを見る余裕というか隙間が全然なくて、当時は漫画ばかり読んでました。

「おもしれー女」は眼差しの対象になりがち。多面的なヒロインの登場

ひらりさ:『フルバ』完結は2006年なのですが、高屋奈月先生の長期療養により2000年に1年の休載があったんです。熱中していた分、私の漫画ヒストリーのなかでもかなり大きな事件でした。『なかよし』のときと同様に、何かほかにはまれる作品はないだろうかと探しているなかで、『LaLa』も読むようになって。

ー『LaLa』ではどんな作品を読んでいたのでしょう?

ひらりさ:『彼氏彼女の事情』(以下、『カレカノ』)、『桜蘭高校ホスト部』(以下『桜蘭高校』)などですね。『LaLa』や『花ゆめ』を読むようになって、多面的なヒロインが出てきて面白いなと思ってました。

例えば、『なかよし』読者のときは、『セーラームーン』のうさぎちゃんみたいな「普通の女の子がすごい頑張る」というある種のフォーマットを受けとって、主人公に感情移入しながら楽しんでいたんですけど。『カレカノ』の雪野は、頭も性格もいいパーフェクトな美少女を演じてるんだけど、じつは雑草根性の庶民だという二面的なパーソナリティと、強靭なメンタリティを持っている。いわゆる「おもしれー女」で感情移入をしづらいんですよ。後半、雪野の彼氏である有馬総一郎視点で見た雪野への羨望も描かれますし。

ーたしかに。雪野に共感したり自分を重ねたりはしないかも。

ひらりさ:だからこそ『カレカノ』はオムニバスなんだと思うんです。感情移入できたり、自分を投影できたりするキャラクターが読者それぞれにいるみたいな。私が低年齢向けの雑誌から少し上の年齢向けの雑誌に移行したこともあるとは思うのですが、俯瞰で見ても00年代にこの傾向が強まった気がしています。

『のだめカンタービレ』『ハチミツとクローバー』は掲載誌が女性向けなので、少女漫画からは少し外れるかもしれないですが、この2作品もそのパターンです。のだめも「おもしれー女」すぎて、読者は千秋のほうに感情移入しやすいし、『ハチクロ』もはぐちゃんより竹本くんに共感する。「おもしれー女」は、共感ではなくて、眼差しの対象になりがちなんだと思います。

90年代の作品にはブランドが多出。少女漫画を通して刷り込まれる資本主義

ひらりさ:あと今回、このインタビューを受けるに当たって、少女漫画について再考するなかで、90年代前半の少女漫画って実際のブランド名がけっこう出てくるなって思ったんですよ。今やジャンルを超えて活躍している漫画家集団・CLAMPは、超人気同人作家だった背景もあってか、当時めちゃくちゃハイブランドを出していた。例えば『東京BABYLON』という陰陽師を描いた漫画があるんですが、依頼人が呪われていると思ったら、じつはセールで奪い合ったCHANELの服に生き霊がついていたというエピソードが印象的でした。しれっと資本主義が入れ込まれているんです。

ーなるほど。たしかに、少女漫画はけっこうお金の話がでてきますね。

ひらりさ:世紀末を越えて00年代からは、どんどん質素になっている印象がありました(笑)。借金をかかえていたりお金がなくて貧乏だったりするヒロインが、ひとつのフォーマットとして定着してきたなあとか。『桜蘭高校』は主人公・ハルヒが学校で超高価な壺を割ってしまって、その弁償をするためにホスト部でバイトするところから物語がはじまるし、『フルバ』の透も貧乏すぎてテント生活をしているところを草摩家に助けられる。

最近だと『椿町ロンリープラネット』も、お父さんの借金を返すために高校生の主人公が家政婦として小説家の家に居候します。そういえば、「借金したり身寄りをなくして居候」という系譜もありますね。小説家の家に居候しがち(笑)。

『椿町ロンリープラネット』。『マーガレット』にて2015年〜2019年に連載。(集英社マーガレット編集部公式Instagramより)

ーお金がないところを助けてもらうのは少女漫画あるあるですね(笑)。

ひらりさ:少年漫画はお金がないとか、天涯孤独とかになったら冒険にでますけど、少女漫画では誰かに助けてもらって物語がはじまります。お金の事情により男の子と関わり出すという物語のかたちは、00年代から強化されたんじゃないでしょうか。景気がいいときはやっぱり、お金をちょっとずつ返していくみたいなことってあんまりなかった気がするので。返す借金も、『椿町ロンリープラネット』だと600万円なんですよ。なんか、リアルすぎる数字で……。

ー資本主義と少女漫画は別枠で深掘りしてみたいですね。

ひらりさ:資本主義っていうところで言うと、女性の労働の描かれ方も確実に変化しています。とにかくみんな、働いてお金を稼ぐようになったなと。家事労働も専業主婦というかたちではなく、何かしら対価をもらって仕事としてやるシチュエーションが多いように思います。

『カレカノ』の雪野なんかは、20歳前後で子どもを産んだのち、大学に行って最終的に医者になってますしね。女性の経済的な自立という点は、漫画をつくる側も社会の変化をちゃんと意識してつくっていると思います。

恋愛のメインプレイヤーじゃなくてもいい。10年代以降の「推し」からはじまる恋

ひらりさ:恋愛じゃなく、お金の事情から物語がはじまるかたちが00年代に強化されたと言いましたけど、2010年前後くらいからは「オタク」が主体だったり「推し」からはじまる恋愛のかたちがどんどん出てきていますよね。自分がプレイヤーになる恋愛には興味がないっていう側面が強調されていくというか。

ー作品で言うとどのあたりでしょう?

ひらりさ:代表的なのは『ヤマトナデシコ七変化♥』とか『私がモテてどうすんだ』とか。何かにすごくはまって、現実世界の男とか自分とかに興味がないし、見た目もあんまり気にしていません、みたいなオタクの女の子が、何かしらの事情により男の子と一緒にいるようになる、みたいな。ここらへんは私の専門ですけど、00年代ってコミックエッセイの分野で「腐女子の自分語り」がすごく流行っていたんです。『となりの801ちゃん』とかでオタクの存在が可視化されるにつれ、フィクションの分野でも盛り上がったのではないかと思います。最近だと『顔だけじゃ好きになりません』とかすごい。

『顔だけじゃ好きになりません』。『花とゆめ』にて2020年より連載中(花とゆめ編集部公式Instagramより)

ー『花ゆめ』で連載中の作品ですね。

ひらりさ:この作品はもはや推しの対象がアイドルとかでもないわけですよ。同じ学校のめちゃくちゃ顔のいい先輩を、オタク的に遠くから愛でてSNSを見てにやけていたら、あることがきっかけで彼のSNSの「中の人」をやることになってしまうという。イケメンを映えさせる能力を買われて関係が進んでいくんです。

ー仕事してますね(笑)。

ひらりさ:そうなんです! 推しのために、能力を活かして仕事する(笑)。『ジェンダーレス男子に愛されています。』もそうですよね。『FEEL YOUNG』掲載なので少女漫画枠ではないですが……中性的な見た目でばかにされていたクラスメイトの男の子に「そのままでいい」と言ったことが縁で、大人になってから付き合いはじめ、ジェンダーレスな彼のプロデュースもする。

『ジェンダーレス男子に愛されています。』。『FEEL YOUNG』にて2018年より連載中(フィール・ヤング編集部公式Instagramより)

ーそう考えるとあんまり恋愛に重きをおかなくなってきているのでしょうか。

ひらりさ:好きになられたいという欲望はあるんじゃないでしょうか。そして、男の子に追いかけられたり好きになられたりする理由を、ささやかなところに持ちたい、みたいな。

ーSNS運用がうまいとか、プロデュース力があるとか。

ひらりさ:一昔前は「トラウマを克服する」とかケアみたいだったのがだいぶ身近に(笑)。『素敵な彼氏』は、とにかく素敵な恋愛に憧れている女の子が、でもじつは「恋愛」の内実がわからず恋に恋しているがゆえに、読者から見ると両思いのヒーローとすれ違い続けるという構成で面白かったです。さすがベテランの河原和音先生、という作劇で……。

話が少しずれちゃうかもしれないですが、漫画編集部の人に聞いたところによれば、最近は物語がはじまって早々にカップリングが成立することが多いらしいです。付き合うかどうかわからない状態を楽しむのではなく、成就した状態でイチャイチャを楽しみたいっていう傾向があるからだそうです。ストーリー的に期待を裏切られたくないみたいな。

ーハラハラ、ドキドキはしたくないっていうことでしょうか?

ひらりさ:心理的な安全性がほしいのかもしれません。そう考えると先にあげた『フルバ』とか、すえのぶけいこ先生の『ビタミン』みたいな、心理描写や人間の闇をドロドロに描く作品は、少女漫画レーベルからは減っているのかもしれないですね。

どんなヒロインでもあり。ジェンダーロールを乗り越えていく少女漫画

ひらりさ:あとそうだ、さっき『ジェンダーレス男子に愛されています。』の話をしましたが、男らしさ、女らしさのベースの価値観も変化していますよね。『花ざかりの君たちへ』『桜蘭高校』のような、「何らかの事情があって男装・女装しなければ」というシチュエーションの漫画のヒットを見かけない。

例えば、やまもり三香先生の『うるわしの宵の月』の主人公・宵は、王子と呼ばれて女の子のファンもいるほど美しくボーイッシュな女の子だけど、それはまわりが勝手に騒いでいるだけで、本人は「王子」と呼ばれることを良しとしていないし、かつての男装 / 女装もののようにジェンダーを撹乱していく面白さを重視しているというよりは、「美しいもの同士の恋愛」のほうに話の筋が置かれている印象です。

ー見た目に関する性差はどんどんなくなってきているので、女装・男装はもしかしたら過去のものになるかもしれないですね。

ひらりさ:見た目だけでなくジェンダーロールの部分も変わっていっていると思います。『末永くよろしくお願いします』という『LaLa』に連載されている漫画は、お父さんを亡くして天涯孤独になった女子高生を書道家が引き取る年の差ものです。ポリコレ的に年の差って大丈夫なのかなと読みはじめたときは思ったんですけど……ヒロイン側がガンガン迫ってヒーローが必死に逃げることで倫理が保たれているという(笑)。ヒロインが壁ドンしたりとか、昔だったらヒーローの方がやっていたことをどんどんやる。乙女ゲームのスチルみたいなコマがたくさんあるし、ヒーロー以外も男女問わず彼女に落ちる。それがすごく面白くて。普通の女の子が、女の子の格好のまま「男前」とされることをするのが肯定されているのは、いいなあと思います。

見た目的にも女らしさ、男らしさを脱却しているし、ジェンダーロールからも外れたことをする。そういうヒロインがどんどん出てきていていいなって思いますね。

『末長くよろしくお願いします』。『LaLa』にて2020年より連載中。(LaLa編集部公式Instagramより)

ーヒロイン像に定番がなくなってきた感じですね。

ひらりさ:そうですね。ああそうだ、10年代は『となりの怪物くん』と『オオカミ少女と黒王子』のヒットもありましたよね。水谷雫みたいなサイコパスみのある子だったり、篠原エリカみたいに嘘ばかりつく子だったり、共感どころか応援もしづらいヒロインが支持されたのが、これからどうなっていくのかなあとは気になっています。

ー本当に、あらゆるタイプのヒロインが出揃ってきたんだな、と改めて思います。

ひらりさ:いまはそこから一足飛んで、悪役令嬢ものも流行ってますしね。漫画を読むメディアの変化も、それを後押ししてる時代なのかなあと。読者は、紙じゃなくてウェブで漫画を読むようになっていると思うので、「この雑誌はこういう作品」みたいなレーベルの違いや少女 / 少年漫画という意識も変わってきているのかもしれないですよね。あと韓国のウェブトゥーンも勢いがあるし、これからもどんどん変わっていきそうです。最近だと阿賀沢紅茶さんの『氷の城壁』とか、ウェブトゥーンと少女漫画の文脈が混じり合うとこうなるんだと思って読んでいます。最近あんまり漫画を読めてなかったのですが、今回お話しするなかでまた読みはじめようと思いました!

プロフィール
ひらりさ

1989年東京生まれ。会社員として働くかたわら、オタク女子ユニット「劇団雌猫」のメンバーとして活動を開始。オタク文化、BL、美意識、消費などに関するエッセイやインタビュー、レビューを執筆する。2021年に退職しイギリスの大学院に留学。2022年に修士号を取得。著書に『沼で溺れてみたけれど』(講談社)、『それでも女をやっていく』(ワニブックス)がある。



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