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映像集団「革命トマト」による長編映画第1弾『カマチョップ』が下北沢シネマアートンにて上映

ボンクラ幽霊コンビ「カマチョップ」が奔走する、オフビート・ヒューマン・ドラマ『カマチョップ』がシネマアートン下北沢にて1月25日まで上映中。

「シューシュポスの神話」をモチーフに、他者との意志疎通が希薄になった現代社会における愛と宿命を描いたシリーズ第1作。70万円という低予算ながら俳優、大森南明氏、木下ほうか氏ら若手の実力派俳優、ミュージシャンが集結している。

「カマチョップ」が下北沢で上映されるのは2回目。1回目は1日のみの限定として、今年8月に北沢タウンホールで行われた上映イベントで公開。全国から噂を聞きつけた映画ファンが集まって大盛況となり、今回の劇場上映が決定した。

映画『カマチョップ』は監督・松本庵路氏がかねてから着目していたこの宿命の物語を現代社会に投影したもの。幽霊となって死に神の指令を全うしなくてはならないカマチョップもまた、その宿命を半分は強制的に、半分は自発的に行うのである。今回の物語は借金苦のニートの息子に老後のために貯めていたお金を渡すため、都会の路地を探し歩く母親のエピソードが中心となっているが、この“親子”という人間関係もまた、避けられない宿命と言える。

革命トマトは『KAMACHOP』part2の制作に向かって走り出しており、注目を集めるこの第1作を見逃さずに待ちわびたい。

落雷で死亡したカマチ(鎌地広行)とチョップ(原田武明)、通称カマチョップは幽霊となって新宿のとあるホテルの一室に居座っている。その部屋に博多から岩瀬智恵子(四天王寺紅)という年増の女が宿泊にやってくる。智恵子の上京目的は、借金を重ねて借金取りから逃げ回るニートの息子・岩瀬圭一(桐谷健太)に、自らが老後のために貯めたお金を渡すためだった。しかし死に神・恵比寿(大森南朋)は、理由も告げずに母子が会うことを阻止するようカマチョップに命令する……。

『カマチョップ 』
2008年1月5日(土)~1月25日(金)
監督・脚本・編集:松本庵路
出演:鎌地広行、原田武明
製作:革命トマト
配給:革命トマト

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